イカダからのヒラメ狙い泳がせ釣り入門解説 孫バリは必須ではない?

2021年11月09日 17:00

[TSURINEWS]

抜粋

初冬の沖釣り(船釣り)で人気のヒラメ。憧れの座布団級が、イカダからの泳がせ釣りでゲットできたらいかがだろう。今回はイカダで有効な釣り方などを紹介する。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松田正記)

イカダからのヒラメ狙い泳がせ釣り入門解説 孫バリは必須ではない?

泳がせ釣りタックル

イカダからのヒラメ狙い泳がせ釣り入門解説 孫バリは必須ではない?ヒラメタックル(作図:TSURINEWSライター松田正記)

まずはサオとリールについて。基本的に船釣りとほぼ同じで、安価なもので十分。目安としてサオは2m前後の30号、リールは小型の両軸。これにミチイトのPEライン2~3号またはナイロン6号を100mほど巻く。あとはサオが大物に引き込まれないよう尻手ロープを付けておく。

イカダからのヒラメ狙い泳がせ釣り入門解説 孫バリは必須ではない?使用タックル(提供:TSURINEWSライター松田正記)

基本的な泳がせ仕掛け

仕掛けは親バリと孫バリ(トリプルフック)を使った2段バリ。親バリは生きエサが動きやすいよう短軸の伊勢尼やグレバリがよく、孫バリも小さめを選ぶ。

ハリスの長さは40~50cmで、フロロの4~5号を使用する。最近は親バリがエサのサイズに合わせてスライドする便利な市販品もある。

イカダからのヒラメ狙い泳がせ釣り入門解説 孫バリは必須ではない?親バリと孫バリの2段バリ仕掛け(提供:TSURINEWSライター松田正記)

生きエサを確保

次にエサの確保。理想は現地でサビキ釣りなどにより、小アジやイワシゴを調達したい。だが、そう容易くはない。釣行の際は釣り具店で購入できる生きたギンパク(イダの若魚)や生きエビを用意しておく。むしろ、ギンパクやエビのほうがヒラメにとって珍しいためか、食いつきがいい場合もある。

イカダからのヒラメ狙い泳がせ釣り入門解説 孫バリは必須ではない?生きエビも有効(提供:TSURINEWSライター松田正記)

タナは底からちょい上げ

釣りの準備ができたら、ギンパクをハリに付ける。親バリは頭近くの背側に刺し、孫バリは尾っぽ近くの腹側に掛ける。ちなみに孫バリはエサに付けず、フリーでも構わない。これをゆっくり底まで降ろす。

イカダからのヒラメ狙い泳がせ釣り入門解説 孫バリは必須ではない?ギンパクにハリを刺す(提供:TSURINEWSライター松田正記)

イカダ周辺の水深は、おおむね15~30mの場所が多く、底から1mほど上のタナにエサを泳がせてアタリを待つ。

アタリとアワセ

ヒラメが寄ってくると、エサが逃げ惑うのか、穂先がブルブル震える。ここでじっくり食らいつくのを待ち、サオ先が〝お辞儀〟し始めたら、サオを持って少し送り込む。魚が勢いよく走りだしたら、大きくアワセを入れる。しかし、走らない場合は、再びサオを置いて待つ。

ヒラメはアワセのタイミングが難しく、早アワセは禁物。サオが海面に突っ込むまでじっくり待ったほうが、すっぽ抜けによるバラシが少ない。

釣れない時の対処法

以上が基本の釣り方だが、これで釣れない場合も多々ある。続いては釣れないときの対処法を紹介したい。

サオ出し方向を変える

サオ出しから30分以上が過ぎてもアタリがない場合は、近くにヒラメがいないか、食い気がないことになる。その時は、サオを出す方向を変えてみる。

イカダのサイズもいろいろあるが、大半の場所が1人2本までのサオ出しが可能なので、立ち位置を思い切ってかえるのも有効だ。

新鮮なエサと交換

これでもアタリがない時は新鮮なエサに付けかえる。ギンパクは生きエサの中で最も長持ちするものの、長いこと海に沈めておくと、動きが鈍くなる。ここは惜しまずにエサの鮮度を保つことを優先しよう。

「ながら」で他魚を狙う

また、ヒラメ釣りの傍らに、胴突きやテンビン釣りで他魚を狙う人も多い。手堅くアジや小ダイが釣れるだけでなく、まきエサの匂いや魚のはみ音(捕食する時の音)でヒラメを誘き寄せる効果もある。

1本バリに変更する

次に、アタリはあってもハリ掛かりしない場合。ここはシンプルに孫バリを外し、1本バリで攻めてみよう。エサの動きがよくなるだけでなく、ヒラメがエサを吸い込みやすくなる。

ちなみに、「食い渋りにはエビ」と言う人も少なくない。1本バリのエビの泳がせのみで、成果を上げるベテランもいる。

イカダからのヒラメ狙い泳がせ釣り入門解説 孫バリは必須ではない?1本バリも有効(提供:TSURINEWSライター松田正記)

タナを思い切って浅く

1本バリにするついでにタナを浅くしてみるのも効果的だ。ほとんどの人がベタ底や底からちょい上げを狙うが、ヒラメの目は上に付いていることから、意外にかなり上まで見えていると推測。

そのため、底から2~3m上を狙ってアタリが出ることもある。〝引き出し〟の1つとして覚えておこう。

<松田正記/TSURINEWSライター>

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