メバリング釣行時に持っておきたい3つのハードルアー ジグ単派も必携
2022年01月31日 17:00
抜粋
メバリングではジグ単の釣りがメインとなる。プラグを優先して打つべき日やタイミングもあるが、やはりどんなアングラーも内心「ジグ単のほうがラク」と思っているはずだ。しかしそれでも有効なオプションとして持っていきたい3つのハードルアーがあるので紹介したい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
ジグ単派の私が必携するハードルアー
筆者のメバリングは98%がジグ単である。
メバルに関しては、やっている歴が長いこともあるが、もう生エサよりもジグ単のほうが釣れやすい気がする。夜の堤防に立ち、表層をさーっと引くだけで釣れてしまうのだから。
ジグ単、ジグヘッド単体。ワームをセットしてキャスト、これがメバリングの基本だ。おそらくどんなアングラーでも、最初からプラグで入れという人はいない。そしてこの道の熟練者もデカいメバルはジグ単で獲っていたりする。メバルは、ワームで釣る魚なのだ。
しかし、そんなジグ単ファーストのメバリングだが、やはりハードルアーでガラッと目先をかえるというか、攻め方そのものをかえたほうがいいこともある。そのために、次の3つだけは揃えておきたい。あくまでも筆者の個人的なセレクトだが、そう大きく普遍的なところを外れていないと思う。
1、マイクロラバー
新奇のルアーからいくと、マイクロラバーはよーく釣れる。本当によく釣れる。1g前後のマイクロラバー、マイクロタイラバというべきか、これはおととしくらいから出てきた印象だ。まだ世に出たばかりなので、あまり魚の目に入っていない。そのような理由からもスレやすい学習する魚・メバルにはてきめんに効く。
使い方はいたってシンプル。投げて巻くだけ。また、ちょっとレンジにサスペンドさせるようにサオ先の操作でふわ釣りしてもいい。ネクタイがふぁ~と漂って、ワームでは出せない波動とアピールでメバルを食いつかせる。
2、マイクロメタル
1g前後のマイクロメタルジグもメバルがよく釣れるハードルアーだ。これも比較的新奇なルアーで、メバルの目に入っていないことから、デイ&ナイト釣れやすい。デイではカサゴにも有効だし、ナイトの表層トレースでメバルもかなり反応する。夜のメバリングでは、投げて巻くだけ。あまりアクションを入れると見切られるので、さーっと引くだけでいい。
できればマイクロメタルはマニュアル操作のものと、バイブレーションタイプの2つを持っていきたい。ともに1gが目安だ。マニュアル操作のジグひとつでもいいのだが、バイブレーションタイプはマヅメに引くと、回遊性のメバルがアタックしてくることがある。
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3、シャローレンジミノー
メバルのプラグといえば、やはりフローティング系のミノーだ。まったくレンジが入らないプランクトンパターン時に有効なフローティングもいいが、筆者としては、潜行レンジが浅いシャローレンジのミノーを推したい。見た目で表層、引いたときに表中層くらいからメバルを寄せられる。オープンウォーターに打っても波動の大きさから、アピール度が高い。
プラグが有効な日がある
プラグファーストの海というのもあるらしいが、それはかなり原始的な状態に近いエリアの話だろう。一般にメバリングというものが難しくなっている現今では、ジグ単でのナチュラルな食わせが優先的な手だと思う。しかし、ジグ単に食わない日もある。理由はいろいろ考えられるが、まあ、とにかくあるのだ!これはメバルあるあるみたいなもの。
マイクロラバー、マイクロメタル、フローティング系のミノー。この3つがあれば、ともあれジグ単から大きく目先をかえられる。私は、今日はジグ単の日ではないみたいだと思ったら最近はまさしくラバー、メタル、ミノーの順番で打つ。みなさまもぜひおためしあれ。
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<井上海生/TSURINEWSライター>
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