船ヒラメ釣りが続々解禁 記者が感じる【釣れない人&釣る人の特徴3選】

2021年11月06日 17:00

[TSURINEWS]

抜粋

11月、各地で解禁・開幕する船ヒラメ釣り。解禁直後の注意点などを紹介と併せて【あまり釣れない人】【よく釣る人】それぞれの特徴を3つ紹介。

(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS編集部・大高)

船ヒラメ釣りが続々解禁 記者が感じる【釣れない人&釣る人の特徴3選】

開幕直後に釣行するメリット

ヒラメは資源保護の観点から禁漁期間を設けている海域や地域が多数。また、脂を蓄えた秋~冬の好シーズンのみに自主的に出船しているエリアも。

つまり、解禁日やシーズン序盤はスレ知らずの魚たちが相手となるため、比較的釣りやすいと言われている。これは間違いなく、大きなメリット(ちなみに、デメリットを上げるとすれば、これらを理由に釣り人が多くなるという点だろうか)。

しかし、「そんな好条件ならば誰でも簡単に爆釣?」かと問われれば、答えはNO。これまで解禁日などに取材をしてきた経験から、やはり釣る人はしっかりと準備をしている。

船ヒラメ釣りが続々解禁 記者が感じる【釣れない人&釣る人の特徴3選】ヒラメシーズン開幕(撮影:TSURINEWS編集部・大高)

乗船前の準備

特に注意したいのは以下の3点。

1、満船で乗れない

解禁日~直後は釣り人が多数。前年の解禁日に翌年の予約をする人もいるくらいだ。複数船やスタッフを所有している船宿もあるが、それでも人気の釣り物となるので、早めの乗船予約などを勧める。

2、余裕を持って港へ

一部では港を上げてのお祭り状態となるため、余裕を持って到着することを勧める。釣り座が受け付け先着順となる場合は特に余裕を持って到着したい。

3、解禁だから釣れるわけではない

釣期が定められた釣りならば誰でも想像するはず。「初日は爆釣だろう」と……。しかし、相手は自然界。そう甘くはいかない。さまざまな条件を想定して準備してきた釣り人に自然界の女神は微笑む?

しっかりと開幕に備えよう。

釣れない人の特徴3選

好条件がそろっているにもかかわらず、どうしても釣れない人というのは存在する。そんな人に共通する特徴をあえて3つ挙げると

1、置きザオ&動かし過ぎ

不精な人に多いのが、仕掛けを投入したらずっと置きザオにしているケース。また逆に、近年のタックルのライト化に伴い手持ちでひたすら誘い続けたものの釣れない というパターンも。

両者に共通して起こりやすいのが「仕掛けが底から大きく離れてしまいやすい」こと。この釣りの基本は、底上を釣るということで、底から数十mも離れてしまうとなかなかアタリがもらえない。

根周りなどを狙うため船が少しずれただけで、水深数10mもかわったなんていうこともある。そのため、置きザオやずっと手持ちで誘い続けていると、知らぬ間に底からどんどん仕掛けが離れて行ってしまうケースが多いようだ。

こまめに底を取り直して、「オモリトントン」などと言われ、船の上下動でオモリが底をたたく程度のタナ取りがベターとされている。

こういった人は周囲の釣り人と狙っているタナが違う場合が多いので、ハマれば大爆釣/ハマらなければアタリなしというギャンブル性が高すぎる、釣りとは言えないものになってしまい、結果的に釣果に恵まれにくい。

船ヒラメ釣りが続々解禁 記者が感じる【釣れない人&釣る人の特徴3選】置きザオ(撮影:TSURINEWS編集部・大高)

2、エサの扱いが雑

関東や中部エリアでは生きたイワシ、九州では活アジなどが一般的。これをなるべく弱らせないように素早くハリ付けして、投入することがこの釣りのキモ。当然、この時にハリを雑に付けると海中で暴れているうちに外れてしまったり、強く握りしめて握ったりするとたちまち弱ってしまう。

