中深場五目釣りで本命クロムツ手中 好ゲストにメダイにアコウダイも浮上
2021年12月29日 06:00
抜粋
2021年12月。釣り仲間3人で楽しんだ東伊豆のチャーター専門船・千とせ丸での中深場五目リレー釣りの様子をレポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)


千とせ丸をチャーター
筆者と寺さんと大ちゃんの釣り仲間3人で千とせ丸に乗船するのは、およそ2か月ぶりである。前回の釣行では、クロムツを筆者と大ちゃんが4匹ずつ、寺さんが2匹。ゲストでメダイを大ちゃんが上げた。
チャーター船で行く中深場コマセ釣り クロムツ全員安打にメダイも登場
今回の釣り物はクロムツ&アカムツ狙いの中深場五目リレーをリクエストさせていただいた。仕掛けは3人それぞれ準備し、エサは船長にご用意いただいた。
クロムツの直近の釣況はあまりよくないとのことだったが、仕掛けなども入念に準備しているので釣り物を変更せずトライしてみることにした。
ポイントへ向かう千とせ丸(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)今回釣行のテーマ
今回の釣行のテーマは、クロムツの釣果アップと、大ちゃん以外の2人はメダイキャッチ。そしてあわよくばみなアカムツもキャッチし、その他美味しいゲストも手中にしたいというものである。
前回釣行の宿題
前回は楽しい釣行ではあったものの、クロムツの鋭い歯やメダイの強い引きによるハリス切れが連発し、次回への宿題とした。今回はそれを踏まえて3人それぞれに対策を講じた仕掛けで臨んだ。
具体的には、ハリスを太くしたり、フロートパイプでチモトを補強したり、タチウオ用の長いハリにしたり、ワイヤーハリスを使用したりまちまちである。ハリス切れ対策が奏功すれば、バラシを減らすとともに追い食いを待ち多点掛けにより釣果アップできるだろうという作戦である。
ちなみに3人ともクロムツ釣りは2回目か3回目なので、どちらかといえば初心者の部類であり、まだ試行錯誤中でまったく極めてはいない、などと言ってハードルを下げておきたい。それでもチャーター船なので仲間うちだけで気楽にできるのがいい。
水深200mラインでクロムツ五目
夜明け前の5時30分。上多賀港(戸又港)集合。相かわらずイケメンの藤間船長は、ペンキ塗りたての船体内側のライトパープル色も良く似合う。
さて、釣竿や釣り具類を船に積み込み出船。この日の天気は12月とはいえ、明け方でもさほど寒さは感じない。日中はさらに気温が上昇する予報のため、着込んでいた服を早々に仕舞う。波も穏やかで風も弱いが、日が昇るにつれて南西の風が強まる予報だ。
「前半で釣っちゃってくださいねー」と船長。6時30分すぎに最初のポイント到着。最初はクロムツ狙いの水深200mライン。80号のステン缶にコマセを詰め、持参した3本バリの吹き流し仕掛けにサバの切り身をつけて投入。着底までは3分前後待ち、着底後仕掛けの長さプラス8m巻き上げてアタリを待つ。
ポイントからの風景(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)1匹目は本命クロムツ
船長の「最近の釣況はあまりよくない」との言葉通り1投目は全員ノーヒット。だが、2投目で大ちゃんが本命クロムツを上げる。筆者にもクロムツが上がった。安定感のある大ちゃんはこの後2点掛けでクロムツを上げ、さっそく「ハリス切られず多点掛け」のミッションを達成した。タチウオ用の長バリだったようだ。
その後、前回ほどアタリは多くはないが、大ちゃんは拾い釣りでクロムツを4尾に伸ばす。寺さんのファーストフィッシュはクロムツではなくメダイ。小型ながら、今回釣行の2つ目のテーマをクリア。その後小型のクロムツを2尾上げる。筆者もクロムツ1尾追加。ちょこちょこと小型のシロムツが混じる。
クロムツ2点掛け(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)移動前にメダイキャッチ
日が高くなるとアタリが遠のいてきた。日が上がってしまうとクロムツは食わなくなるという前回覚えた知識をもとに、船長に移動の相談をする。
「いい反応あるんでもう1回だけ流して移動しましょう」と船長。
このひと流しで筆者に強いアタリ。水深200m近くから終始竿をガタガタ揺らし続けて、超大型のサバかと思わせて浮上してきたのはメダイだった。55cm1.8kg。メダイとしては大型ではないが、実は筆者の人生初メダイ。食べごろサイズで嬉しい。船長判断のこのひと流しのおかげで筆者もメダイのミッションクリアである。
メダイ55cm1.8kg(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)ここで前半終了。
水深300mラインでアカムツ五目
ポイントを移動し、8時30分ごろからの後半戦は水深300mラインでアカムツを中心に狙う。仕掛けは各自用意してきた「天秤吹き流し仕掛け」または「胴突き仕掛け」。この自由さも仕立て船ならではであろう。
前半よりもさらに深場となり手返しが落ちる。オモリの重量もアップし、魚がついてなくてもかなり重量感があり、アタリがあってもノッたかどうかの判断も難しくなった。
小型のシロムツはコンスタントに上がったが、オモリの重さがあるので小さなシロムツでも大物の手ごたえのような錯覚をしてしまう。そんな中、寺さんが良型のクロシビカマス(スミヤキ)を2尾上げた。
寺さんのクロシビカマス(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)アコウダイをキャッチ
9時30分ごろ、筆者の竿に今日イチの重量感。着底直後にひったくるようなゴンというアタリで一瞬根掛かりかと錯覚したがそうではなかった。深場な上に重量感もあり、ときどきクンクン暴れるのでハリス切れでバラさぬよう慎重に巻き上げる。
長い時間をかけてようやく浮き上がって来た獲物はまったく予想もしていなかったアコウダイ。60cm2.5kgの良型。こちらも筆者初フィッシュである。無知な筆者はベニアコウかと思ったが、船長の見立てで別種のアコウダイと判明した。
どちらであっても、ハリウッドスター級の大物ゲストである。
大物ゲストアコウダイ(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)最終釣果
さて、最終釣果。クロムツは大ちゃんが竿頭の4匹で前回と同数、クロムツの最大サイズ40cmも大ちゃん。寺さんのクロムツ2匹も前回と同数。筆者はクロムツ2匹で前回の4匹から釣果ダウン。みな前回超えとはならなかったが、ハリス切れ対策には手応えを感じることができた。
筆者的にはハリスを前回の4号から8号にサイズアップし、パイプでチモト補強した結果、ハリス切れはなかったものの、ワル目立ちしてアタリが減った可能性もあるのでまた宿題ができた。ただそのおかげでハリス切れせずに初メダイもキャッチできた。
ほかに、寺さんがメダイ1、クロシビカマス2、筆者はアコウダイ、メダイ、ゴマサバ、ユメカサゴ各1、シロムツは全員5~8匹。アカムツは空振りに終わってしまったが、筆者としては2魚種のファーストフィッシュにも出あえた満足釣行であった。
クロムツの竿頭は大ちゃんの4匹(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)<宮崎逝之介/TSURINEWSライター>
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