ネオステージDGの発売日が気になる!ダイワの電動ジギング専用ロッド
2021年12月05日 07:03
抜粋
ネオステージDGの発売日が気になる!ダイワの電動ジギング専用ロッド
電動リールを用いたオフショアジギング、すなわち電動ジギングに注目が集まっています。
効率よくメタルジグを落とし込み、等速やハイスピードで巻き上げながら誘えるので、さまざまな対象魚をターゲットにすることができます。
ダイワからは電動ジギング専用ロッド・ネオステージDGがリリース予定です。
どんなスペックになるのか、詳しくチェックしてみましょう。
ネオステージDGとは
ネオステージDGとは、2021年にダイワから新発売される、電動ジギング専用ロッドのことです。
随所に工夫が盛り込まれているのが特徴で、まず注目したいのは、リールシートです。
電動リールはデザイン的に、フット部分をベースにしてボディ部分がオーバーハングしています。
そういう形状のリールでも装着しやすいように、滑り止め加工の施されたアルミ製ロングナットが搭載されています。
しかもWナットでロックしているので、負荷が掛かってもズレが生じにくいメリットがあります。
またグリップジョイント方式を採用していますから、船までの持ち運びかとても便利でしょう。
ガイドシステムには、Kガイドでオールステンレス製フレームを用意し、ガイドリングはSiCになっています。
リアグリップは、流行りのセパレートタイプではなく、ストレート形状です。
これによりどの部分を脇で挟んでも、安定した固定になります。
付属のロッドベルトで、電動リールからぶら下がったコードをグリップの最後尾で束ねておきましょう。
ネオステージDG設定機種は、2種類用意されていますので、ひとつずつ見ていきましょう。
●J60B-4
こちらはカーボン素材をベースにした、オールラウンドに使えるロッドに仕上がっています。
カーボン特有の反発をブランクスに持たせていて、メタルジグの操作感を高めています。
PEラインの3号から4号を用いて、300gまでのジグによる電動ジギングを展開できます。
電動高速巻きはもちろん、巻き取り速度を調整しながら、しっかりメタルジグをアクションさせたいアングラーにマッチしているでしょう。
ジャークをひんぱんに入れたいケースで、効果を発揮してくれるはずです。
青物からロックフィッシュまで、幅広く狙えるのが強みです。
グラスコンポジットブランクスを採用したネオステージDG!
●J63B-4G
グラス素材をコンポジットしていて、とてもしなやかに曲がり込む調子に仕上がっています。
例えば、電動リールによる高速巻き上げリトリーブで、メタルジグのイレギュラーなアクションを、このしなやかなロッドが吸収してくれます。
滑らかで角の取れたナチュラルアクションに切り換わり、それを好むフィッシュイーターたちをフッキングに持ち込めるでしょう。
ファイト中もしっかり曲がり込むので、暴れる魚の走りを吸収しバラシを抑え込みます。
低弾性のグラス素材ですから、J60B-4よりも張りが柔らかめで、長い時間電動ジギングを続けていても疲れを感じにくくなっています。
女性アングラーに優しいロッドともいえるでしょう。
ネオステージDGのデモンストレーション動画はこちら
PLSリールシートでグリップ感を向上!
ネオステージDGには、PLSリールシートが付いています。
トリガー部分に特徴があって、4本の指でしっかりホールドができるようになっています。
全体的にとてもシンプルで、扱いやすいロッドという印象が強いです。
マッチングのいい電動リールは、シーボーグシリーズのG300Jです。
電源からのコードが垂れ下がりますから、グリップエンドにロッドベルトで装着するようにして、ジャークなどのロッドワークをやりやすくしておきましょう。
ネオステージDGのスペック表はこちら
ネオステージDGにマッチングのいいおすすめタックルを選んでみた!
それではネオステージDGと相性のいい、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
まずは、PEラインから。
電動ジギングで用いるなら、3号から4号クラスが適切でしょうか。
実際にアプローチする水深に、プラス200m前後のラインキャパがあれば、柔軟に対応できるはずです。
VARIVAS(バリバス) PEライン アバニ ジギング10×10 マックスパワーPE X8 400m 3号 48lb 8本 10色
バリバスブランドからリリースされている、アバニジギング10×10シリーズのPEラインです。
太さは3号で、全長は400mありますから、深い層も大型魚も対応できそうです。
強度は48lbとじゅうぶんで、8本編み構造になっています。
ライン表面のカラーは、10m×10色のマーキングが施されています。
10mごとに10色のライン配色によって、アングラーに的確で膨大な情報がもたらされるでしょう。
どこで魚が触ってきたのか、どこで食い付いたのかなど、欲しい情報を細やかにゲットすることが可能です。
オフショアジギングは、再現性を求める釣りスタイルですから、釣れたときの情報を数多く関連付けて把握しているアングラーほど、よく釣れます。
その手助けをしてくれるのが、アバニジギング10×10シリーズといえるでしょう。
手元感度は高めで滑りが良く、操作性が高まることが、好釣果につながっていく要因です。
実売価格は6千円台と、高い質感・ハイスペックに見合った価格に設定されています。
実際に使ってみると、色抜けはさほど早くはなく、長い期間オフショアジギングを楽しむことができます。
電動ジギングの場合は、巻き取り・放出の回数が自然と増えるでしょうから、ラインの傷み具合を常にチェックして、巻き換えのタイミングを推し量るようにしましょう。
レコードフィッシュが掛かったとき、ライントラブルでバラシにつながらないよう、細心の注意を払いたいものです。
シマノ(SHIMANO) ショックリーダー オシア EX フロロカーボン 50m 22号 80lb クリア CL-O36L 釣り糸
ショックリーダーラインにフロロカーボン素材を用いると、沈みがよく伸びが抑えられているので、メタルジグをイメージ通りに操れるでしょう。
PEラインを4号にすると、80lb程度のフロロカーボンラインが適合します。
3号ならもう少し強度を落としてもかまいませんが、カンパチなどの根に走るタイプの魚を狙うなら、80lbのままのほうが無難です。
このショックリーダーラインは、全長が50mで太さが22号、強度が80lbに設定されています。
カラーはクリアで、柔らかい外装と硬いコアの2重構造で作られています。
ノットが弱いという指摘の多いフロロカーボンラインにあって、実際にこのショックリーダーラインを使ってみると、ノットから破断したケースは未だありません。
クリアの状態が白く濁ってきたら、取り換えのタイミングだと判断しています。
ラインの表面にはザラザラした歯傷などが残ってくれるので、それを見つけたタイミングでも結び替えをおこなったほうがいいでしょう。
実売価格は3千円台と、ハイスペックに見合った価格帯に設定されています。
釣り場ではシチュエーションが刻々と変わっていくので、ショックリーダーラインの種類・号数も多めにストックして持ち込んだほうが、柔軟に対応できるはずです。
PEラインとショックリーダーラインの結び方は、動画サイトにアップされているものを観ながら、習得するように努めましょう。
ネオステージDGの気になる発売日はいつ?
ネオステージDGの気になる発売日は、2021年の12月を予定しています。
メーカー希望販売価格は、38,500円です。
電動リールの操作もマスターしながら、深い層に潜んでいるモンスター級の青物やロックフィッシュなどを釣り上げましょう。
オフショアジギングのガイド船では、船長さんやガイドスタッフからの指示をよく聞いて、タナや巻き取りスピードを調整してください。