桟橋サビキ釣りでマイワシ爆釣 多点掛け連発で100匹超え釣果はザラ
2022年01月31日 17:00
抜粋
愛知県・南知多町の豊浜釣り桟橋でサビキ釣りにてマイワシを狙った。夜明けとともに群れが接岸し、一時は重連の入れ食いとなり、爆釣した当日の模様をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)
豊浜釣り桟橋でイワシ釣り
2022年の初釣りとなった1月3日、場所の確保をするため自宅を午前2時に出発、4時に豊浜釣り桟橋に到着した。到着した時点ですでに70%くらい場所が確保されていたが、空きスペースを探して目印のクーラーボックスと道具箱を置き、自車に戻って暖を取る。
前回の釣行で一番冷えたのは足のつま先。厚めの靴下+長靴をはいていたが、つま先の神経が鈍くなり、体のバランスが取りにくくて転びそうになったり、素早い歩行ができなかった。今回は温熱効果のある靴下を着用。足も十分に防寒する必要があると思う。
また、前回はコマセが溶けずシャーベット状態で十分に使用できなかったので、今回は自宅で溶かして持参した。パッケージに包まれたアミエビブロックは、ぬるま湯に入れて溶かすことができるのでお勧めだ。
夜明けとともにマイワシ接岸
午前6時、紺色の空に変わり夜が明けてきた。このタイミングでアミエビを投入するが、魚が集まる気配はなく、そのまま底に沈んでいった。潮の流れは穏やかだ。
午前6時30分、隣の釣り人のサビキ仕掛けに魚が掛かった。確認するとマイワシだ。それまで間隔を開けてアミエビをまいていたが、マイワシ到来のサインととらえて表層にまく。すると表層付近で沈んでいくアミエビに魚が群がるのが見えた。いよいよマイワシの活性が上がってきたようだ。
サビキ仕掛けをアミエビが漂っている煙幕の中にステイさせて待つと、マイワシがアタックしてくる。目で確認できるのでワクワクして面白い。特に表層から2mくらいまでにいるようで掛かるのは上バリが多かった。
入れ食いタイムスタート
最初の投入でいきなり3匹掛かり、途中で1匹外れて2匹ゲット。バラシながらも手返し良く釣ることで順調に釣果を伸ばす。妻も1投目でいきなりマイワシの束釣りを経験し、「わぁすごいね、入れ食いだね!」と、とても喜んでいた。
マイワシが同時に多数掛かると、食い上げてきてサビキ仕掛けが絡むため、妻には追い食いさせずすぐに取り込むようアドバイスしていたが、「ダメ!一度にたくさん掛かってくるから1匹だけは無理!」とうれしい悲鳴を上げている。
重連続き大爆釣
妻が魚の取り込みに苦戦している状況を見かねて、自分のサオを置きザオにして妻をサポートする。前回はサッパが3割くらい交じっていたが、今回は全てマイワシ。この爆釣タイムは午前6時40分に始まり、7時30分まで続いた。
釣り桟橋では、どの場所でもマイワシが釣れていた。爆釣時はアミエビをまかなくてもハリ掛かりする。マイワシは表層にまかれたアミエビを捕食しているので、効率良く釣るためにはアミエビをまいた方が有効だ。
午前7時30分を過ぎると食いが落ち始めてムラが出てきたため、7時45分くらいに納竿。ごみの回収および道具を洗い、後ろで待っていた人に場所を譲って引き上げた。
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魚影の濃い桟橋からがおすすめ
周囲の釣果状況をざっと見てみると、エサなしで釣っていた人でも50~60匹くらい、エサをまいていた人は100匹オーバー。マイワシが釣れているという情報は漁業関係者も知っており、釣り桟橋周辺にも釣り船が来て釣っていた。
釣り桟橋周辺で釣っている人がいたが、魚影が薄いためかアタリは単発。混雑を避けて周辺に釣り座を確保していると思われるが、釣り桟橋ではたくさん釣れるためクーラーがいっぱいになると納竿する人もいる。釣り人の回転は速いので、可能ならば諦めず桟橋からの釣行を勧めたい。
サビキ釣りの簡単な釣りだが、それでも釣れると面白い。寒さというハードルはあるが、初心者でも十分楽しめる釣りなので、釣りの楽しさ、爆釣を体験してほしい。
イワシ料理を堪能
マイワシはとてもおいしい魚だ。釣った魚は鮮度も抜群。いろいろな料理方法があるので釣った後も楽しめる。鮮度がいいので刺し身にしたが、やはりおいしかった。この成功体験が「寒くてもまた釣りに行きたい」と思わせるのだろう。
刺し身以外につみれ、フライ、ウナギで培ったスキルを生かしてかば焼きにもしてくれた。どの料理もとてもおいしく、マイワシを堪能できた。
寒かったが爆釣を経験でき、このようにおいしいマイワシを食べることができて大満足だ。
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<週刊つりニュース中部版APC・石川友久/TSURINEWS編>
豊浜釣り桟橋