堤防釣りで111cm12.5kgヒラマサ獲った フェリー出港が時合いの合図?
2021年12月24日 06:00
抜粋
青物のトップシーズンに沸く玄界灘、長崎県壱岐市に釣行した。ビックサイズのヒラマサを、壱岐市・郷ノ浦港の堤防でキャッチ!ポテンシャルの高さをレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 福岡市・武田健人)


郷ノ浦港でヒラマサゲーム
壱岐の青物といえばヒラマサ。そして、ヒラマサといえば磯から狙うイメージが強いものだが、なんとここ連日は郷ノ浦の堤防にて釣果が良いとのこと。
壱岐市広域略図(作図:週刊つりニュース西部版 福岡市・武田健人)11月26日の夜明け前、午前6時30分ごろから堤防に入る。潮回りは小潮だ。
現場に着くなり、3人の釣り人が目に入った。どうやら仲間と泳がせ釣りをしているようだ。自由に泳ぎ回るエサを邪魔しないように、少し離れた先端へと向かう。
当日のタックル
まだ暗いうちはポッパーを使い、ショートポッピングを交えスローに誘う。ちょうど7時に干潮の潮止まりとあって、潮はあまり動いていないようだ。朝マヅメはあっという間で、気がつけば周囲は明るくなり、目の前を福岡行きのフェリーが通って行った。
当日のタックル(作図:週刊つりニュース西部版 福岡市・武田健人)以前、このポイントについて話していた友人を思い出す。友人いわく「あそこは7時のフェリーが出てからやけんねえ!」と。ボイルもない平和な海に一抹の不安を覚えるも、友人の言葉を心の支えに「そうだ、ちょうど今から潮が動きだすから…」と自分を鼓舞し、ダイビングペンシルを次々とローテーションしパターンを探る。
ふと周囲を見ると、泳がせ釣りをしている人のサオが大きく曲がっている。巻く、巻く。そうして上がってきたのは、おそらくヒラマサかヤズであろう80cmあるなしの青物。「姿は見えないが、いるはずだ。どうしたものか…」そんな中、チョイスしたダイビングペンシルはファットなボディーが特徴の青政188。フックはダブルクダコ5/0を付けてある。掛かればバレにくい仕様だ。
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3投目にヒラマサヒット!
1投目、何も起こらない。2投目、やはり何もない。「ダメなのか…」3投目、やはり何の気配もない。「ルアーだと反応しない日だというのか」と、足元までルアーを寄せた瞬間「ズバッ!」という激しい音とともにルアーが引ったくられた。「来た!」1人で叫び、ファイトが始まった。
強めに締めたドラグから「ジャーーー!」と激しい音が響く。これはヒラマサだろう。どうやら激しく頭を振っているようで、その振り幅の大きさを感じた。「強いだけじゃない。デカいぞ、コイツは!」ドラグをさらに締め込み巻き上げる。それでも物すごい力でドラグを出し、抵抗する。
とはいえ、こちらは磯ではなく堤防だ。少々走られても何の問題もない。ようやく海面に姿を現した魚は…やはりヒラマサだ!デカい!1人でタモ入れを開始するも、当然これがなかなか難しい。なんせ85~90cmはありそうだ。タモの深さを考えてもギリギリ…いや、完全には収まらない。
興奮と緊張で足は震え、判断力が落ちているのを感じる。2度、3度とタモを入れ直し、ついにネットイン。冷や冷やしながらタモを引き上げ、堤防に乗せると安堵の瞬間が訪れた。「デカい。これはデカい」。
1mオーバー12.5kg堂々!!
メジャーを取りだし計測すると111cm。その後、重量を計測すると12.5kgであった。たまらない。いそいそとシメて血抜きをする。「このサイズまで育つのに一体どれほど生きたのだろうか」と…感謝。ふと魚体を見るとエラに1本、首元にもう1本、折れたフックが刺さっている。どれほどのドラマがあったのだろうか。
ビックサイズのヒラマサ(提供:週刊つりニュース西部版 福岡市・武田健人)感無量で釣りを続ける気力もなく納竿。重たい魚を背負って車へ戻ろうとすると、地元の釣り人が「袋を使わんね?」と声を掛けてくれた。「大きかねー!」に続く言葉は「釣れたとはフェリーの後(出港した)やった?」。やはり、ここは7時発のフェリーが出港してからが本番のようだ。
「たまには、俺にもこんな日があって良いよな」そう呟いて、壱岐のポテンシャルを噛みしめながら帰路に就いた。晩秋の青物シーズン、この調子で堪能したいものだ。
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<週刊つりニュース西部版 福岡市・武田健人/TSURINEWS編>
壱岐市・郷ノ浦















