仁淀のアユが宙を舞う! がま鮎史上最軽量!! ダンシングマスターMの快進撃
2021年12月25日 11:30
抜粋
仁淀のアユが宙を舞う! がま鮎史上最軽量!! ダンシングマスターMの快進撃
がま鮎史上最軽量のアユ竿として登場したダンシングマスター。
なかでもMクラスは9mで183gと異次元の軽さとなっている。
そうなると気になるのは強さ。
細身・軽量なダンシングマスターで、果たしてどこまで積極的な攻めができるのか。
そして、どれくらいのサイズまで対応するのか。
ダンシングマスターMの愛用者である、がまかつフィールドテスターの西森を取材した。
ただ軽いだけじゃない、ダンシングマスターの真価とは
長さ9.0mにして重さ183gというがま鮎史上最軽量を誇るダンシングマスターのMタイプ。
軽さに特化しているアユ竿というと肉薄で柔いだけの竿かと思われがちだが、「前作のダンシングスペシャルよりシャンとしていて張りがある」と、がまかつフィールドテスター西森康博は語る。
西森は高知県がホームエリアで、ダンシングマスターの開発にも携わっている。
その西森とともにダンシングマスターMの実釣力を取材してきた。
この日の釣り場に選んだのが、高知県仁淀川。
連日の酷暑と晴天により、渇水と垢腐りが目立つフィールド。
最悪のコンディションといえるだろう。
いざ仁淀川に入川してみると、まだ午前中だというのに水温がぬるい。
なるほど、オトリ屋でテクニカルになってきているとは聞いていたが、アユがナーバスになっていて、追いが悪いのもうなずける。
朝イチ、早々と野アユを掛けたが続かない。
「オトリアユを綺麗に泳がせないと追われないですよ」と西森。
元気な野アユとどんどん入れ替えられる状態なら、自然とこれがクリアできるのだろうが、この状況ではそうもいきそうにない。
こういう悪状況下において、細身で粘りあるダンシングマスターM特有の柔軟さが真価を発揮する。
細い糸を使ってアユへの負担を軽くできるからだ。
足裏~人頭大の石が敷き詰められている平坦な平瀬のポイントに立ち、流れの筋を手前から奥へとアユを登らせては戻すのを繰り返しながら探っていく。
何度筋に入れ直しただろうか。
かなりの時間を同じオトリで泳がせているが、まだまだ綺麗に泳いでいる。
西森のオトリ操作もさることながら、ダンシングマスターという竿の特性がそれをサポートしている。
引き釣りにせよ、泳がせ釣りにせよ、ダンシングマスター特有のオトリのなまめかしい泳ぎがそこにあるという。
渇水の仁淀川で23cmのアユを抜くダンシングマスターの底力
筋を探っていった先、太ももの水深まで立ち込んだ辺りで大きく竿が曲がった。
しっかりと竿を立てて溜める。
やがて水面を割って飛んできたアユがでかい。
23cmはある。
「これくらいならMでも引き抜けます。胴から曲げる、しっかり溜める。これさえできていれば、 20cm中盤のアユが掛かった時でも、抜かずに寄せれば取れますよ」
多くのアユ釣り師が沈黙を続ける中、西森だけはその後も22~23cmのアユを何度も掛け、大きく竿を曲げて引き抜いていた。
繊細さが特徴のダンシングマスターMではあるが、23cmまでは十分にカバーできている。
朝はぽつりぽつりとゆっくりなペースでアユを掛けていたが、ペースが上がらないので早めに昼食を摂ることにした。
昼食後はリズムを掴み、宙を舞うアユの数も幾分増えていった。
アユの活性が高くなった要因としては、ダムの放水なども関係している。

「Mの良さは竿が良く曲がるので、釣り味が面白くバレにくいというところです。
これはアユの皮がまだ柔らかいシーズン初期に特に威力を発揮します。
また、硬い竿に比べて、溜めが作りやすいという点があります。
良く曲がる竿は、立っている場所から下れないような状況や、小石が多く掛けたアユを誘導するような流れの緩い場所がない川で活きます。
20cm前後のアユが釣れるシーズンないしポイントでは、Mを1本持っておくことで釣りの幅が広がりますよ。
また、さっきも言いましたが、胴から曲げる、しっかり溜める。
これを意識してもらえれば、例えば私の地元の高知県新庄川や、滋賀県安曇川、和歌山県日高川龍神地区などの、川幅が狭くアユのサイズが大きくなっても20cm半ばくらいの川であれば、通年ダンシングマスターのM1本でも釣りができます」
がま鮎 ダンシングマスター(写真はMH 9m)

がまかつ がま鮎 ダンシングマスター M9.0














