ゲスト魚レシピ:「二ザダイ」の刺し身 冬と春は生食がオススメ
2021年11月01日 16:30
抜粋
磯釣りのゲストとして知られる二ザダイ。引きが強くて、魚体はまさに筋肉質。しかし、夏から秋は臭いが気になります。そこで、今回は季節で味がかわる二ザダイの生食レシピを紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松田正記)


二ザダイとは
二ザダイはフカセ、ブッ込み、カゴ釣りとどんな釣り方でもハリ掛かりします。引きが強く、根に張り付くことから、上手なやり取りが要求される魚でもあります。
尾っぽの近くに3本の剣(トゲ)があることから、「サンノジ」。南九州ではエサを吸って吐きながら食べることで、「スッコベ」とも呼びます。
おいしい時季とサイズ
おいしい時季は冬から春で、夏から秋は釣り上げたときから鼻にツンとくる臭いがするため、リリースする人が大半です。その年により多少前後しますが、南九州では11月後半から4月上旬までは好んで食べる人が多いようです。
型は30~40cmが平均。時折50cm前後が交じり、まれに60cmを超す大物も上がります。二ザダイは大型になるほど脂がのっておいしいと言われます。
釣り場での下処理
釣り上げた二ザダイはまず、魚絞めなどで絞めます。魚がおとなしくなったところで、ナイフを使って頭とわたを取ります。あとは海水でよく洗い、クーラーボックスに収めます。
頭を落とし内臓を取っておく(提供:TSURINEWSライター松田正記)自宅での下処理
持ち帰った二ザダイは、血合を取りながら、水洗いします。皮は、たわしを使ってゴシゴシ洗うと滑りが取れます。これをキッチンペーパーで包み、ラップをして冷蔵室のチルドに入れます。そのまま1~2日寝かせて熟成させると、うまみ成分がグンと増します。
寝かせるとうまみが増す(提供:TSURINEWSライター松田正記)おろす前にひと手間
次に二ザダイのおろし方です。一般的な3枚おろしで構いませんが、尾っぽの剣で怪我をしないよう注意が必要です。まな板にのせた時点で、尾っぽを切り落としておくといいでしょう。
怪我しないよう尾を切っておく(提供:TSURINEWSライター松田正記)3枚おろし
3枚におろす際は一般的な方法でOK。二ザダイはウロコがないのでさばきやすく、身に弾力があるため、比較的ラクにおろせます。
比較的おろしやすいニザダイ(提供:TSURINEWSライター松田正記)皮を剥ぐ
おろした二ザダイは皮を剥ぎます。ほかの魚に比べて皮が硬いため、途中で千切れることはなく、シュシュッとラクに剥げます。
川は硬く剥ぎやすい(提供:TSURINEWSライター松田正記)中骨と腹骨を取る
皮を剥いだ二ザダイは中骨と腹骨を取り、柵取りにします。この時、血合が気になる人は少し取っておくといいでしょう。
中骨を取って柵にする(提供:TSURINEWSライター松田正記)おすすめの食べ方
あとは刺し身の要領で7~8mmの幅で斜め切りにし、ワサビじょう油や酢みそで食べると最高です。
酢みその割り下は次の通り。みそ:1、砂糖:1、酢:1、ワサビ:0.5をよく混ぜます。しょう油で食べる場合は、ゆずコショーも合います。
ニザダイの刺し身(提供:TSURINEWSライター松田正記)生食に限る
以前紹介したオジサンと同様、二ザダイも脂が多い魚なので、火を通すと独特な磯臭さが出ます。そのため、生食に向いています。
保存の仕方
どうしても余った場合は、〝志那てん〟用の衣にくぐらせ、フライ用としてパン粉を付けて冷凍しておきます。
衣の作り方は、小麦粉:大さじ3、おろしニンニク:小さじ2分の1、おろしショウガ:小さじ2分の1、濃口しょう油:小さじ1をよく混ぜまず。冷凍保存の場合は6か月以内を目安にしてください。
<松田正記/TSURINEWSライター>
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