河川での夜のブッコミ釣りで天然極太ウナギ手中 贅沢鰻重に舌鼓
2021年12月24日 16:30
抜粋
ペットのスッポンのエサのエビを調達しに出かけた。思ったより水温があったのでついでにウナギを狙ってみると、極太天然ウナギがヒットしたので、その模様を紹介したい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・永井博文)


ウナギ狙いで筏川へ
年を取ったせいか、お化けが大運動会を楽しんでいる丑(うし)三つ時に目が覚めることが増えてきた。横を見ると、家内が気持ち良さそうな顔で寝ていたので、静かに寝床を後にした。22日の月曜日に雨が降ってから一気に冷えてきたので、防寒着に目出し帽姿でエビ調査に出発した。
数年前、津島市内のコンビニでアルバイトをしていたお嬢さんにレジを担当してもらうと必ず天然ウナギが釣れた。「女神様」と勝手に名前を付け、ご本人にも話して喜んでもらっていた。もうそのお嬢さんはいないが、そのコンビニで験を担いでホットコーヒーなどを購入。11月25日の午前3時30分、愛知県の筏川に到着した。
バカボン君(ペットのスッポン)のエサとなるエビは海南こどもの国近くで採取した。ところが、水温が思っていたほど冷たくない。あわよくばと思い、筏川水門の北側(通称プール)でチャレンジすることにした。
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極寒のなかアタリを待つ
サオはリョービのシーバスザオ。リールは48年前にお小遣いを貯めて初めて購入したリョービのAC-20(サビは出たが、怠らず整備を続けているので今でも現役だ)。
タックル図(作図:週刊つりニュース中部版APC・永井博文)車外はとても寒いが、めげずに仕掛けを遠投する。そして5分もしないうちに3mほどリールを巻いてアタリを待つ。これを繰り返し、全て巻き終えて手元まで仕掛けがきたら、生きのいいエビに交換する。けれど、1時間以上同じことを繰り返しても何の音沙汰もなかった。
さすがに寒い。おなかに食べ物を入れると風邪を引きにくいはず。コンビニで購入したおにぎりは、しっかり温めてもらった後、使い捨てカイロで挟み、発泡スチロールの箱に入れてある。十分温かいおにぎりだ。たかがこれだけのことかもしれないが、何か自分だけの工夫を見つけるのも楽しいものだ。
家を出るとき、玄関に水筒が置いてあった。私がゴソゴソと準備しているときに用意してくれたようだ。中には涙が出るほど温かいお茶が入っていた。家内に感謝したい。
ポイント変更
おなかに温かい食材が入ったので、少し歩いて体を温めることにする。今年の9月中旬に地元の釣友とセイゴを36匹上げた水門の南側に到着。3機ある水門のうち、道路から向かって一番右手にある水門に注目する。
ポイント図(提供:週刊つりニュース中部版APC・永井博文)石段を下りて水面を見ていると、あちこちにコノシロと思われる魚群があり、時々ザバーッと大型魚がハンティングしているらしい光景が見られる。またボラのジャンプも確認できた。
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待望の本命ヒット
プールヘ戻って釣り再開。午前5時半前、ガードレールに立て掛けてあるサオがガタガタと1回だけ音を立てたが、その後は沈黙。5分ほどそのままにしておき、エサを交換しようとサオを手に取りイトを巻き上げようとすると、何か違和感があった。
ポイントの様子(提供:週刊つりニュース中部版APC・永井博文)サオで聞いてみると、間違いなく獲物がハリに食いつき、イトを引っ張っていこうとしている。それもコイやマダカのような引っ張りではなく、ニョロニョロ君独特の引っ張りのようだ。
超大型天然ウナギ手中
仕掛けをぶっ込んだ場所は水門の真ん中よりさらに奥に当たる取水口のすぐ前なので、必死にイトを巻き上げた。堤防まで残り5mほど、近づいてきたのは天然ウナギのニョロニョロ泳ぎと分かり、さらに慎重に最後の取り込み。エビ採取用の目の細かいアミでよっこらしょと。久しぶりの丸々と太ったおなかの真っ黄色な超大型天然ウナギと分かった。
置きザオで狙う(提供:週刊つりニュース中部版APC・永井博文)その後、午前6時半にはとてもキレイな朝日を拝むことができた。この時間まで何度も元気の良いエビをハリに付け、少しずつイトを巻き上げて探りを入れたが、泣いても笑っても今日の釣果はこの1匹だけだった。
残念なことは、アケミ貝の殻など釣り師が捨てたのではないかと思われるゴミが残されていたこと。自分で出したゴミは自分で持ち帰ろう。切にお願いしたい。
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豪華ウナギ料理に舌鼓
前回の釣行で釣った天然ウナギは、そのまま水槽に入れて生かしてあった。その水槽内のウナギを含めて5匹を週末にかば焼きにしようと家族で話が決まった。天然ウナギを水槽から出してビニール袋に入れるまでが私の仕事。これをしばらく冷凍庫へ放り込んでおくと、冬眠状態と錯覚してかニョロニョロの動きが止まり、まな板上でさばきやすくなる。そう書いたが、調理は全て家内の仕事だ。
きれいにさばかれたウナギ(提供:週刊つりニュース中部版APC・永井博文)2匹のウナギが私の丼に入った。丼の底、真ん中、そして丼のフタ代わりにウナギのかば焼きを乗せた、まさに超ぜいたくな天然ウナギ重丼が完成。ビタミンを含めた抜群な栄養補給となった。
超ぜいたくなウナギ丼(提供:週刊つりニュース中部版APC・永井博文)<週刊つりニュース中部版APC・永井博文/TSURINEWS編>
筏川









