シーバスゲームのキホン 【スモールルアーの有効性と注意点を解説】

2022年01月29日 11:30

[TSURINEWS]

抜粋

シーバスルアーフィッシングでよく使うルアーのサイズは、9~12cmくらいだと思います。5cmくらいのスモールルアーは使ってますか?渋くてなかなか釣れない、サイズ問わず何かしら一匹釣りたい。そんな時に頼りになるのがスモールルアーです。スモールルアーの魅力についてお伝えしたいと思います。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター奥田綾一)

スモールルアーとは?

私は5cm前後の小さめのルアーをスモールルアーと呼んでいます。例えば、5cmクラスのバイブレーションやミノー、シンキングペンシル。5~10gくらいのメタルジグ、スピンテール、Sサイズクラスのワームなどが当たります。

メタル系のスモールルアー(提供:TSURINEWSライター奥田綾一)

飛距離は?

例えばメタル系のルアーは小さくてもけっこう飛びます。プラグ系のルアーだと重心移動システム搭載やヘビーウェイトタイプなどある程度は飛ぶタイプの方が魚に見せやすくなります。

有効なシチュエーション

一番効果的なシチュエーションは魚がスモールベイトを偏食している時です。代表的なパターンは子イワシ、ハク、稚鮎パターンなど。有名ポイントや激戦区などでアングラーが多く人のプレッシャーが強い時なども有効になってきます。

小さめのワームも有効(提供:TSURINEWSライター奥田綾一)

ルアーが小さいと小型の魚ばかりヒットするのでは?そんなことはありません。5cm前後のスモールルアーにランカークラスも食ってきます。デカい魚もけっこうスモールベイトを食べていたりするんです。ただし、ビッグベイトパターンの時期は不利かもしれません。

スモールルアーの注意点

スモールルアーは小さいからシーバスもかなり近くまで寄らないとはっきり見えないと思います。なので見切られにくいし、近くまで寄ったらついつい口を使ってしまう可能性も高くなります。とはいえ、使う際には小さいからこその注意点も。

ジグ系のスモールルアー(提供:TSURINEWSライター奥田綾一)

リーダーとスナップ

リーダーはできるだけ細くしましょう。そしてスナップも小さめを使います。スモールルアーに合わせてセッティングしないと泳ぎが悪くなってしまいます。

フック

フックは少し大きくしたり強度があるものに変えましょう。初期設定だと大きな魚のファイトに耐えられないことがあります。

きっと役に立つスモールルアー

シーバスや青物のような体のデカい魚もシラスなどのスモールベイトをけっこう食べています。これは、体力を使わずに手軽に捕食できるからだと考えられます。なので私は魚がコノシロなどを追いかけているビッグベイトパターンの時以外はスモールルアーを持参するようにしています。

食いが渋い時やサイズ問わずに何かしら一匹釣りたい時にきっと役に立ってくれますよ。

<奥田綾一/TSURINEWSライター>

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