人気の「北方川釣り体験場」が今季も開幕 ニジマスヒットに歓声&笑顔
2021年11月25日 16:00
抜粋
愛知県一宮市にある人気のニジマス管理釣り場「北方川釣り体験場」が、今期も営業をスタート。11月3日、現地へ取材に訪れた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 編集部)
人気フィールド開幕レポート
午前8時、釣りがスタート。各所で次々にロッドが曲がった。序盤は赤金やチャートゴールドなど、視認性の良い放流カラーにニジマスがよくアタックしてきた。
レギュラーサイズの25cm前後が連発するなか、第2ブース左岸にいた渡邊君に良型がヒット。キャッチされたのは40cmアップのビッグワン。その後も30cm超の良型を追加し、破竹の快進撃だ。
アピールカラーに好反応
水の色はクリアーだが、フレッシュな魚がほとんどのため、アピールの強いカラーのスプーンやプラグによく反応している。
また、第1、第2ブースについては水深が浅いため、水面下20~30cmがヒットレンジとなった。このため、ニジマスがルアーにアタックしてくる様子がよく見え、エキサイティングなゲームが展開された。
カラーローテで続釣を狙う
その後、朝の好時合いがひと段落し、ポツポツの拾い釣りタイムに。
このタイミングで、慣れた人はスプーンのカラーを放流カラーから暖色系(ピンクや黄色系など)に変更。魚のスレ具合を見て、ルアーの色を変えていく。カラーローテーションは、釣技に自信がなくてもワンタッチで対応できる効果的な方法だ。エリアトラウト初心者の人は、まずゴールド系、暖色系、茶系(ペレットやココアなどと呼ばれる色)など、4パターンほどそろえよう。
また、当フィールドで多用されるのが1.0~1.8gのスプーン。風の強い日などは2g超もあった方が無難だ。
なお、魚が極端に食い渋ると、1g未満のスプーンに偏食するケースもあるが、軽いスプーンは慣れないと扱いにくく、オマツリやライントラブルの原因になる。まずは、1~2gをそろえることをお勧めする。
45cm超えビッグワン登場
さて、話をフィールドの様子に戻す。拾い釣りタイムが続くなか、再び第2ブースで歓声が上がった。
声のしたところでは、スリリングなファイトが展開されている。ヒットした大物は、岸壁まで寄ったところで横に走ったが、周囲の人も協力的にルアーを回収し、オマツリ回避に成功。掛けた人は、魚が自分の方を向いたすきに、素早く寄せて無事ネットイン。45cmクラスのビッグワンが周囲のムードを一気に盛り上げた。
手軽なレンタルタックルも
開幕を迎えた北方川釣り体験場。アクセス良く、放流量も豊富な当フィールドは、ファミリー釣行やビギナーにもお勧め。タックル一式のレンタルもあるので、道具がなくても実釣可能だ。
タックル+ルアー1個の貸出料金は1セット1700円。1000円はサオやリールが破損した場合の補償料なので、タックルの破損なく釣りを終えれば1000円はキャッシュバックされる(ルアーを失った場合は1個あたり350円が差し引かれ、650円のバックとなる)。
<週刊つりニュース中部版 編集部/TSURINEWS編>
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