また、「活エサなら何もしないでも釣れるでしょ」という考えも危険だ。投入方法やエサ付け次第で持ちがかわるし、長く持つエサの方が当然チャンスタイムも長い。「活エサは丁寧に」これが基本だ。

船ヒラメ釣りが続々解禁 記者が感じる【釣れない人&釣る人の特徴3選】エサ付け例(撮影:TSURINEWS編集部・大高)

3、釣れない理由から探す

「きょうは船長がいいところに連れて行ってくれなかった」「釣り座がよくない」「人が多すぎる」何かにつけて釣れない理由から探すのはかなりの危険信号。

ダメな理由から潰していくことで、釣果アップを狙うのは決して悪くないが、それだけでは釣りの可能性を狭めてしまう。特に、シーズン序盤はデメリットとして挙げたように混雑するので人の多さなどの条件を言い訳にしやすい。こうなると、あきらめムード一方で状況は好転せず、釣果は伸びず……。

これらに共通して言えることは、何かに固執しすぎていること。「解禁日だから」「去年はこの釣り方で釣れたから」「ネットでこのタックルなら間違いないと書いてあったから」など……。何かに固執してしまうと、状況にあった釣りができずに結局貧果でで終わってしまう。

また、自分の考えに執着するあまりに船長や仲乗りがアドバイスをしても聞く耳を持たない人のもいただけない。釣れない理由を考えるなら、ほかに何かできることがないか?例えば、

・手持ちをやめて置きザオにしてみる
・置きザオをやめて手持ちでたまに誘ってみる
・仕掛けを交換してみる
・ハリスの長さをかえてみよう

できることはたくさんあるはず、前向きに考えて実行してみよう。

船ヒラメ釣りが続々解禁 記者が感じる【釣れない人&釣る人の特徴3選】アドバイスを聞くのも重要(撮影:TSURINEWS編集部・大高)

釣れる人の特徴3選

反対に釣れる人の特徴を3つ紹介する。

1、状況に合わせた釣り

季節は秋~冬に移りかわろうというころ。海況や天候は端境期となるため、必ずしもいい条件が揃うわけではない。そんなとき釣る人はどんなことをやっているのだろうか。

まずは、サオ。定番ではあるが、波が高ければ長く軟らかめのものを使い、船の上下動を吸収させる。逆にナギ倒れに近いほど風も潮流れもない場合は、やや短め、硬めのサオで積極的に誘うなど。

2セット持ってきているという人も多く。「釣り場に着くころにどっちのサオを出すか決めるよ」とあくまでも自然条件を最優先でタックルを選ぶ人もいる。

また、仕掛けについても同様で、あまり潮が速ければ捨てイトは長めにとったり、逆の場合は短くしたり。ハリスの長さによってエサが泳ぐ層がかわるので、ここをかえるのも有効だ。

ある取材時には、なかなか底近くのタナをキープできないビギナーに船長がアドバイスし、市販品の仕掛けの捨てイトを半分くらいに調整したところ3連釣というケースもあった。

単純に捨てイトが短くなればなるほどオモリの着底がわかりやすくなる。「釣りに慣れていない人には意外と効果的なんだよ」と教えてくれたことがある。

2、エサの扱いが丁寧

ある程度ヒラメ釣りをやり込んでくるうちに「あの人は死んだエサでもよく釣る」「デッドベイトの方が食わせやすい」などという会話を聞いたことはないだろうか?上級者レベルになると、「エサが悪い」は言い訳にはならない。

以前の取材で、イトから伝わる活エサの反応から弱り具合を判断し、一度かじられて瀕死の状態になったらロッドアクションや落とし込みなどで一気に動かして、ルアー釣りのように食わせた場面を見たことがある。

あくまでも、極端な例だが、エサが弱ったならそれをどう使うかを考えてヒットにつなげた好例だろう。もちろんこういった上級者は配られたエサを元気なうちは丁寧に取り扱い、ベストコンディションで使い切る。「活きエサならだれでも釣れる」と考えている人は、参考にしてみては?

