スイムベイトのおすすめ大特集!どのスイムベイトならバス・シーバスが釣れるの?
2020年02月20日 12:00
抜粋
スイムベイトのおすすめ大特集!どのスイムベイトならバス・シーバスが釣れるの?
ビッグベイトと呼ばれるジョイント系ルアーも、軟質ボディのシャッドテール系ルアーも、はたまたワームのシャッドテールも、全てひっくるめてスイムベイトというカテゴリーに含まれるのではないでしょうか。
最後尾に付いたテールが、左右に力強くアクションすることで、バスはその存在に気づき近寄ってきます。
そして無防備状態であることがしっかり伝わった瞬間、豪快にバイトしてくるのです。
こんなに強いルアーは他に比較するものがなく、最近ではシーバスゲームでもひんぱんに使われるようになってきました。
ここではアングラーに人気のアイテムの中から、実際に使ってみて効果の高かったおすすめスイムベイトをご紹介しましょう。
スイムベイトとは
スイムベイトとは、フィッシュイーターたちの捕食対象となる小魚の無防備さを、ハードプラグや軟質系ルアーを使ってカタチにしたものです。
泳ぎっぷりは、まさに小魚そのもので、水平姿勢をキープしたまま、同じ層を等速で進むことができますよ。
ウエイトの重いものが結構多いので、キャストしようとすればヘビーからエキストラヘビーパワーのベイトロッドと、太いラインをたくさん巻けるベイトリールが欲しいところです。
小型のスイムベイトなら、通常のベイトタックルやスピニングタックルでも対応できるでしょう。
ただし、バスやシーバスのバイトを確実にフッキングに持ち込むためには、硬めのベイトロッドのほうが安心できるかもしれませんよ。
スイムベイトを使ってバス釣りを楽しんでいる動画はこちら
動画を見てみると、スイムベイトのフックがバスの口の外側から刺さっています。
ということは、激しいバイトもあれば、触れてターンするようなショートバイトもあることを覚悟しておかなければなりません。
左右に大きく振るアクションによって、フックの位置がフッキングに適さない方向を向いてしまうのかもしれないのです。
コンッ!とバイトを感じてもすぐにロッドを立てずに、しばらくスイムベイトをくわえさせたまま泳がせてみるのも、バラシ防止には効果的でしょう。
バス釣りにおすすめのスイムベイト
それではバス釣りにおすすめのスイムベイトから、詳しくご紹介します。
大小さまざまなサイズのスイムベイトが、各メーカーからリリースされていますが、テールの形状
どれも似通っていますね。
このシャッドテールデザインが、左右へ大きくウォブリングアクションを繰り出すのに適しているということでしょう。
JACKALL(ジャッカル) ワーム ベビーデラボール HMクリアースネーク.
ジャッカルからリリースされているこのスイムベイトは、ボディが真ん丸な形状になっているので、水を押し分け攪拌する能力が高いことで知られています。
クランクベイトが同じように真ん丸な形をしていますから、どちらも強めの水押し効果を期待したデザインといえるでしょう。
貫通した穴が、口先からお腹にかけて開いていますよ。
そこにラインを通して、お腹側に抜いたところで付属のトレブルフックにつなぎます。
それによってバスが食い付いた瞬間、フックはボディから離れてフッキングレスポンスが向上するようになっているのです。
バラシも抑えられますから、よく考えられた専用構造といえるでしょう。
ウエイトが11グラムしかないので、スピニングタックルでもキャストすることができます。
バス釣り初心者の人や、女性・お子様にも扱いやすいスイムベイトですね。
メガバス(Megabass) DARK SLEEPER 3inch 3/8oz.(ダークスリーパー3インチ3/8オンス) クリアピンク 35809
JACKALL(ジャッカル) スイムベイト ダンクル 7インチ 62g 俺達。スパーク ルアー
キャストしやすく操作性も高いのが、ジャッカル・ダンクルシリーズの強みでしょう。
遠投性能にも優れていますから、沖の水面に突き出た倒木カバーにも届けることができます。
実際に釣り場で使ってみましたが、水深7メートル程度のエリアに沈むカバーの上を通していても、まるでロケットのように垂直にバスが浮上してきて、ダンクルのお腹にバイトしてきましたよ。
軟質系ボディなので、バイトがひんぱんに発生するとボディ表面のあちこちに歯型が付きます。
だからといって破損したりちぎれてしまうようなトラブルは、まだありません。
トレーラーフックも装着しやすい構造ですから、バイトの数だけきっちりバスを拾えるのが嬉しいですね。
時期的には、春のスポーニングシーズンがおすすめで、シャローエリアをスローにリトリーブしていると、ビッグバスの豪快なバイトをとらえることができるでしょう。
JACKALL(ジャッカル) スイムベイト ダンクル 62g 7インチ ゴールドフラッシュギル
ダンクル7で自重が62グラムに達しています。
