「室内淡水つり堀」1日の流れと注意点を解説 全天候型&濃い魚影が特徴
2021年12月30日 17:00
抜粋
今回は身近な釣り施設『室内淡水つり堀』を紹介。全天候型で初心者にもオススメだ。デビュー時の一日の流れと注意すべきことをまとめたので紹介しよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)
筆者が考える室内淡水つり堀
室内淡水つり堀は、魚種別に分けると、主に『キンギョ、コイ』の2魚種の釣り場タイプがある。
著者は、室内淡水つり堀はワカサギ釣りやタナゴ釣り同様、完全に『数釣り』を楽しむ場所と考えている。ワカサギ釣りやタナゴ釣りに比べて短時間勝負であるため釣れる数は少ないが、『束釣りが可能である』だけにカテゴリーとしては数釣りであろう。
ここでは筆者目線での室内淡水つり堀デビューの一日の流れを以下の7つのフローにしてみた。
1、まずは最寄りのつり堀へ
室内淡水つり堀に挑戦したくなったら早速行ってみよう。大抵のお店はレンタルタックルにエサは練りエサというパターンなので、手ぶらで釣行可能である。注意点はエサで汚れる可能性があるので、汚れてもいい服装で遊びにいくことである。
2、受付で料金を払う
料金体系としては釣り場ごとに違うが、釣り時間1時間~3時間の料金設定で、それ以上は半日や1日というパターンが多い。最初のうちは1時間試しに釣りをしてみて、楽しければ延長したり次回の楽しみにしたりすればいいだろう。
ここで注意しないといけないのが、料金設定の金額とハリス交換や竿修理が必要となった場合の代金が別料金であることを頭に入れておきたい。
3、レンタルタックルを選ぼう
仕掛けの付いている竿を選ぶわけだが、なるべくハリスが痛んでいない仕掛けを選ぶこと。繊細なウキを使用しているレンタルタックルやノーマルの玉ウキ、棒ウキタイプなど様々だ。実際に自分がレンタル竿を手に取り竿や仕掛けに不備があるかどうかの確認をしておく注意が必要だ。
4、エサを受取り釣り座へ移動する
筆者はマイタックル使用可能なつり堀で楽しむことが多く、その場合はエサも持込みOKである場合が多い。だが様々なつり堀での経験上、エサはお店の物を使用した方が釣りやすい場合が多いので頭に入れておこう。
釣り座に移動して釣りを開始するが、場所は基本的にエサでサカナを寄せる釣りなので私は好きな所で釣ればいいと思う。強いていうならば人の集中していない場所であれば釣りやすくて快適だと覚えておこう。
5、準備ができたら釣り開始
サカナをキープするフラシを釣り座にセットしたら、サカナをすくうタモ網を横においてエサを付けよう。こうなれば釣りが可能になるので、エサを付けて仕掛けをつり池に投入しよう。室内つり堀は前後左右の釣り人に注意しながら安全を確認して仕掛けを振り込もう。
6、ウキを見てアワセを入れる
仕掛けを入れてウキが立てばつり堀なだけにすぐにアタリがあるだろう。ウキが沈んだり、浮き上がったり、横移動したりと反応が出たら竿を立ててアワセよう。この時掛かればサカナを取り込むが、掛けられなかった場合はエサが取れているので、仕掛けを回収して再度エサを付けて再開しよう。
7、釣り終了時間がきたら
終了時間5分前あたりで終了が理想である。中には釣れたキンギョやコイの持ち帰りが可能である釣場もあるが、持ち帰る場合は店主へ相談しよう。そして終了時間がきたらタックルを返却して店主へ釣果を伝えよう。
どこの室内つり堀もだいたいこのような流れで楽しめる具合となっている。とにかく遊びに来て1番大事なことは満足出来るまで楽しめたかに尽きるだろう。
数釣りを楽しもう
今回は私目線での室内淡水つり堀デビューの流れと釣りの際に注意したい点を説明させていただいた。室内淡水つり堀はやはり「つり堀」と謳われているだけに、遊びに来た時点で数釣りを約束されたようなものだ。無料釣り場ではなく料金が発生するだけに、やるのならとことん数釣りして満足して帰ることをオススメしたい。
それにマイタックルも使用可能である釣り場も多く、経験を積めば積むほど奥深さに気付かせてくれる。
室外つり堀も沢山首都圏には存在するが、室内つり堀の強みは『全天候型で天気に左右されない釣りであること』ではないだろうか。しかも確実に釣れて『安・近・短』が叶うからこそ長く遊べる釣りだと思う。初心者には筆者イチオシの釣りだ。
<なおぱぱ/TSURINEWSライター>
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