ライトゲーム用ジグヘッドのキホン 【太軸バリの長所と短所を解説】
2022年02月08日 16:30
抜粋
近年ライトゲーム対象魚のジグヘッドに、太軸バリの製品が見られるようになった。なぜ太軸バリが必要なのか、そして太軸のハリにどのような長所・短所があるのか考えてみたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)


ジグヘッドのハリの太軸化
ライトゲーム用の太軸のハリはほんの2~3年前に出てきた印象だ。それが今では、各メーカーから結構ラインナップされるようになっている。従来のジグヘッドと共に併売されているような形だ。
太軸ハリと従来品の比較(提供:TSURINEWSライター井上海生)これは単にどちらが優れているとかそういう話ではない。太軸の方がよく釣れるならすっかり置き換わっているはずだが、それもない。
太軸バリのメリットは、やはりハリ全体の強度が高いことだ。従来品の2倍以上の耐力があると謳うメーカーもある。しかしその分スポイルされる部分もある。つまり一長一短、なんでもそうかもしれないが。
太軸バリの長所
・耐力が強い。
・大きめのワームと合わせたときに、スイムが安定しやすい。
・金バリではハリそのものの面が大きいことから、フラッシング効果も高い。
・わずかではあるがハリの面積により水の抵抗感が増し、操作感が上がる。
太軸バリの短所
・魚にハリが見切られやすい。
・そもそも必要でない場面が多い。
・ワームのサイズ感とアンマッチなことも多い。
ライトゲームに太軸は必要?
以上の長所・短所をふまえて、ライトゲームに太軸のハリが必要か考えてみる。
結論から言うと、「必要なシーンもある」ということだ。たとえば、本命そのもののサイズがデカくて、しかも頻々とヒットする。アジメバルともに30cm級がバタバタと釣れるというような場合、太軸のハリの方が圧倒的に安心感は高い。それもドラグを締めて強気の勝負をしなければいけないストラクチャー周りでは、ラインと共にハリの耐力が求められる。
筆者は二度、28cmくらいのアジにハリを折られたことがある。ランディングしてから、フィッシュグリップで掴むまでに折られてしまったのだ。アジの上顎の奥はかなり硬くなっていて、実はこれくらいのサイズに呑まれると折られることがよくあるらしい。
ハリを折るアジもいる(提供:TSURINEWSライター井上海生)またチヌやシーバスといった大型ゲストが頻々とくる場合も、太軸のハリはあった方がいい。ただ、ドラグを使ってもしょせんライトゲームのハリでは、ランカー級のシーバスやチヌがくると一発でハリは伸される。そこはあまり過度に期待しない方がいいだろう。
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大型に備えよう
筆者自身の釣りのスタイルとして考えにくいことだが、闇磯や消波ブロックに乗って尺級アジやメバルを狙いにいく場合、太軸バリは必ず用意していくだろう。当たり前のことだがラインも強めのものを張り、リーダーも2lb程度は太くする。苦労して、足場の悪いところで釣って、こちらに抜かりがあって大型をバラすと、いくら泣いてもその夜は眠れない。
歪んだシャンク(提供:TSURINEWSライター井上海生)大型との勝負で泣きたくなければ、やはり太軸のヘッドを用意すべきである。ベイトフィッシュパターンの早朝・夕方の大型アジの回遊、アベレージ25cmUPでドラグが使えないシチェーションのメバル。ハリをのされたら終わりというシチュエーションで太軸のオプションがなければ、むずかしい。
短所も理解しよう
以前からルアーゲームの世界で太軸バリの短所として言われがちなのが、魚の口に刺さりにくいということだが、こればかりはわからない。確かに細軸のハリの方がなんとなく貫通力は高いような気がするが、まあメーカーの品質というところだろう。
ただ明確にある太軸バリのジグヘッドの短所として、小ぶりなワームを使う場合、かなりハリが悪さをしてしまう。ワームの動きがハリにとられて不自然になったり、シルエットが出てしまって目の利くメバルに見切られたりと、使えない場面もあるのは理解しておこう。
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<井上海生/TSURINEWSライター>
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