伊勢湾でフグのカットウ釣りが人気なワケとは?ヤマワ産業から新発売のカットウ釣り仕掛けで高級食材のフグをゲットしよう!
2020年02月21日 16:18
抜粋
刺身や鍋、から揚げにしても最高に美味しいフグが手軽に釣れる事もあり、最近人気なのがフグのカットウ釣りです。
釣り上げたフグは船宿でフグ料理の資格を持ったスタッフが調理してくれるため、釣り人は食べられる身だけになったフグを持ち帰るだけなので、帰ってから自宅で料理するのも簡単で、近年徐々に人気になってきました。
もともとカットウ釣りは関東での釣り方で、伊勢湾では喰わせ釣りが主体でしたが、最近は伊勢湾でもカットウ人気が高まってきています。
喰わせ釣りでは切られてしまうような大物も釣る事が出来、しかも多く釣る事が出来ます。また、思わぬゲスト(外道)にも出会える事もあり、楽しさが認識されてきたのではないでしょうか。
今回は、そんなカットウ釣りの方法と、おすすめの商品をご紹介いたします。
カットウ釣りってどんな釣り?
カットウ釣りのシステムは、オモリに接した大きめのエサ針にアオヤギやエビを刺してフグを寄せますが、この大きな針でフグを釣るわけでなく、下に垂らした掛針で寄ってきたフグを掛けます。
一見するとただの引っ掛け釣りで簡単そうですが、やみくもにシャクッてみても、向こう合わせではほとんど釣れません。
フグがエサをついばむ小さなアタリを取って、その瞬間に掛けなければ釣果は伸びないのです。
オモリに接した大きめのエサ針は、専用のリーダーが販売されています。
アタリを出して掛けるテクニックも必要!
ベタ凪でアタリが頻発する状況では誰もが比較的簡単に釣れますが、潮が速い時や海が荒れた時等、状況によっては簡単にアタリをとる事が出来ません。
アタリも無いのにエサが全て盗られてボウズで1日終わる、なんてことは良くあります。
カットウ釣りはただ待つだけでなく、アタリをだして掛けるテクニックも必要な奥の深い釣りです。
フグがエサをついばむ小さなアタリはなれるまでわかりにくいかもしれません。
伊勢湾のカットウ釣りは根掛かり対策が重要!
更に、伊勢湾のカットウ釣りを難しくするのは根の荒さです。
フグは根に付いていますので釣船は根周りを攻めます。
天然漁礁であればまだ釣りやすいのですが、人工漁礁となるとベテランでも一日5、6個の仕掛ロストは珍しくなく、根掛かりとの戦いと言っても過言ではありません。
始めたばかりの方は、関東式の仕掛を用意される場合が多いようですが、それでは根掛かり対策が考慮されていないため、伊勢湾にはあまり向いてないようです。
また、使用PEも1号程度と細いものを使う方が多く、高切れが連発します。
ヤマワ産業のカットウトライシンカーは、常に餌針が上を向き根掛かりを回避してくれるため、伊勢湾でもロストを減らして使用することができます。
根掛かりに考慮したヤマワ産業のカットウ仕掛け!
また、ヤマワ産業のカットウ仕掛けは、伊勢湾の特性に合わせた仕様になっています。
掛針はハリス止式でハリス、フロロ5号を使用し、PEは2号以上を使うことで、根掛かり時はここがブレイクポイントになり仕掛の回収が可能です。
エサ針も根掛かりの原因になり、ここが引っかかってしまうと回収が困難ですが、このカットウ専用餌針も、針が常に上を向くバランスで根掛かりを減らす構造になっています。
替えの餌針のみも購入が可能です。
痛みの激しい掛けバリは補修して経済的に!
掛針は針先の傷みがはげしく根掛かりでも消耗しますので沢山用意してください。
出来れば傷むたびの交換が望ましいですが、余りにも不経済なので補修して使用する事も出来ます。
ハリス止式の利点で、傷んだ掛針は一旦はずして取り替え、船の移動時などに補修しておけば経済的です。
補修にはプライヤーとヤスリが必要です。
船上では細かい作業は煩わしいので簡単に砥げるワイドタイプのフラットシャープナー400が使いやすいでしょう。
カットウ専用両掛針撃刃は、早掛けタイプなので根掛かりしやすく変形しますが、補修しながら使用しましょう。
カットウつりに限らず船釣りは手返しが重要と言われることが多く、釣果優先ならカットウ専用両掛針撃刃がお奨めです。
でも掛針を付け替えたり補修したりするのは少し上級者向けなので、慣れないうちは比較的根掛かりの少ないキツネタイプのカットウイカリ4が良いですよ!
エサの携帯には船ベリマルチホルダーがあるとさらにスムーズですよ!
残ったエサはフレッシュロックに入れたまま持ち帰り冷凍保存すると、次回の釣行の際に使う事が出来て無駄になりません。
お鍋の美味しい季節にてっちりはいかが?
これからさらにお鍋の美味しい季節になります。
最後に味わう締めの雑炊も最高ですね。
ぜひ釣り人のみなさんもヤマワ産業から新発売のカットウ釣り仕掛けを使って、高級食材のフグを狙ってみてはいかがでしょうか!