冬のナイトエギングでアオリイカ4尾 シャロー狙いで1.2kg良型も登場
2022年01月15日 06:00
抜粋
中潮で月夜となった昨年12月15日の午後7時、1kgアップの初冬のアオリイカを狙って、熊本・天草の鬼池に釣行した。シャローエリアを攻めて狙い通り1.2kgの良型を仕留めた釣りの模様をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行)
アオリイカ狙いのエギング
昨年12月15日の午後7時に熊本・天草の鬼池に到着。潮は上りの中潮で月夜。狙うは初冬のアオリイカ、1kgアップだ。
冬はどうしても釣りにくくなるアオリイカだが、月夜を狙って釣行すれば釣れる確率はグンと上がる。狙う場所は春に大型が上がる場所でOKだ。
ポイントに到着してまずはエギスタ3.5号ケイムライソスジエビラメを選択。月夜は絶対的にパープルが有効だ。「潮はゆっくり右から左か、それにしても月明かりでボトムまで見えるな」と扇状に探るが反応がない。
シルエット強調し800g本命
次は左端に移動してまた扇状に探るが反応がない。「クリアボディーだとパッとせんかな?」とエギスタからダートフォース3.5号パープルに変更。同じパープルだがクリアボディーではないのでシルエットはハッキリする。
その1投目、遠投して1回目のシャクリでエギの頭をこっちに向かせる。「ん、藻?なんか触ってたな、まだフォールさせて2秒ぐらいしかたってないぞ」とそのままロッドを立ててカーブフォールさせるとグッ。「やっぱりイカだった、いただき~」。ジッジィィー「お~、頑張るね~」。
流れに乗ってジェット噴射を繰りだすが慌てずゆっくり巻き取り、足元まで寄せてネットイン。取り込んだのは800gのアオリイカ。「良型だな、濃いパープルの方がいいのか?」。
カラーローテで本命続々
確証を得るために今度はダートフォースからエギスタ3.5号ケイムライソスジエビラメに変更。潮が利いてきたタイミングでどんどん左に流して行くと、グッ。「エギスタでも来た~、けど小さい。400gぐらいかな?でも2尾目~」と難なくキャッチして写真を撮ってリリース。
「次!」だが次に釣れたのは200gのアオリイカ。どんどんサイズが落ちているが、数は3尾目とこの時期にしては悪くない。秋から冬の時期なので小型は交じる。
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シャローで1.2kg浮上
潮はどんどん下げて、あまり潮位がない。「でも水深1mあればアオリイカは入ってくる。着水ポイントは2mぐらいしかないな、そこにブレイクが絡む、シャロータイプのエギを3秒フォールで探るしかないな」と、立ち位置を右側に移動してスーパーシャローエリアに遠投。3秒フォールさせて2回シャクり、その後はロッドを立てて3秒フォールさせ、また2回シャクリを繰り返す。
その3回目のカーブフォールでロッドのサオ先が重みを感じた。「おったな、やっぱり」ジッジィー。「お~、1kgはいったな~」アワせた瞬間分かる重量感と力強いジェット噴射。冬の月夜のスーパーシャローエリアでの1kgアップ!
エサを食いたい個体は必ずシャローに入る。ゆっくりゆっくり慎重に寄せて余裕のネットイン。上がったのは1.2kgのアオリイカで「上出来!」。
その後、潮が右から左に流れ始めて潮位もさらに下がり始めたので帰路に就いた。
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<週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行/TSURINEWS編>
鬼池港