エビラバ&ひとつテンヤで60cm級頭に良型マゴチが連続ヒット
2021年12月22日 06:00
抜粋
福岡・糸島の岐志からプレジャーボートにて湾内へ釣行。短時間勝負、シャローでの釣りになりましたが、いろいろな魚種とたくさんのアタリがもらえた釣行をリポートします。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版・赤堀泉)
プレジャーボートでエビラバ
テンヤは軽いオモリを使用し、ゆっくり落として誘う釣りなのですが、ウネリが強くアタリが取りにくいと断念し、近場で短時間勝負という条件で、タイラバ釣行にて出船してきました。
朝方は波風が思ったよりも強かったため、深場までは出ず、少し様子を見て待機。徐々に波風ともに収まってきたため、水深15mくらいの浅瀬で釣りを開始しました。
いつもの釣り場より浅瀬のポイントで船長より、一度やってみようということで指示があり早速釣り開始。60gのオモリをつけ、エビを買ってきていたので今回はエビラバにて挑戦。シャローでのエビラバ、エビをつけたためスカートは少なめにし、ハリは小バリを使用しました、ネクタイは安定的に釣れるカラーのオレンジを使用。
嬉しいマゴチ登場
開始10分もたたないところでコツンコツン、ググググーッと持っていくようなアタリ。サオ先を叩いてないのでタイではないようですが良い引きです。慎重に巻き上げていくと浮かんできたのは黒い魚体、これはなんだと上がってきたのはマゴチ!しかもかなり良いサイズ。海底が砂地のためかマゴチがいました。かなり嬉しいゲストです。
ひとつテンヤにもヒット
同船者の田中さんは、波が収まってきたためテンヤ仕掛けにて狙っていました。
軽い15g程度のひとつテンヤ仕掛けにエビをまっすぐつけます。海底に着底したらサオを高く上げてゆっくり落として誘います。タナを探りながら上からふわふわっとエビが落ちてくるイメージで誘います。すると田中さんにもヒット、続けて上がってきたのは、またまたマゴチ。どうやらマゴチのポイントに入ったようです。
マダイ&サワラも顔見せ
波風が収まってきたタイミングで少し深場の水深20mラインに移動。すると早速、私に叩くようなアタリ。これは間違いなくタイです。上がってきたのはサイズはかわいいサイズだったのですが、きれいなピンクのマダイでした。次はサイズアップを狙います。
私は何度もアタリがあるのですが、なかなか乗ってきません。エビラバで誘っていたのですが、エビをつけているから即アワセなのか?タイラバなのでアタリが合っても巻き続けるのか?これに迷い続け何度もバラしてしまいました。
そして、田中さんは巻き上げ中にいきなりガツンと来ました。上がってきたのはサワラ。シャローにも大きないろんな魚種がいることにびっくり。
60cm級良型マゴチ追加
その後、最初のポイントに戻り、誘い続けると再度私に大きなアタリとよい引き。これは先ほどより大きそう、そして叩かないけど暴れるこの引きは、そうマゴチです。先ほどより大きく、60cmに届くかという大きさに大興奮。
その後、田中さんもマゴチを1尾追加して今回はマゴチ祭りになりました。そのほかに根魚なども追加しました。
大物バラシも
最後に、大ダイを釣りたいと願ってい私に、これはないというチャンス到来。今までよりさらに大きい重いアタリ、これは絶対捕りたいと思って巻いていると途中で急に軽くなりショック……バラしてしまいました。
ショックが大きく凹んでいると今度は田中さんにイトの出が止まらないアタリ、この走りは間違いなく青物。しかしそのままラインブレイク。私と田中さんが仲良く大物をバラしたところで納竿となりました。
今回は短時間勝負、シャローでの釣行になりましたが、いろいろな魚種とたくさんのアタリがあり本当に楽しむことができました。マゴチは、その外見とは裏腹に皮も身も内臓もすべておいしい魚で幸せいっぱいにいただきました。
<週刊つりニュース西部版 赤堀泉/TSURINEWS編>
出船場所:岐志漁港