釣り人的「時短&ズボラレシピ」:サワラ西京焼き 2時間漬ければOK?
2021年12月02日 16:30
抜粋
初冬のオフショアジギングでヒット率の高いサワラ。ナブラ目掛けてルアーを投げると、簡単に食い付いてくる。ただ、身持ち時間が短く、鮮度を保つのが難しい。今回は時短&ズボラレシピ「サワラの西京焼き」を紹介する。
(アイキャッチ画像提供:PhotoAC)
西京焼きとは
みそとみりんなどで作っただし(たれ)に、魚の切り身を漬け込み、焼いて食べる魚料理。京都などから伝わる日本料理で、サワラの西京焼きが代表的。
だしの作り方次第で、どんな魚にでも合うことから、最近では”最強焼き”という料理人もいる。日本人好みの味だ。
釣り場での下処理
釣れたサワラは、ナイフなどを使って絞め、すぐにクーラーに入れる。この時、クーラーに海水を多めに入れ、たっぷりの「潮氷」にする。魚全体が氷水にしっかり浸かっていることが大事だ。
自宅での下処理
自宅へ持ち帰ったサワラは頭と尾っぽを切り、わたを取る。
そのまま3枚におろして刺し身や炙りといった生食で食べるのが理想だが、釣りから帰ったあとは疲れて、下処理までがやっと。
翌日に持ち越す場合は、下処理したサワラをキッチンペーパーに包み、ラップをかけてチルドに入れておく。
3枚におろす
チルドで寝かせたサワラを3枚におろす。一般的な方法でいいが、サワラは身割れしやすいので、優しく慎重におろしていく。
皮を剥がずにカット
3枚におろしたサワラを食べやすい大きさにカットする。サワラの皮は軟らかいうえ、焼くといい風味がするので、皮はつけておいたほうがいい。
だしに漬け込む
次に西京漬け用のだしに2時間ほど漬け込む。とれたてのサワラと、ひと晩寝かせたものでは、味の染み方が大きく異なることを覚えておこう。ちなみこの方法は、たまたま「ズボラ」から生まれたもので、意外に知らない人が多い。
だしの割り下は次の通り。水5、みそ0.5、白だし0.5、みりん1。
遠火でじっくり焼く
たれに漬け込んだサワラを焼けば出来上がり。弱火でじっくり焼き、ほんのり焦げ目が付けばOK。好みでカボスやレモンを絞って食べてもいい。
余った分は、タッパーなどに入れて冷凍する。ここで重要なのが、たれの濃さ。冷凍する際は水を少し追加しておくと、これ以上味が染むことはない。むしろプリプリ感も出るのでおすすめだ。
<松田正記/TSURINEWSライター>
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