3キロオーバーは当たり前 南房のシマアジ年内有望!!

2022年01月17日 11:30

[FISHING JAPAN]

抜粋

3キロオーバーは当たり前 南房のシマアジ年内有望!!

年忘れの釣行プランは決まりましたか?

ドカンと大物狙いに挑むもよし、手堅い小物でのんびり楽しむもよし。

釣りでリフレッシュして新年を迎えてください。

釣行の写真

当日の釣り場は白浜沖の水深27~30m

南房伊戸港発→白浜沖・3㎏オーバーは当たり前・南房のシマアジ年内有望!!

姿よし、釣りごたえよし、食味よし、三拍子そろった魚の王様といったらマダイだ。
 
その一方、アジの仲間で最高ランクに位置し、強烈な引き込みが魅力の魚といえばシマアジだろう。
 
現在、その両方が狙えるのが千葉県の南房エリア。

取材した伊戸港の保坂丸では、例年この時期はコマセダイがメインなのだが、今年は海水温が高めに推移している影響か、シマアジが依然好調。

そのため、マダイも交じるシマアジ五目の看板で出船している。
 
シマアジは釣れるサイズが3㎏前後と良型中心で、ときには10㎏近いオオカミと呼ばれる大型も釣れるとのことで期待が高まる。

知っ得!シマアジ釣りの魅力

シマアジは口周りが弱く、薄い部分にハリが掛かるとバレる確率が高い。

また大型になるとその瞬発力は想像をはるかに超え、リールのドラグを締め過ぎるとハリス切れに泣く。

かといってドラグを緩めて道糸を出し過ぎると根ズレのリスクが高まる。

このように釣り上げるのが非常に難しい魚だけに、見事手にしたときの喜びは格別。

この釣りにハマるはずだ。

釣行の写真

シマアジの引きは強烈!

デカイの食ったぞ!

11月22日、保坂丸へ。

実は4年前に娘の結婚式用の祝い鯛を狙って訪れた際、4.6㎏の大ダイを釣らせてもらった験のよい船宿だ。

当日は10名を乗せて5時40分に出船し、15分ほど走ってポイントの白浜沖に到着。

「水深27m。タナは底から6mです」とのアナウンスでスタート。
 
このポイントは険しい根が点在し、そこに様ざまな小魚が着いている。

それを狙ってワラサなどの大型魚も回遊してくるようだ。
 
そのため船長の推奨仕掛けはシマアジやマダイを始め、ワラサやカンパチなどの青物にも対応可能なハリス6号6mの1本バリ。

ちなみにそれ以上太い仕掛けは根掛かりすると切るのが大変なためすすめていないそうだ。
 
もう一つ、シマアジに的を絞る場合はウイリー仕掛けもおすすめとのこと。

当日も早朝は、全員ウイリー仕掛けでスタートする。
 
着底後、2mほど巻き上げた所から、指示ダナの数m上まで、もしくは海面近くまでシャクリ上げて誘う。

すると、開始間もなく、「きたぞぉー」と右トモの近藤さんが声を上げた。
 
ギュンギュン激しい突っ込みをドラグを滑らせてかわし、慎重に巻き上げ、やがて海面に姿を現したのは良型のシマアジ。

無事タモに収まり検量するとジャスト3㎏、申し分のないサイズだ。
 
早々に本命が登場し、皆さんがぜんやる気満々。

竿をシャクる手にも力が入る。
 
すぐに次がくるものと期待したのだが、思うようには問屋がおろしてはくれず空振りの流しが続く。

1時間後、私も竿を出すことに。

写真撮りもあることからウイリー仕掛けではなく、置き竿にできるハリス6号6mの1本バリをセットして投入。

着底後、3m巻き上げてコマセを振り、指示ダナの6mまで巻き上げて再びコマセを振った瞬間、ギューンと竿が絞り込まれた。

「よっしゃー。一撃必殺」と喜び勇んで海面近くまで巻き上げたが、船影を見て驚いたのか、あと一歩のところで猛烈に走られ痛恨のハリス切れ。

しまった。

ドラグ調整を怠っていた・・・と嘆いても後の祭りだ。
 
次こそは!と気力を振り絞って再投入すると、15mほど道糸が出た所で仕掛けが落ちなくなった。
 
オマツリしたのかな?と巻き上げるとググンと引く。

上がってきたのは40㎝ほどのスマ。

マグロのトロ並みに脂が乗った美味魚だ。
 
この直後にも船内で1本上がったので、たまたまスマの群れが通り過ぎたのだろう。

釣行の写真

大物に備えてリールのドラグは緩めに調節しておこう

釣り人の写真

写真のスマを始め、ワラサやカンパチなどの青物も交じる

当日のシマアジ五目仕掛け

仕掛けの図

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Tackle Guide

シマアジ用のウイリー仕掛けと、マダイや青物などと兼用の仕掛けを状況で使い分けるとよい。

できればタックルも、シャクリ釣り用の短竿と置き竿用の長竿を用意できれば万全だ。

仕掛けの写真

仕掛けはハリス6号ウイリー巻き3本バリのシマアジ用、マダイ兼用の場合は6号6~8mの1本バリ。コマセカゴはLサイズでオモリ60号

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置き竿で連続ヒット

その後は、定期的に入れ替えをすると付けエサがないことがしばしば。

主なエサ取りの犯人はウスバハギ。

仕掛けを追いかけて海面下まで姿を現すほどだ。
 
ウスバハギを釣った人がリリースしようとしたが、「空揚げにすると絶品だから、捨てるともったいないよー」と船長が声をかける。
 
私はエサ取りを避けるためにハリスを8mにのばしたり、コマセを指示ダナで1回だけでまくなど色いろ試してみたが効果なし。
 
10時過ぎ、1本バリ仕掛けに替えて置き竿にする人が増えると、船長が、「シマアジは底から6m、マダイは10mぐらいでやって」とアナウンス。

6mの指示ダナで釣っている人はメイチダイや小型のアカハタなどを上げる。
 
入れ替えで仕掛けを上げると、2回続けて付けエサが残っていた。

もしや近くに大型魚がいるのでは? と思ったところで、「食ったぞぉー!」と声が上がる。
 
カメラを手に駆けつけると、左胴の間の中村洋子さんがファイトのまっ最中。

すさまじい引きで竿がのされ、仲間の男性がサポートに入る。

しかし残り数mまで浮かせたところでテンションが消え、あえなくハリス切れ。
 
続いて左ミヨシの増谷さんの竿がギューンと曲がる。

しかしオマツリしてしまい、ほどいている間に魚に走られ根ズレでハリス切れ。
 
後半はシマアジらしきアタリが続いたが、追加はならず沖揚がりとなってしまった。

ところが翌日の釣果は、シマアジが1~3尾とオデコなしの釣れっぷり。

そこで再取材を申し込んだのだが、残念ながら予定した日はシケで出られなかった・・・。
 
船長の見立てでは、まだしばらくはシマアジが期待できるとのこと。

ならばリベンジに行かねば年を越せません!
 
ぜひ皆さんにも、強烈な引きのシマアジに挑戦していただきたい。

釣行の写真

指示ダナは底から6~10mくらいで、ウイリー仕掛けの場合は底から10mをシャクリ上げて誘う

釣り人の写真

ウスバハギも近年南房で増えている魚種の一つ

釣り人の写真

メイチダイも脂の乗りがよくおいしい

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隔週刊つり情報(2021年1月1日)※無断複製・転載禁止

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