サーフでのルアー釣りで55cmマゴチに46cmヒラメ 高水温は継続中?
2021年11月10日 06:00
抜粋
10月初旬、茨城エリアの海岸でサーフフラットフィッシュゲームを楽しんだ。北浜海岸ではマゴチ、赤浜海岸ではヒラメをキャッチしたので、その模様をお届けする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 上谷泰久)
サーフでヒラメゲーム
サーフからのヒラメゲームが秋シーズンに突入した。と、いっても私が住む茨城エリアのサーフは水温が高く、マゴチがヒットしてくる状況が続いている。10月初旬、台風が通りすぎてやっと波が落ち着いたチャンスを狙って北浜海岸から探ってみた。
同海岸はシケからの回復に時間がかかっており、水は濁っている。しかし、沖にあるブロックが積まれたポイントを選べば釣りにはなりそうだ。
6時に開始。周囲に鳥が飛んでいて、魚の気配がある。下げ潮が効いてくると波間に鳥が集まり始めて、海面に魚のモジリが見え始めた。
しかし、そこは岸から遠く、飛距離がでるジグを投げても届かない。「このタイミングなら近くにもベイトがいるはずだろう」と、近距離のブレイクラインを探ってみることに。
ヒラメゲームのタックル
タックルは図の通り。ソフトルアーのカラーはウォーターメロンシードだ。私は濁りのときは蛍光色よりも濃いダーク系のカラーをよく使う。
すぐにキャストしてみる。ラインスラックを巻き取ると同時に着底する浅さだ。
ローラー作戦で狙いマゴチ
リフト&フォールを2回、ルアーを魚に見せてから中速で巻き取る誘いで、少しずつ移動しながらローラー作戦。するとヒット!
激しい首振りファイトで楽しませてくれたのは55cmのマゴチだった。
赤浜海岸でサーフゲーム
数日後、前回より波が静かになったタイミングで茨城県高萩市の赤浜海岸から探ってみた。
海は穏やかになったが強い濁りはそのまま。足元のブレイクから水深があり、流れが効いている。沖には帯状のサンドバーがあって、波頭がかなり沖で発生している。サンドバーまではジグでないと届きそうにないが、まずはその中間あたりをプラグで攻めてみる。
表層から中層までしつこく通してみるが、フグのいたずらも、小魚がラインに触れる感触もない。しかし、流れと地形はよく、沖で発生したサラシが効いていて好条件だ。
ジグヘッド&ワームに46cmヒラメ
次は海底をジグヘッド&ワームで狙ってみる。すると、なんと1投目の着底からのリフト&フォールでヒット。軽めに瀬としたドラグが鳴り、ジージーとラインが引き出されていく。
しかし、たたき具合から察するに、それほど大きな魚ではなさそう。どうやらうまく潮の流れに乗られてるようだ。時間をかけて寄せ、砂浜にずり上げたのは46cmのヒラメ。肉厚で脂が乗っていそうだ。
サーフのヒラメは美味
1投目から釣れたので「このパターンで続くかも」と期待したが、その後はヒットせず。沖のサンドバーのカケアガリをジグで探ったが、これもアタリなしで終了。
サーフのヒラメは沖で釣る個体より脂があって美味しい気がする。刺し身にして堪能した。
<週刊つりニュース関東版 上谷泰久/TSURINEWS編>
北浜海岸
The post サーフでのルアー釣りで55cmマゴチに46cmヒラメ 高水温は継続中? first appeared on TSURINEWS.