船ヒラメ釣りが続々解禁 記者が感じる【釣れない人&釣る人の特徴3選】死んだエサでも釣れる?(撮影:TSURINEWS編集部・大高)

3、やっぱり通っている

「毎年解禁日には来ているよ」「シーズン中はヒラメしかやらないんだ」など……。たくさん釣る人はやっぱり何度も通っている。こうして通っているうちに、「波が高い日はこのサオの方がいい」、「潮が流れなければハリスは●cmにした方がいい」などの情報を蓄積している。

しかも、釣る人がすごいところは、それに固執せず「でもきょうはこっちかも」とさまざまなパターンを試す点だろう。釣行経験で得た膨大な情報を整理し、ときには疑って検証する。好釣果の陰にはそんな努力があるようだ。

また、通っているうちに船長や常連たちとのコミュニケーションも増え、エサのコンディションや直近の傾向など、さりげない会話の中に釣るためのヒントを得ている。

これらに共通する点は、釣れない人とは反対に「まず試してみよう」という積極的な姿勢だ。慣れるまではいろいろと試しすぎるのも混乱してしまうが、今ある条件でできるかぎりのことをやってみようという姿勢が大事だ。

船ヒラメ釣りが続々解禁 記者が感じる【釣れない人&釣る人の特徴3選】置きザオを手持ちへ(撮影:TSURINEWS編集部・大高)

まずはこの祭りを楽しもう!

解禁日の港は多くの釣り人があつまるまさにお祭り。別の船に乗った時に「今年●●のヒラメ解禁日行ったんですよ」と話せば、釣り好きならきっと食いつくはずだ。

そして、今後は水温の低下とともに大型が狙えるようにもなってくる。このときも、シーズン序盤での釣行経験がきっと生きるはずだ。船釣りにおける秋~冬の花形ヒラメ釣りを楽しもう。

船ヒラメ釣りが続々解禁 記者が感じる【釣れない人&釣る人の特徴3選】取り込まれるヒラメ(撮影:TSURINEWS編集部・大高)
 

幸栄丸

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幸栄丸(こうえいまる)  >

多数の船で数多くの旬の釣り物に対応するだけでなく、早くから「女性に優しい船宿」として、専用の更衣室やトイレも完備。また、釣ったイカを生きたまま持ち帰ることができる活イカパックも早期から導入。【男性・女性】【ビギナー・ベテラン】【大物狙い・数狙い】など性別や好みを問わず、数多くの人が大満足の釣り体験を提供してくれる。また、近隣に直営の魚介類専門店「浜焼き漁師小屋」も営業、釣行後の食事や土産の購入も可能。

 

ニビヤ吉栄丸

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ニビヤ吉栄丸(にびやよしえいまる)  >

大きな船ではないですが、その分、船長との距離が近くコミュニケーションが取りやすいのが魅力です。口数は少なめですが温厚な船長の人柄に惹かれて常連になった人もいるほど。数人の仲間や家族で貸切るにも最適です。大原沖で狙える釣りものには幅広く対応してくれる柔軟な船宿です。

 

つる丸

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つる丸(つるまる)  >

いつもニコニコな大船長と、イケメンの若船長が舵を握るつる丸。二人とも人当たりが柔らかく、奇麗な大型船で快適な休日を満喫できます。更衣室やトイレといった設備が充実しているので、女性や子ども連れにも特にオススメできる船宿です。

 

直栄丸

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直栄丸(なおえいまる)  >

臭いが服やタオルに付かないようにコマセ(寄せエサ)を洗ってから配るほどお客様目線のサービスが徹底されている船宿です。ちょっとコワモテの船長ですが、実はとても優しく丁寧な人格者。通年のコマセハナダイを得意としながら旬のイサキ、夏からのヒラメなどで受付。駐車場所の目の前が船着場という便利さも嬉しいポイントです。

 

石川丸

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石川丸(いしかわまる)  >

大型船3隻体制で、四季折々の人気の釣り物が楽しめます。春はアジやメバル、マダイ、夏はイサキやキス、タコ、タチウオ、秋はマダイやカワハギ、冬はフグやヒラメ、青物など中小物から大物までお任せください。ビギナーからベテランまで幅広いお客様に愛される船宿です。

