ティップランエギング発祥の地【五ケ所湾】のポイント別攻略法を大公開

2021年11月23日 16:30

[TSURINEWS]

抜粋

五ケ所湾釣り船会の渡船屋たにぐちさんを利用し、ティップランエギングを楽しんできました。今回は三重県の五ケ所湾ティップランエギングの釣行記や状況、ポイント別の攻略法をご紹介します。

三重県のリアルタイム天気&風波情報

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターShinchan)

ティップランエギング発祥の地【五ケ所湾】のポイント別攻略法を大公開

五ケ所湾の当日のデータ

天候:晴れ時々曇り
波風:湾内少々、湾外爆風予報
水深:湾内15~25m前後 湾外20~35m前後
水質:クリアで濁りなし
潮:中潮の下げ潮~上げ潮 潮は緩め

ティップランエギング発祥の地【五ケ所湾】のポイント別攻略法を大公開出船前の港(提供:TSURINEWSライターShinchan)

湾内からティップランエギング開始

この日は平日ということでアングラーは私を含めて4人。釣り座はお立ち台、つまりミヨシです。

船長から当日の攻めるポイントや最近のティップランの状況(厳しい)との説明をお聞きし、ほどなく出船!このように船長からの説明があるとアングラーも安心ですね。

最初のポイントは五ケ所湾の湾内ポイントです。水深は20m前後でティップラン開始!すると早速トモ(最後尾)の方にヒット!船長からも「早いな~」の声が。

ティップランエギング発祥の地【五ケ所湾】のポイント別攻略法を大公開開始早々にトモでヒット(提供:TSURINEWSライターShinchan)

数回にわたり湾内ポイントを流していたら左となりの方にヒット!続くかな?っと思っていたら私にもアタリがありHIT!なんとWヒットです!

その後も湾内数か所を攻めますが反応がなく後半へ。

後半は湾外へ移動

湾内ポイントをひととおり流した後は湾外ポイントへ!最初の説明通り水深が深くなるので、重めのシンカーの用意をとの船長アナウンス!

ところが出てみると爆風で、シンカー60gでも底がとれない状況。船長たまらず風裏へ移動!風裏ポイントは水深25m前後。

ポイント到着後、トモの方にナイスサイズがヒット!上げてくる途中、ナイスサイズのアオリイカが追尾しています。すかさず隣の方がキャストするとキロサイズがヒット(追尾イカ?)。

ティップランエギング発祥の地【五ケ所湾】のポイント別攻略法を大公開追尾イカ?(提供:TSURINEWSライターShinchan)

その後30m以深の深場を攻めますが反応なく、再びアタリのあったポイントへ!するとトモの方にキロサイズがヒット!その後も粘りますが、サバフグの攻撃に悩まされあえなく終了となりました。

ティップランエギング発祥の地【五ケ所湾】のポイント別攻略法を大公開キロ級アオリイカ(提供:TSURINEWSライターShinchan)

五ケ所湾の湾内ポイント攻略法

五ケ所湾の湾内ポイントは条件がよければティップラン初心者におすすめのポイントです。水深8~20m前後で、湾外は爆風でも湾内は程よく風が吹き、理想通りのティップランエギングが楽しめます。よくいい感じに流れてるなって言われる船の流れ方で、1キャスト3フォールが可能です。

ポイントにもよりますが、水深20m~岸寄りに流す場合は緩やかなカケアガリ(逆の場合はカケサガリ)になっていますので、カケアガリの場合は徐々にシャクリ回数を減らし、カケサガリの場合は増やすと底から一定の間隔でエギを水平移動でき、アオリイカにアピールできます。

また、水深が10mより浅い場合は、すかさずエギをキャスティングしてカーブフォールで狙うといいでしょう。

ティップランエギング発祥の地【五ケ所湾】のポイント別攻略法を大公開湾内カケアガリポイント攻略法(作図:TSURINEWSライターShinchan)

