テンビンタチウオ釣りで指7本級頭に24匹 手返し重視の1本針が奏功?
2021年12月07日 16:30
抜粋
愛知県・南知多町豊浜の遊漁船を利用してタチウオ釣りに行ってきた。片テンビン1本バリ仕掛けで私の釣果は24匹。指7本級も交じった釣行の模様をお届けする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース 中部版APC・植島孝裕)
豊浜発でタチウオ釣り
前日の夜に確認すると風が強くて出られないとの情報。何か良い手はないかと思案を巡らしていると家人のアドバイスで大きな船であれば出られるのではないかとのこと。
確かにその通りと愛知県・南知多町豊浜の遊漁船に確認すると海域までは2時間程度かかるが、お客さんも10人ほど集まっており出船するとのこと。
夜遅くになってしまったが予約を入れてくれ、11月12日午前5時半の出船時間に合わせて港に到着した。トモはすでに埋まっているので、取り舵胴中に着座して準備を始める。
1投目から本命ヒット
深場を攻める大型タチウオ釣りなので電動リールは必須だ。深いのと乗船人数が多いのでオモリは150号を使用。片テンビンに自作の仕掛けを使って準備完了。
船長と話していると、昼ごろになると風が吹いてくるであろうとのこと。朝一番からの勝負であるのは間違いない。船は定刻に港を出て漁場へひた走る。2時間ゆったりとキャビンで過ごして到着した。
エサであるサバ、もしくはサンマの短冊を装着して仕掛けを落としていく。水深は190m程度だ。乗船者それぞれが独自の釣り方があるのでそれを見ながら一番良い釣り方に修正していく。1投目ですぐにアタリがあり、結構な引きを楽しんで船べりまで上げた。
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攻略のポイント
皆さん2本バリが多いようだが私は1本バリを使用。理由はあまり大漁になってしまうと後の処理が困ること、乗船人数が多い場合にはオマツリした場合にハリを外すのに時間がかかって結局手返しが遅くなることからだ。ハリスも太い12号を使用してオマツリ対策はばっちりなはずだ。
風は少し強いがアタリが毎回の投入で出ていい感じで釣れてくる。アタリの速度はまちまちで、遅めの方は大型が食ってくる感じではあるが、ハリをのまれたり切られたりしてしまう可能性が高くなってしまう。実際ハリを取られてしまうので注意が必要だ。
潮が2枚潮になっているので、投入時にイトが斜めになってきたらリールの回転を一度止めて、ミチイトを真っすぐにするサミング落とし込みが必要だ。
指7本サイズも御用
コンスタントにアタリがあるので投入→アタリ→ハリ掛かり→引きを楽しみながら巻き上げを繰り返していく。
10時を過ぎたころに風が少し強くなってきたが、ガツンとアタって途中の引きをためながら上げたのは、堂々の指7本サイズ。これでもう今回のミッションは達成という感じだ。
技術の差があるので釣果は人によりまちまちであるが、全員が魚を上げて満足するのは気持ちが良い。
魚の移動がほとんどない(というよりも魚の遊泳速度と潮が一致しているのだろう)ので、船長は同じポイントに定点するのは大変だ。
最終釣果
朝のうちは曇っていたが晴れ間も広がり、風も北東から北西に変わって強くなってきた。11時半にもうしばらくして時間は早いが上がるとのアナウンスがあり、結局11時45分で納竿となった。帰りは少し風が強くなったが2時間コースで帰ることができた。
私は24匹の釣果。1本バリでの結果なので、2本バリであれば40匹であろうと脳内サオ頭を巡らせて、刺し身、干物、塩焼きを堪能した。ぜひ皆さんも挑戦を。
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<週刊つりニュース 中部版APC・植島孝裕/TSURINEWS編>
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