熱砂メタルドライブシリーズでヒラメを釣り上げたい!おすすめタックルもチェック

2021年12月31日 07:01

[FISHING JAPAN]

抜粋

熱砂メタルドライブシリーズでヒラメを釣り上げたい!おすすめタックルもチェック

シマノのサーフゲーム用アイテムといえば、熱砂シリーズです。

豊富なタックルが揃っていますが、中でも個性的なのが、メタルドライブでしょう。

見た目は、メタルジグの背中にワームが載っている状態。

これをロングキャストして、サーフの底に潜んでいるヒラメや、回遊している青物を狙います。

その使い方や、マッチするおすすめタックルについてご紹介しましょう。

メタルドライブとはどんなルアーなの?

メタルドライブとは、シマノの熱砂シリーズに属している、ハイブリッドなキャスティングルアーのことです。

ウエイトは3種類用意されていて、28g・32g・38gの中から選べるようになっています。

特徴的なのは、何といってもそのフォルム。

なんとメタルジグの背中に、シャッドテール系ワームが載っているではありませんか。

2つのルアーが1つになって、それぞれのメリットを発揮できるように組まれているわけです。

このシステムを、アーチドライブシステムと命名しています。

キャスティングをおこなうときは、背中のワームが離れるようになっていて、アングラー側になびくように設置されています。

こうすることで空気抵抗を抑えられますし、飛距離も伸びていくことになります。

着水後には、ワームは定位置の背中に自動的に戻って、スイミング姿勢を取ります。

ボディか下でスプーンのように揺れながら泳ぎ、ワームはプルプルとテールを震わせる泳ぎを見せてくれます。

つまり、ジグヘッド+シャッドテールワームというジグヘッドリグを、ロングキャストしてスイミングさせるためのシステムなのです。

とても個性的で面白い着眼によるルアーが、サーフゲーム攻略のために生み出されたことになります。

背中のワームは、ワンタッチで交換できるようになっていますから、別のカラーのものに切り換えると、違ったアピールでヒラメを誘えるでしょう。

アタリが遠退いたり、タフコンディションだな!と判断したときに、ぜひワームのローテーションを実施してみてください。

ヒラメが齧ってきたら、ワームの表面に傷がザラザラと残ることがあります。

食い切らないな!と判断したときも、ローテーションを始める良いきっかけとなるでしょう。

メタルドライブの使い方をチェック!

メタルドライブシリーズの使い方について、チェックしてみましょう。

まず試したいのは、ステディリトリーブです。

キャストして着底したら、ロッドを45度ぐらいの角度で前方へ突き出して、リールハンドルを回してください。

底付近から徐々に浮上しながら、ヒラメを誘い続けてくれるでしょう。

リトリーブスピードに変化を与えないことで、ベイトフィッシュの無防備感を演出します。

ヒラメの存在に気づいていないよ!という雰囲気を醸し出せるので、とても有効なアプローチといえるでしょう。

ストップ&フォールを有効に使おう!

メタルドライブのもうひとつの使い方は、制動をかけてフォールを絡めることです。

ステディリトリーブの途中でピタリと巻くのを止めると、ややキックバックしながらフォールを開始します。

このときに再度ワーム部分がボディから離れて、ピロピロとテールを震わせながらアピールしてくれます。

底まで落とし込んで、ヒラメからのバイトが無ければ、再度リトリーブを開始するようにしましょう。

着底したら、しばらくはそのまま放置しておくと、ヒラメが噛み付いてくることがあります。

急がずにバイトの間を与えることも、好釣果を引き出すポイントといえるでしょう。

メタルドライブの水中スイミングシーンを収めた動画はこちら

メタルドライブシリーズをキャストして操るのにマッチしたおすすめのタックルを選んでみた!

それでは熱砂メタルドライブシリーズをキャストして操作するのに適している、おすすめのタックルをご紹介しましょう。

ロッドは、ロングレングスのスピニングロッドがベストマッチします。

リールは、5000番前後のスピニングリールにPEラインを巻いて、ロングキャストに備えましょう。

シマノ(SHIMANO) ロッド 21 ネッサXR S104M

2021年にリリースされた、サーフゲーム用のロングレングスなスピニングロッドです。

ウエイトは170gとやや軽めで、ロッドティップの直径は2.1mm。

最大で42gのメタルジグまで、フルキャストできるように作られています。

適合するラインは、PEラインなら0.8号から2.0号まで。

全長は3.15mと長めで、継ぎ方式は並継の3本継ぎです。

仕舞寸法は110cmにまで縮まり、ブランクスのカーボン素材含有率は99%になっています。

実際に手に取ってみると、軽くてシャープな仕上がりになっていて、30g前後の負荷ならキャストしやすい印象です。

グリップ周りはスリムで握りやすく、安定した支持でサーフゲームを展開することができます。

メタルドライブシリーズとの相性もよく、連続キャストで広範囲をテンポよく探っていくのに、丁度いいかもしれません。

3ピース構造なので、仕舞寸法が短く、保管スペースに場所を取らないのもメリットです。

継目は安定していて、ジョイント状態も良好です。

実売価格は3万円前後と、ハイスペックモデルならではの価格帯に設定されています。

最新のサーフゲーム用ロッドなので、さまざまな工夫が盛り込まれているのが強みです。

青物やシーバスが掛かることもあるので、ロッドを立てて耐えるランディングをマスターしたいものです。

ブランクスには、スパイラルXコア+ハイパワーXが採用されていますから、ネジレに対する復元がとてもスムーズになっています。

大型魚に絞り込まれても、慌てず対処するようにしましょう。

シマノ(SHIMANO) スピニングリール 汎用 アルテグラ 2021 C5000XG ショアジギング ショアキャスティング シーバス

こちらも2021年に新発売となった、アルテグラシリーズのC5000番モデルです。

ギア比は6.2対1ですから、ハンドル1巻きにつき101cmのラインを巻き取ることができるように作られています。

かなりハイピッチでルアーを回収できるので、次のキャストへ移るテンポもアップするでしょう。

実用ドラグ力/最大ドラグ力は、6.0/11.0kgです。

自重は285gとやや軽めで扱いやすく、スプール寸法は直径が52mmでストロークが19mm。

ラインキャパは、PEラインなら2.0号を300m巻けます。

ハンドルの長さは55mmで、ボールベアリングは5個搭載しています。

実際に手に取ってみると、滑らかに回転するハンドルに、ローターがしっかりと連なっていく良質なフィールが備わっています。

負荷が掛かると、ドラグが反応するスピードが速めで、ラインが出っ放しになりにくいのもメリットでしょう。

ハンドルノブは、手のひらで包みやすく、長く使いたくなる質感が伴なっています。

実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に設定されています。

剛性感もしっかりあって、ショアジギングゲームにもじゅうぶん対応できる1台に仕上がっています。

熱砂メタルドライブシリーズを駆使して大型ヒラメを釣り上げよう!

熱砂メタルドライブシリーズの特徴や使い方、おすすめのタックルを取り上げましたが、いかがでしたか?

サーフゲームでは周囲のアングラーにしっかり配慮して、自分のルアーが隣りのルアーに引っ掛からない方向へ、丁寧にキャストすることを心がけましょう。

結構手前にヒラメが潜んでいることも多いので、ロングキャスト一辺倒にならないことも重要です。

特にブレイクラインが近くにあるようなサーフなら、手前からルアーを投入して探ることも実践してみてください。

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