 

七福丸

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七福丸(しちふくまる)  >

大型船2隻と中型船1隻(元栄丸)の3隻体制で営業中。フグ、カワハギ、イサキ、アジ、キスなどの中物をメインに、イワシ泳がせで狙うヒラメや青物、ウタセマダイなど大物釣りも楽しめます。近年はジギングやタイラバ、エギタコなどルアーでの出船も行ってます。乗合メインに仕立も対応。

 

山洋丸

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山洋丸(さんようまる)  >

キハダ、メバチ狙いのパヤオジギング、人気のトンジギ、青物&マダイなど近海ジギングのほか、ウタセマダイやイワシ泳がせのヒラメ釣りならお任せ。生きイワシを確保している間は、年中泳がせ釣りに対応。大型船2隻で、四季折々の釣りに対応しています。

 

かもめ釣船

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かもめ釣船(かもめつりぶね)  >

伊勢湾をフィールドにマダコ、マダカ、ヒラメ、マゴチ、キジハタ、カワハギなど狙います。名古屋方面からアクセス良く、当船ならではの釣りが楽しめる。おだやかな湾内の釣りがメインのため、ファミリー&初心者の方も気軽に楽しめます。

 

金生丸

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金生丸(きんせいまる)  >

福岡県の地島を母港とする釣り船「金生丸」で、地島・沖ノ島・小呂ノ島で船釣りを楽しみませんか?ベテランの方から初めての方、女性、お子様まで、釣りを満喫したい方大歓迎です!最終結果だけでなく、出港から着港まで金生丸を思い切り楽しんで頂きたいと思っております!地島・沖ノ島・小呂ノ島の事を長年に渡って知り尽くしたスタッフが、お客様に釣りのポイントやコツを伝授致します!みなさんで楽しく釣るもよし、大物を狙うのもよし。是非、福岡の遊漁船「金生丸」で釣りをお楽しみ下さい。まずは、お気軽にお問い合わせ下さい!

 

宝寿丸

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宝寿丸(ほうじゅまる)  >

福岡県宗像市・鐘崎漁港から出船している沖五目釣り専門船の宝寿丸。玄界灘の多数のポイントを把握しており、釣果に自信ありです! 甘鯛・レンコダイ・イトヨリはもちろん、アオナ・タカバ・ボッコなどの高級根魚もターゲットにしています。シーズンによってはイサキ釣りやアジ泳がせ釣りも案内中です。船は全長16メートル、重量8トン、最大定員は10名までとなっております。ゆったりとした船で快適な釣りをどうぞ!

 

大黒丸

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大黒丸(だいこくまる)  >

大黒丸では大人気のエギングが楽しめるため、春のハイシーズンになると大型アオリイカを狙うアングラーが後を絶ちません!そのほかヒラメ狙いのアジ泳がせ釣りをはじめ、夜焚きイカ釣り、落とし込み、タイラバ、ジギングなど幅広いジャンルの釣りにも精通していますよ☆

 

大福丸

船宿の画像
大福丸(だいふくまる)  >

福岡県宗像市・鐘崎漁港から案内をしている地島・大福丸。玄界灘での面白く楽しい釣りを堪能でき、釣果も期待十分です。人気の沖五目釣りではレンコ・アマ・イトヨリ・アオナ・タカバ・ボッコ・アコウなどの高級魚まで幅広く狙えます。ほかアジ泳がせや、落とし込み、イサキ釣りもお勧めです。船は全長11.6メートル、重量4.9トン、最大定員8名までとなっております。ぜひ、ご利用ください。

 

明生丸

船宿の画像
明生丸(みょうじょうまる)  >

明生丸は、長年玄界灘の漁場を走り回り、漁をこなしてきた経験と知識をフル活用して、長さのある安定したこの船で皆様を楽しい釣りをご案内しております。漁をしておりますので、遊漁使用ではありませんが、船の定期点検・整備は欠かさず行っておりますので、ご安心下さい。

<大高/TSURINEWS編集部>

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