ギルネードで気軽にバス釣りを楽しみたい!2022年新登場の投げて巻くだけのプロップベイト
2022年02月01日 07:02
抜粋
ギルネードで気軽にバス釣りを楽しみたい!2022年新登場の投げて巻くだけのプロップベイト
ブルーギルの外観に似た、フラットサイドなデザインのプロップベイトが、2022年ダイワから新登場します。
その名は、ギルネード。
いったいどんなスペックに仕上がっているのか、詳しくチェックしてみましょう。
少し開き気味の口には、どんな役割が託されているのでしょうか。
ギルネードってどんなルアーなの?
ギルネードとは、2022年ダイワからリリースされる、シンキング仕様のプロップベイトのことです。
サイズ設定は1種類のみで、全長はたったの50mmと、とてもコンパクト。
ウエイトは6.8gですから、ボディボリュームの割りには、重みがあるように作られています。
水面に浮かび上がることのないシンキング設定で、キャストしてそのままなら、底めがけて沈んでしまいます。
トレブルフックの7番サイズが、ベリーと最後尾に付いていて、よく刺さると定評のサクサス加工が施されているのが特徴です。
まずはギルネードの前後に付いている、ペラに注目しましょう。
極薄の金属が使われているので、少しの水流を受けてもスムーズに回転を始めます。
当然リトリーブのスピードをスローにシフトしても、しっかり回転してくれるでしょう。
その際にペラの面が光を反射、効果的なフラッシングを発生させます。
加えてペラによる定周期の波動も起こりますから、2つの誘いで広範囲からバスを引き寄せることができるでしょう。
前後2ヵ所でペラが回転し続けることで、一定の浮力が作り出され、ルアーのウエイトによる沈もうとするチカラとせめぎ合いになります。
浮きも沈みもしない状態を、アングラーがラインを引っ張ることで継続させるのです。
そうすれば、意図した層を丁寧にトレースすることができ、その無防備感を見て、より一層バスが集まってくるはず。
トレースするのを、I字スイミングのイメージで実践すれば、誘いの効果は増大します。
キャストして巻き取るだけで、バスが釣れるのであれば、多くのアングラーにとって扱いやすいルアーになるのではないでしょうか。
ウエイトが6.8gということは、スピニングタックルでキャストしやすく、ベイトフィネスタックルでも飛距離を稼げます。
広範囲にキャストして、ただ巻きリトリーブを続けることこそ、ギルネードに実力を発揮させることにつながるでしょう。
ウォータースルーギル構造を搭載しているギルネード!
ギルネードの口周りにも注目してみましょう。
なんと口には穴が開いていて、エラに貫通しています。
ルアー正面から受けた水流がこの穴を通り抜けることで、一定の引き抵抗が生まれるでしょう。
I字スイミングを実践する際に、しっかりと巻き感を手元で得られますから、より丁寧なリトリーブをおこなえるはず。
バスがバイトしてきても、その変化を手元でとらややすくならかもしれません。
また最後尾のフックアイ=ヒートンには、円筒状の金属パーツが設置されています。
ボスのような役割で、ペラとフックの間に距離を持たせて、フッキング効率を上げているのです。
ついばみバイトが頻発するようなシチュエーションで、きっちりフックアップに持ち込めるでしょう。
合計8種類のカラーバリエーションから選択可能!
ギルネードには、全部で8種類のカラーバリエーションが用意されています。
視認性の高いものが多いので、見えていたルアーが消えた瞬間にフッキングすれば、上手くバスをとらえられるでしょう。
●サイトクロキンカラー
●ピンクパープルカラー
●ナチュラルゴーストシャッドカラー
●ギザードシャッドカラー
●チギルカラー
●サイトSGギルカラー
●SGゴージャスギルカラー
●生ギルカラー
ふらふらと無防備に一定の層を漂うブルーギルを、丁寧なリトリーブで演出してください。
ギルネードをキャストしてリトリーブするのにおすすめのタックルを選んでみた!
それではギルネードをキャストして広範囲からバスを呼び寄せるのに、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
スピニングタックルなら、ロングキャストからのただ巻きリトリーブを敢行しやすいはず。
遠くでバイトがあった場合のことを考えて、やや硬めなブランクスのロッドを選んでみました。
ダイワ(DAIWA) バスロッド リベリオン 681ML+FS 釣り竿
人気のリベリオンシリーズにラインナップされている、張りのあるブランクスのスピニングロッドです。
全長は2.03mと、扱いやすい長さに設定されています。
1ピース仕様なので、クルマからの積み出し・積み込み時にロッドティップを干渉させないよう注意してください。
自重は94gと軽めで、先径/元径は1.7/10.9mmです。
適合するルアーウエイトは、2.7gから14gですから、ギルネードをキャストするには丁度いいでしょう。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら4lbから8lbです。
PEラインなら、0.6号から1号程度にすれば、キャストの際に飛距離が伸びるのではないでしょうか。
ブランクスのカーボン素材含有率は、99%です。
実際に手にしてみると、とても軽くてしなやかに曲がってくれる印象です。
ベリーからバットにかけて、じゅうぶんな張りとパワーが備わっているので、胴に乗せたロングキャストを実践しやすく感じます。
実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。
初心者の人も購入を検討しやすく、オカッパリスタイルに幅広く使えそうです。
エアセンサーシートはとてもスリムで握りやすく、手元感度もアップしてくれるスグレモノです。
ダイワ(DAIWA) 21 カルディア LT2500
新しいカルディアシリーズの、2500番モデルです。
ラインキャパに余裕があるので、ロングキャストを実践したい人におすすめの番手です。
ギア比は5.2対1ですから、ハンドル1回転につき73cmのラインを巻き取ることができるようになってています。
最大ドラグ力は10.0kgもあって、大型魚が掛かってもドラグを利かせた釣りを展開できるでしょう。
自重は195gと軽めで、ラインキャパはモノフィラメントラインなら6lbを150m巻けます。
PEラインなら、0.8号を200m巻けるので、ロングキャストを敢行して広範囲に散らばっているバスを誘えます。
ハンドルの長さは50mmで、ボールベアリングは6個搭載しています。
実際に手に取ってみると、コンパクトで操作性が高く、手返しよくキャストを繰り出せる印象です。
ハンドルの回転は滑らかで、ローター回転の追従もスムーズ。
魚が掛かってからのドラグレスポンスも良好ですから、バラシを抑えた釣りをおこなえるでしょう。
実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
ギルネードを遠くのポイントまでキャストして、ただ巻きリトリーブを敢行してください。
その際に長い時間沈め過ぎると、底に到達してしまいます。
もし沈下物が堆積しているような場所なら、根掛かりしてしまうかもしれませんので、早めにリールのベールを起こして、リトリーブをスタートさせてください。
もし意図的に底まで落とし込むつもりなら、ラインにはPEラインを巻くことをおすすめします。
PEラインなら、水中で底まで沈んでしまわずに、ルアーを上方向へ跳ね上げることができるからです。
ロッドワークで縦ジャークを実施してからリトリーブを始めると、根掛かりを回避できる確率がアップするでしょう。
ギルネードの気になる発売日はいつ?
ギルネードの気になる発売日は、2022年の4月を予定しています。
メーカー希望販売価格は、1,000円です。
低水温時にはブルーギルは底周辺に溜まりやすいですから、根掛かりに注意しながら底近くをトレースしてみましょう。