陸っぱりタチウオゲームで75cm頭に複数キャッチ スローワインドにヒット
2021年11月25日 17:00
抜粋
車横付けで釣りが楽しめる和歌山の水軒鉄鋼団地へ、ワインドでタチウオを狙って釣行した。小型はリリースし、3匹をキープした釣行をリポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター谷口墨人)
水軒鉄鋼団地のタチウオ
和歌山県・紀北の水軒鉄鋼団地では、9月になると新子のベルトサイズのタチウオの群れが接岸して釣れ始めた。しかし、群れは小さく日ムラもあり、例年みたいな数釣りはできなかった。
10月に入ると、タチウオの群れは消えて釣れなくなっていたが、10月中旬になるとまた群れがやってきて、ボッボッながらタチウオが釣れ始めた。そこで、10月26日の夕方から釣行してみた。
スローワインドで狙う
10月26日、現地には午後3時30分に到着した。車横付けできるタチウオの好ポイントだけに、すでに釣り人で賑わっていた。鉄鋼団地裏の護岸にエントリーし、タックルをセットする。
20gのジグヘッドに、パワーシャッド5inch(パールホワイト)の頭をカットしてから装着。気合いを入れて投入し、着水後、カウントダウンさせて、ボトムを取ってから、ゆっくりとしたスローワインドのアクションでシャクリ始める。
ファーストヒットはバラシ
しばらくはバイトがなかったが、まだ明るい午後4時30分に、周りでタチウオの、ベルトサイズがワインドで釣れ始めた。群れが回って来たと思い、気合いを入れて中層をスローワインドでシャクッていると、ガッーンとバイト。すかさずアワせると、グングンと引きが伝わったが、フッと軽くなりフックアウト。
気を取り直し、また、シャクリ始めるが、群れがいなくなり、周りでも釣れなくなった。
5時過ぎから時合い突入
しばらく沈黙が続いたが、午後5時をすぎると、また、タチウオが回遊を始め、周りで釣れはじめた。エサ釣りの電気ウキにもアタリが出始め、ベルトサイズが釣れている。
気合いを入れてシャクッていると、手前の表層でガッーンとバイトした。すかさずアワせると、グーンと重量感がロッドの先に乗る。手前で掛けたのでバイトは強烈で、始めは重かったが寄せにかかるとすんなりと寄ってきた。ごぼう抜きでキャッチしたのが、尻尾がない60cmクラスのタチウオ。
サイズに合わせてワーム変更
続けて表層でバイトしたが、すぐにフックアウト。口が小さいベルトサイズのタチウオが回遊しているので、ルアーのサイズが大きいとバイトしても上手く掛からない時が多い。ワームをパワーシャッド4inchのイワシカラーにかえてから投入すると、表層でガッーンとバイト。グングンと引きを味わいながら60cmクラスのタチウオをキャッチするが、小型なのでリリースする。
表層でバイトがあり、タチウオが浮いてきている。ショートバイトも多いが、掛かれば、小型なので、掛かりの浅いタチウオはリリースする。
ビッグワン75cm登場
午後5時30分を過ぎ周りが暗くなってくると、ジグヘッドの上にケミホタルを付けてシャクリとフォールを繰り返して誘っていると、中層でガッーンとバイト。グングンといい引きを味わい、指3本幅の75cmのタチウオをキャッチ。
その後、午後6時をすぎると、ピタッとアタリがなくなり、エサ釣りの電気ウキにもアタリが止まっている。どうやらタチウオの時合は終わったようだ。しばらく投入を繰り返し探っていくがバイトがなく、午後6時30分に納竿とした。
最終釣果
当日の釣果は、小型はリリースして63~75cmのタチウオを3匹キープした。
今シーズンのタチウオは、ベルトサイズが多く日ムラもあるが、1月上旬までは狙えるので、またリベンジしたい。
<谷口墨人/TSURINEWSライター>
水軒鉄鋼団地裏
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