ティップランのアオリイカ好模様！シャクって止めてクイッとこい！

アオリイカの釣りを目指して三浦半島佐島港の鶴丸へ出かけた。

ティップランエギングという手法に今回挑む。

船を風に任せて流しながら、広い範囲を探すために横方向へエギを引いていくという釣法。一列に並んで釣り上げることになる。

10月29日、私を含む8名のお客様と共に7時に出発し、たった10分程で佐島沖水深25mの点に到着。

「ここは水深25mです。流れは0.6ノット程度ですから、30～35gのエギを使用してみてはどうでしょう」とのアナウンスに、私を除いた全員がエギを投げ入れた。

エギングは初めてであるため船長に釣り方を尋ねると、「エギが着底したら5～8回巻き上げてシャクり、その後5～10秒程度ステイさせてください。

その際に竿先に何かしらの変化があればすぐにヒットさせてください。

当たりがなければ、再びエギを着底させます。

これを2～3セット行い、当たりがない、あるいは3倍ラインが出たらエギを回収し、再び投入してください」と説明してくれた。

船上はゆったりとした風が流れ、船はゆっくりと漂っていた。

最初に当たったのは胴の間の芹沢さんだった。

力強く合わせて500g程度のアオリイカを手繰り寄せた。

「竿先がふわふわと揺れたんです。最初の1杯が釣れて安心しました」と芹沢さん。

次の流しで、「魚影が出てきているから集中して釣ってみてください」とのアナウンスの後、胴の間で釣りをしていた柏木さんと原さん、そして大ドモの松山さんがアオリイカを釣り上げ、300～500g級のアオリイカが次々と釣れ始めた。

しかしその後は風が止んで、船が流れなくなったため、船長は「根周りの反応へ当てていく作戦に切り替えます」と告げ、佐島沖の水深30ｍ前後へ移動となり再開。

船が根の上に差しかかると、「反応が出てきました」とのアナウンス。

それと同時にミヨシの福本さんが合わせ、竿が大きく曲がる。

慎重に巻き上げると、パープルカラーの餌木を抱いた良型のアオリイカが海面に浮いてきて950gをキャッチ。

次の流しでは福本さんと芹沢さんがそれぞれ500g級のアオリを取り込んだ。

「ミヨシの方がパープルカラーの餌木を使って釣っていたので、同じ色にしたら釣れました」と芹沢さん。

穂先だけでなく周りもよく見えている人が釣っているようだ。

その後、アオリイカラッシュに突入し、福本さんはこの流しで2杯、これまで釣れていなかった胴の間の小寺さんが400g、鮫島さんも300gのアオリイカを釣り上げる。

さらに大ドモの松山さんが800g級を取り込む。

このチャンスに乗り遅れまいと私も竿を出す。

福本さんの隣に入れていただき、パープルカラーの餌木をチョイス。

船長に教わったとおり、餌木が着底したらシュッシュッシュッ・・・と巻きシャクリしてピタリと止める。

すると穂先がクイッと動いた。

すかさず合わせを入れるとイカが乗ったものの巻き上げようするとバレてしまう。

悔しいが、これっきり私にはアタリがないまま、14時の沖揚がりとなった。

この日は0.2～0.95kgのアオリイカをトップ７杯、船中31杯と十分な結果。

船長によれば、今後は水温の低下とともに、600～800gがアベレージとなり、1kgの良型交じってアタリも増えるとのこと。

鶴丸はレンタルタックルや餌木もあり、岩崎船長がていねいにレクチャーしてくれるので、ティップランエギングの入門におすすめです！

5種類すべて専用設計。直進性に優れ、シャクリに対しては大きくダートする。

沈下速度を向上させ、鋭いアクションを実現。ラトル入りとノーマルの2タイプ

沈む、動く、止まる。ティップランに必要とされる要素を完璧に備えている定番餌木。

ここ数年関東で最も人気の高い実績餌木。エギ王TRシンカーの併用で幅広い攻略が可能。