やはり専用のガッシリしたベイトタックルを、用意する必要があるでしょう。
7フィートを越えるヘビーやエクストラヘビーアクションのロッドに、20ポンドから30ポンドのラインを巻ける大型スプールを搭載したベイトリールをセットして、キャストしたいですね。
巻き取り時にも大きな負荷がベイトリールにかかりますから、ボディやギアに剛性感のあるものを選ぶようにしましょう。
例えば丸型のベイトリール、シマノのカルカッタコンクエスト300番や、ABU5000~6000番なら、安心して太いラインでフルキャストを実践できますよ。
GAN CRAFT(ガンクラフト) ルアー 鮎邪 JOINTED CLAW 178 15SS #15フラッシングGMチャト
ガンクラフトのジョイクロシリーズは、軟質ではないハードプラグのジョイント系ビッグベイトですが、カテゴリーはじゅうぶんスイムベイトに含まれるでしょう。
178タイプより小さな、つまりビッグではないジョイクロもあるのですから、スイムベイトとして認識してもかまわないはずです。
極めて完成度が高く感じるのは、長年に渡るトライ&エラーの積み重ねが効いているからで、バスはもちろんシーバスもよく釣れています。
最近では70ミリサイズのジョイクロまでリリースされましたから、より一層さまざまなフィッシュイーターをターゲットにできるようになりました。
JACKALL(ジャッカル) フロッグ グリンチ 135mm 20g チャートストライクギル
中空フロッグルアーのボディに、シャッドテールパーツが装備されたスイムベイトです。
しかもシャッドテールの向きが逆で、このほうがボディを越えてきた水流をとらえやすいとのこと。
ベジテーションなどのカバー周りでキャストを繰り返しても、ほぼ引っ掛からないのが大きなメリットですね。
当然バイトがあってもフッキングするのにテクニックが要ります。
ドバッと水面が割れても、すぐにはロッドを振り上げずに、犬の散歩をしているかのようにリードを自由に引っ張らせてみましょう。
左右どちらかにラインが流れたら、それとは逆の方向にロッドを倒して、ラインスラックをとってからフッキング動作を開始してください。
リールハンドルを回し続けて、ロッドの曲がりをキープすることがバラシを少なくする秘訣です。
素早くランディングすることも、忘れないでくださいね。
JACKALL(ジャッカル) ワーム ディズラ115 ナチュラルチャートテール.
ディズラの口先には、金属製の回転プロップが標準装備されています。
これによって他のスイムベイトには見られない水のヨレや攪拌効果を発生させることが可能になっていますよ。
テールの形状も独特で、既存モデルよりも一段階進化したスイムベイトといえるでしょう。
キャスタビリティも申し分なく、広範囲にキャストしてバスの反応をチェックすることができます。
シーバスなどのソルトウォーターゲームにおすすめのスイムベイト
シーバスゲーム用にも、スイムベイトが用意されています。
ジグヘッド+ワームという形式を採っているものもありますが、これもれっきとしたスイムベイトのひとつ。
サーフヒラメゲーム用に、チャターベイト仕様のジグヘッドがあるのも興味深いですね。
メガバス(Megabass) MAGBEAT(マグビート) チャートバック
COREMAN(コアマン) ルアー VJ-16 バイブレーションジグヘッド ゴールドヘッド/シャローイワシ
メガバス(Megabass) ワーム BOTTOM SLASH PLUS STARTER SET(ボトムスラッシュプラススターターセット) ゴールドヘッド 15g 37673
ソルトウォーターゲーム用のスイムベイトは、バス釣りで得たノウハウをしっかり吸収・消化して、海のフィッシュイーターたちに適したルアーに再構築されたものばかりです。
その効果的な仕様変更のおかげで、よく釣れるルアーがもうひとつ増えた状況を作り出すことに成功していますね。
スイムベイトは、基本的にサイレントアプローチになりますが、強烈な波動を伴なっているので、他のソルトルアーとはきっちり住み分けができているのです。
ルアーローテーションをすればバイトが増えるのは、こういう理由からだと推察てきますよね。
スイムベイトをフルキャストして大型魚を釣り上げよう!
スイムベイトの使い方やおすすめアイテムをご紹介しましたが、いかがでしたか?
ミノーやクランクベイト・バイブレーションプラグで反応がないときに、ワームに頼らなくても突破口を見出せる!というのは嬉しいですね。
強い水押し効果を武器に、ニュートラルモードで口を使おうとしないバス・シーバスなどをじっくり攻略してみましょう。
スイムベイトをキャストする際、自分の背後や左右に他のアングラーや通行している人の有無を、必ず確認してください。
ルアーサイズやウエイトが大きいので、バックスイングによってイメージよりも広い範囲にスイムベイトが届いてしまいます。
もし接触したら大ケガにつながりますので、じゅうぶん注意しましょう。