大阪湾のメバル活性アップ『Xデー』を考える 昨シーズンの傾向を分析
2022年01月27日 06:00
抜粋
「海が死んでいる」といわれる、1月からの大阪湾沿岸。筆者はライトゲームアングラーだが、確かに今期はかなり厳しい。今期は今期はと毎年言っている気がするが、実際年々難しくなっているような気もする。冬の釣り物メバルの活性がいつ回復してくるのか、考えたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)


難しい中盤の厳冬期
この冬のメバリングは、1月くらいから始まった中盤のプレッシャーが高い。「これまでにないほどの寒波」という毎年くる寒波がやってきて、一気に水温が落ちた。確か先週13℃から今週10℃というウィークがあったはずだ。こんなものは1ヶ月の水温の推移である。
そんな海水温のド下げで、メバルもさすがに凍えてか、工夫のない釣りには食ってこなくなった。1gの前後のキワの巻き、ストラクチャーのコースを通す、プラグでオープンの地形変化を探る、など、もろもろの常套手段が通用しない。今は表層の「止め」でしか食ってこない。ほとんどキャストもせず、キワにリグを落とし、夜の凍てつく寒風に耐えながらアタリを待つ釣りは、釣りというより宗教的な行(ぎょう)である。
そんな辛い辛いメバリングがいつまで続くのか。活性がいつ回復するのか?
昨年の釣果から、筆者自身の見通しを述べたい。
実は魚そのものはいる
――とその前に。メバルという魚そのものはいる。1時間やれば、まあ1尾くらいはまだなんとかなる。カサゴが混じるが、別にそれでもいい。魚がいないと思ってはいけない。今の時期だって釣りにはなる。
待てば出る(提供:TSURINEWSライター井上海生)ボトムを狙えばカサゴになる。この時期のカサゴはびっくりするくらいデカい。食味もいいので、メバルがだめならカサゴゲームに切りかえるのもアリではないだろうか。夏に遊んだライトロックタックルを持ってきてメバルメイン・カサゴサブもいい。
メバルがだめならカサゴを釣ろう(提供:TSURINEWSライター井上海生)大阪湾近郊の昨年の釣行を振り返る
さて、昨年はいつからメバルの活性が回復したのか?2021年の私のスマホの魚の写真集によると、3月29日にまあまあ数を釣っている。型もそんなに悪くなかったようだ。
昨年は3月には回復したけれど(提供:TSURINEWSライター井上海生)昨年はそんなに寒くない冬だった。だからもしかすると早めに海水温が戻ったのかもしれない。しかし海水温に相関しないような年とかその時期のパターンがあるもので、確か2019年は2月までアジがかなり釣れ、メバルだってめちゃくちゃ釣れた。今年もどこかで急にカタにハマる可能性がある。しかし、海に通い続けるモチベーションが保てないほど、今年の朝晩の気温差は大きなものがあるのだが。
まあ、やはり3月だろうか。3月頭くらいから釣り始めると、どこかで群れが乗ってきそうだ。私もそれまでは、こんなご時世でもこれまであまり自粛していなかった釣りを、寒いのでちょっと自粛気味にしたい。
『メバリング』ステップアップ解説:ベイトフィッシュパターンの攻略術 - TSURINEWS |
『メバリング』ステップアップ解説:「サーフ」でもメバルは釣れる? - TSURINEWS |
実は最ハードモードの4月5月
メバリングのハードモードはいつか?多くの人はおそらくこの1月2月と答えるのではないだろうか。しかし筆者の感じ方からすれば、シーズン終盤4月5月くらいが一番難しい気がする。この時期は春アジに気をとられがちなのもあるが、メバルも実際魚影が薄い。
海水温が急激に上昇すると大阪湾奥のメバルは姿を消すのだ。消波ブロック帯などそもそも個体数が多いところはよく釣れるだろうが、私はブロックの上に立たないので詳しくない。ショアの安定した足場のメバルに関して言うと、4月5月が難しいと思っている。
またシーズン終盤のメバルは、スレ倒しているので気が抜けない。リリースメインの湾奥だと、メバルは確実にシーズンの進行と共に、プレッシャーがかかる。また釣れ残るのはただでさえ難しい大型が多い。最ハードモードに備えて、厳冬期から4月5月と水温が上がっていく、その境目を見ながら集中して釣りたい。
うまく大型を釣りたい(提供:TSURINEWSライター井上海生)「メバリング」ステップアップ解説 表層巻きが効かない時の対応策 - TSURINEWS |
『メバリング』ステップアップ解説 プラッギングの長所と基本的な操作方法 - TSURINEWS |
<井上海生/TSURINEWSライター>
The post 大阪湾のメバル活性アップ『Xデー』を考える 昨シーズンの傾向を分析 first appeared on TSURINEWS.