五ケ所湾の湾外ポイント攻略法 

五ケ所湾の田曽大突堤を超えて湾外へ出ると、水深も30~40m前後になります。広大な海原は風の影響をモロに受けますので、風と船の流れ方によるタックルチェンジやシンカー調整が攻略のカギになります。

先日の五ケ所湾ティップラン釣行は前述したとおり湾外爆風だったので、風裏ポイントへと移動しました。

風裏ポイントは文字通り山の裏に入り、風をよけます。ポイント到着後は風の影響をほぼ受けませんが、船が沖へと流れるにつれ、徐々に風が強くなります。山の風よけがなくなるからです。

湾外風裏ポイントの注意点

ここで勘違いしやすいのは、ポイント到着後は風が止んでいて徐々に風が吹き始めたと思い込むことです。

風が止んだので軽いシンカーをつけて釣り始めると、徐々に風が強くなり重いシンカーをつけなおすはめになります。船が再び最初のポイントに移動するとまた風が止み、また軽いシンカーをつけなおす……。これが一番悪いパターンです。風の吹き具合の思い込みにより何回もシンカーを交換して結局アオリイカを釣るチャンスを見逃しているんですね。

ティップランエギング発祥の地【五ケ所湾】のポイント別攻略法を大公開シンカーをセットしたエギ(提供:TSURINEWSライターShinchan)

こうなるとシンカー調整による攻略が難しくなります。

さてどうするか?こういうケースでは船が沖まで流れ切ったところの風を想定したシンカーを付け、船の流れ出しの風が弱い時はキャストすることです。そして徐々にキャストの距離を縮めていって、船が沖へと流れついた時にはバーチカル(船の真下)へエギを落とし込むのです。そうすると、シンカーの交換の手間も省けますし、何よりアオリイカへのコンタクトチャンスが増えてヒット率も上がります。

ティップランエギング発祥の地【五ケ所湾】のポイント別攻略法を大公開風裏ポイントの攻略法(作図:TSURINEWSライターShinchan)

五ケ所湾はティップラン発祥の地

2011年の新聞記事に、当時初めて開催された三重県 南伊勢町 五ケ所湾でのボートエギング大会の模様が記されています。

この記事を読むと、ティップランは三重県志摩地方で考案され、五ケ所湾がティップラン発祥の地とされていることがよくわかります。非常に興味深い記事ですね。

同社(現・オーパデザイン)の太田武志さんは「三重県はアオリイカの聖地。この季節は、大きくなる前のコイカが湾内や沿岸域で多く、釣り人を楽しませてくれている」と話す。

「『ティップランエギング』は伊勢志摩から生まれた釣法。それが今、全国に波及しアオリイカ釣りのブームを起こしている。初心者でもイカのアタリに合わせて釣ることができるのが受けていると思う。ぜひ一度『ティップランエギング』を体験していただければ」(太田さん)とも。

同大会の優勝は、アオリイカ7匹合計2696gを釣った同町出身の山本好保さん。準優勝は、合計2376gの名古屋市出身鈴木泰輔さん、3位は合計2192gの多気町出身黒浩晃さん。レディース賞は合計1990gを釣った鈴鹿市出身の酒井恵利子さんだった。2011.10.25 伊勢志摩経済新聞記事より引用)

五ケ所湾のティップラン展望

近年、特に今年は厳しいと言われている五ケ所湾のティップランですが、谷口船長のお話では各地でキロアップも出始めているのでまだまだこれからが本番とのこと。水温が安定してくるとイカもストラクチャーに集まり狙いやすくなりますので、皆さんもぜひ五ケ所湾のティップランエギングを楽しんでみてはいかがでしょうか。

ティップランエギング発祥の地【五ケ所湾】のポイント別攻略法を大公開五ケ所湾のティップランはこれから本番(提供:TSURINEWSライターShinchan)

<Shinchan/TSURINEWSライター>

▼この釣り船について
渡船屋たにぐち

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