大人気のトップウォータープラグ・フカベイトに2021年新しいカラーが追加ラインナップ!
2021年12月02日 07:03
抜粋
大人気のトップウォータープラグ・フカベイトに2021年新しいカラーが追加ラインナップ!
独特のアクションでスレたビッグバスも引き寄せてしまう、ノリーズのトップウォータープラグ・フカベイトに、2021年新しいカラーが追加ラインナップされます。
全長122mmと大き目のボリュームで、水面に波を立て続けるフカベイトの特徴や使い方について、深掘りしてみましょう。
キャスティングゲームを展開するのに適した、おすすめのタックルも取り上げます。
フカベイトとは
フカベイトとは、プロフィッシャーマンである田辺哲男さんが主宰するノリーズから発売中の、トップウォータープラグのことです。
主にバス釣り用として開発されていて、ボディ素材には樹脂ではなくウッドが採用されています。
強い浮力と水を押すチカラは、ウッド素材ならではということでしょうか。
全長は122mmとやや大き目で、ウエイトは35g前後に設定されています。
ボディの腹部に注目してみると、ベリーフックアイの後ろ側でリアフックアイに至るまでの間に、大きな専用ブレードがぶら下がっています。
名称は、フカフカシステムのフカブレード。
コロラドタイプの形状をしていますが、プレスが掛かっていて独特のカップ状になっています。
しかもルアーを水面でリトリーブしても、このフカブレードは回転しません。
左右に大きく振られるだけで、その動きによりボディを水中に引っ張り込もうとし、浮力に巻けてフカブレードのほうが引っ張り上げられる状態を作り出します。
その際に発生するタテ揺れが、フカベイトの周囲へしっかりと伝わっていくのです。
気づいたバスは、一気に距離を詰めてフカベイトを凝視。
そこまでなら他のトップウォータープラグでもありがちな展開なのですが、なんと軽く吸い込みバイトをして、口を使ってくる確率がかなり高いです。
独特の波動とボディによる水押し、その他の要素が相まって、バスの警戒心を解き放ってしまうのでしょうか。
実際にフィールドでリアルブラックカラーをキャストしてみました。
35gもあるので、飛距離はよく伸びます。
着水後、ゆっくりとロッドを立ててラインスラックを消します。
それだけでフカベイトは前進、あの独特の引き波を発生させています。
リールハンドルを回して、リトリーブを開始。
まるでボディで水面を押しているかのようなタテ揺れを起こし、自ら起こした波に乗っていく印象を受けます。
そのままただ巻きを続けていると、すでに背後に魚影が。
大型のバスがロックオンしていて、追従を開始していました。
タテ波動I字系のフカベイト!
ノリーズはフカベイトのカテゴリーを、タテ波動I字系であるとしています。
ちょっと分かりにくいのですが、要するにI字で引っ張っている最中にも、しっかりとタテ方向に波を起こしているということでしょうか。
それがバスを直撃して、カンタンにベリーフックを噛んできました。
良い位置にフックが配置されているおかげで、ほとんどのバイトをフッキングに持ち込むことができます。
フックの刺さりもよく、バラシが抑えられているのもありがたいところです。
合計3種類のカラーバリエーションが追加ラインナップ!
フカベイトには、2021年に新しいカラーバリエーションが追加されます。
●631ヨーロピアンメタリックカラー
●632パープルダルメシアンカラー
●633アマゾングリーン・ブラックベリーカラー
どれも個性的で、水中からルアーを見上げるバスの気持ちを鷲掴みしてくれそうです。
複数個入手することができたら、カラーローテーションしてみたい気はありますが、なかなか手に入らない状態が続いています。
新しいカラーも、大変な人気となるのは間違いないでしょう。
フカベイトをキャストしてリトリーブするのにおすすめのタックルを選んでみた!
フカベイトをロングキャストしてスローリトリーブで誘うのに適した、おすすめのタックルを取り上げてみましょう。
ロッドは、35gのウエイトに耐えられるベイトロッドを選んでみました。
ノリーズからはロードランナーシリーズのロッド群がリリースされていますが、あえて別メーカーのものを取り上げます。
シマノ(SHIMANO) トラベルロッド スコーピオン ベイトキャスティングモデル ワン&ハーフ2ピース 1653RS-2 パワースペック シーバス ビッグベイト
シマノからリリースされているスコーピオンシリーズのベイトロッドです。
全長は1.98mと、2mを下回っているので、使い勝手の良さが光る1本といえるでしょう。
継数は2本で、仕舞寸法は130.0cmです。
とても持ち歩きやすい長さに縮まりますから、クルマに積み込むのも楽になります。
自重は132gで、先径は1.9mmと太目です。
適合するルアーウェイトは、10gから40gまでなので、フカベイトをロングキャストするのに向いています。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら14lbから30lbまで。
グリップの長さは258mmで、ブランクスのカーボン含有率は98.9%です。
実際に使ってみたところ、ブランクスに張りはあるものの、キレイにベントカーブを描いてくれる印象です。
フカベイトのウエイトをしっかり受け止めて、しなりの復元で遠くへ飛ばせる感じでしょうか。
バスがバイトしてきた瞬間、ロッドティップが入り込んでバラシを抑えてくれるのも秀逸です。
手首を柔軟に使いながら。ロッドが追従できない領域をカバーしつつ、使いこなしてみましょう。
実売価格は2万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。
ガイド径が大きいので、太いラインが使いやすいのもメリットのひとつでしょう。
シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸リール バス カルカッタコンクエスト 2021 100 RIGHT バス釣り
同じくシマノから2021年にリリースされた、丸型のベイトリールです。
剛性・耐久性が高く、巻き心地が滑らかでスムーズなのが特徴で、キャストフィールも安定しています。
ギア比は5.6対1に設定されているので、ハンドル1巻きにつき58cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
いわゆるハイギアモデルではなく、ローギアモデルとして作られています。
スローリトリーブで誘いをかけたいときに、速く巻き取り過ぎない妙味を得られるでしょう。
最大ドラグ力は4.5kgで、自重は220gと軽めです。
スプール寸法は、直径が33mmで幅が19mmになっています。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら12lbを100m巻けます。
ハンドルの長さは42mmで、ボールベアリング数は13個と多めです。
実際に使ってみると、丸型にしては姿勢が低くコンパクトに作られている印象です。
パーミングしやすく、その分フッキングも決まりやすいでしょう。
巻き心地はとても滑らかで、いつまでもリトリーブを続けられる感覚になりそうです。
実売価格は4万円台と、ハイスペックに見合った価格に設定されています。
長く使い続けることができるので、巻き物を極めたい人におすすめの1台です。
ラインキャパがやや少なめですから、もっとたくさん太いラインを巻きたいなら、カルカッタコンクエストの200番や300番を検討してみるといいでしょう。
意外と凹み角の多いデザインなので、放置すると汚れが溜まってしまいます。
定期的に拭き取りメンテナンスを実施して、常に良好な状態を保つようにしたいものです。
フカベイト追加カラーの気になる発売日はいつ?
フカベイト追加カラーの気になる発売日は、2021年の12月下旬を予定しています。
メーカー希望販売価格は、6,800円です。
よく釣れるトップウォータープラグとして、とても人気なので、入手するのは困難かもしれません。
うまく発売日に遭遇できたら、ぜひ釣具店で手に取って購入を検討してください。