沖縄離島「伊是名島」でアオリイカエギング ヒットレンジ意識し連発
2021年12月10日 06:00
抜粋
10月28日~11月4日にかけて沖縄県伊是名島へ軽石除去作業に行ってきました。作業後は港内でアオリイカエギング。フィーディングレンジを意識し連発した釣りの模様をリポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター杉浦永)
伊是名島のポイントとタックル
今回は漁港の中で釣りを展開しました。漁港で釣りをするメリットとしては護岸が整備されているので比較的安全に釣りができ、コンクリート構造物に小魚やカニなどのベイトが接岸しやすいので、それらを狙ってフィッシュイーターやイカが入ってきやすいポイントと言えます。
天候は晴れで、北風が強く吹き荒れていました。そのため、追い風になるポイントを選んでエギングをしました。
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使用タックル
今回はエギング専用タックルを持っていませんでしたので、ライトロックゲーム用のスピニングタックルに2号前後のエギを使用しました。小まめ(5キャストごとくらい)にカラーローテーションして、イカに対してエギを飽きさせないというのが今回の戦略です。
基本の釣り方
エギの動かし方は、エギをキャストしたら目標となるレンジまでエギをフォールさせ、ワンピッチで2~3回ほどエギをシャクり、ダートさせ、イカにアピールします。その後はラインを張りながらカーブフォールさせ、イカにバイトさせる瞬間を与えます。
フォール中にラインが緩んだり、手元に伝わるバイトが出ます。フォール中の違和感を見逃さないように注意を払って、バイトだと思ったものはすぐにフッキングをいれていきます。
秋イカの大群発見
港の海中を観察していると、無数の黒い点々を確認でき、よくみると秋イカの大群でした!すぐにエギを近くの売店に買いに行き、釣りスタートです!
エギをキャストするたびに5杯ほどの秋イカがチェイスしてきて、足元まで興味津々の模様です。そこで遠くにキャストしてから、ボトムまでエギを沈め、チェイスさせてフォール中のバイトをサイトで確認して、1杯目をキャッチ!
フィーディングレンジ
先ほどと同じようにロングキャストでチェイスさせながら狙っていると、この日のイカは表層でしかエギを抱こうとせず、エギが水面から1m以上フォールしていくとチェイスを諦めてしまう個体が多いということがわかりました。
フィーディングレンジが理解できたので、表層から1m以内だけを効率よく探るためにウエイトが軽く、フォールがスローなエギを選択します。フィーディングレンジを狙い撃ちすることで、前半よりも数釣りを展開することができました。
最終釣果と伊是名島の今後
サイズは小ぶりでしたが、短時間で10杯ほどのイカが釣れました。1~3月くらいは大型のアオリイカやコウイカも釣れるとのことなので、次回は大型狙いのタックルを揃えて釣行に臨みたいと思います。
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<杉浦永/TSURINEWSライター>
伊是名島