陸っぱりライトゲームでシーズン初のメバルと対面 本番到来の気配あり
2021年11月20日 11:00
抜粋
アジングでサバ。思いつきで同じジグ単をキワに打ったらメバルが出た。福音である。これからメバルが面白くなる感触のあった11月6日の大阪南港の釣行をレポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
大潮タイミングで釣行
11月6日、潮回りは新月大潮の最終日だった。シーバス狙いで夕マヅメに南港へエントリー。しかしここではタケノコメバルだけに終わってしまった。スレてしまったのか食性がかわったのか、またなぜか死んでいる個体もプカプカと水面によく見るので、なんとなく、これ以上シーバスは厳しそうだと思う。
メタルジグにサバ
メタルでサバ、時合いのみだが中サバが顔を出してくれる。この魚を追って青物が入っているはずだが、なかなか夕マヅメには出会えない。
ということで切りかえ早く、この日は2タックル持ってきていたので、サオをアジングロッドに持ちかえた。微妙な明暗打ちで小サバが1尾。しかしこのサバ、生意気なことに一発釣ったらスレた。夜のプランクトンパターンの小サバは難しい。
などとネガティブなことばかり並べているならと、ちょっと思いついたので試してみることに。もう11月、そろそろメバルが動いているんじゃないかとキワに目を向けた。
キワ打ちでまさかのメバル
二、三投目でドラグが鳴った。サイズはかわいいものだが、メバルの福音である。
このシーズンでははじめての対面となる。エステルライン0.2号なので、ドラグをずるずるに緩めながら、カサゴかなメバルかなと抜き上げてヘッドライトを当てて、そこに縞模様の姿を見たときには、よっしと小さな声さえもれた。
ちなみにリグは1gに1.5inchワーム。シーズン初期の表層ちょい沈めの巻きパターンで反応した。しかしどうにもあとが続かないというか、私の方がシーバスゲームで疲れていたこともあり何もかもアバウトにやるうち、疲れてきた。
小型ながら追釣り
もう1尾追加したが、型よ。シーズン初期、こんなものか?15cm級。いつももっとデカいのがポンと釣れたりするので、そこは不足感が残る。
デッカサゴも登場
そうだここのメバルはメタルが好きだったんだと思い出して、マイクロメタルをセット。マニュアル操作のやつで、こいつを無造作に表層トレースしているだけで反応する。ヘンなアクションは要らないので、レンジだけ表層表中層くらいにとりながら神妙にリトリーブ。
するとドン。しかしああこれはカサゴかなという中層落ちくらいのレンジだったので、ちょっとドラグを入れ直して根に潜られないように対処。軽めの一発フッキングも入れて上を向かせたら、あがってきた。25cm級。エステルラインでは薄氷のやり取りだ。
調子が出てきた思いで、続けて表層打ち。しかしここで油断した。5.7ftのアジングロッドなので巻きコースが急になる。思っていたよりも早いところで岸壁にメタルが捕まってしまいロストした。去年からなかなか気に入っていたやつなのに、もったいない。
疲れた。このロストを最後に上がることにした。
大阪湾でメバル始動の気配
車の中でフィッシュグリップがいつもと違うにおいを漂わせている。メバルをつかむとこんなにおいになるんだよなと思い出しながら帰途について、道具類を洗ってふとスマホで水温を調べてみると、この日はなんと21℃もあった。
それでも平年並みくらいらしいが、メバルの水温にしては高くないか?わりとラッキーメバルだったかなと冷静に考える。今年は夏そのものが居残っているような秋だが、水温が平年並みであることにも驚いていろいろと複雑な思いも出てくる。
ということで念押し釣行を決意した。次は火曜日の潮回りと風予報がいいので、その日に専用タックルを持っていくとしよう。とりあえずちょこちょことメバルが出てきている様子なので、大阪湾近郊のアングラーはぜひ探してみてほしい。
<井上海生/TSURINEWSライター>
南港
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