穴場の『汽水域でのルアー釣り』のススメ 魚種やストック量は想像以上
2022年02月10日 16:30
抜粋
ショアのソルトルアーのアングラーには汽水域での釣りをおすすめします。水質にもよりますが、たいへん豊富な魚種が狙える上、意外な魚が海水のポイントよりもしっかりと密度濃く居着いていたりします。汽水域の釣りの魅力について、ここでは紹介しましょう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)


汽水域と釣り
まず、汽水域とは。海に河が注ぎこむ場所のことです。海ほど塩分濃度が濃くなく、川のように淡水ではありません。筆者の経験上、海から5km以内ならば、塩分濃度も下がりきらず、ほどよい汽水域といえると思います。
ターゲット
汽水域の良いところは、河ならではの流れがあり、足元の茂みや、橋げたなどのストラクチャーがあることです。地形変化に富み、青物やタチウオなどのショアジギングターゲットの目玉といえる回遊魚は入りにくいですが、その代わりに汽水域ならではの魚が居着いています。シーバスやクロダイをメインに、実は、アジやサバも相当入るのです。
橋の灯りが程よい明暗をつくることも(提供:TSURINEWSライター井上海生)汽水域はもともと海の栄養が豊富な場所だといわれます。というのも、潮の満ち引きがあり、また河の上流から鉱物を削り取って流れてくる魚にとって「おいしい水」があふれ、プランクトンが豊富です。それに小魚が寄ってきて、また別の魚もたくさん入ってくるのです。
アジングの穴場
筆者は大阪湾でいくつかアジングのポイントを持っていますが、あまり海でオープンに打つことはありません。もちろん絶好の条件で常夜灯下が取れたら苦労はありませんが、自分の気分的に場所取りというものが好きではないので、なるべく定番ポイントから離れたところにマイポイントを作ります。
そんな私のマイポイントは、ほとんど汽水域です。アジングではスルーされがちですが、実は汽水域はアジの群れがすごく入ります。年中ずっと居着いている場所も、意外に河の淀みのような場所だったりします。アジはあまり真水というものを気にしないようです。
もちろんまったくの淡水となると入りませんが、シーバスやクロダイがいるような場所ならば、必ずといっていいほどアジもいます。そして、アングラーにたたかれていない分、釣りやすいのです。リバーアジング、とても楽しいですよ。
リバーアジングで良型(提供:TSURINEWSライター井上海生)ちなみに汽水域にアジが入りやすい理由は、二つ考えられます。ひとつは、アジの大敵である大型の回遊魚が、ほとんど入ってこないこと。もうひとつは、河は鉱物質を含むプランクトンが豊富で、アミパターンのアジにとっては絶好の捕食場所であることです。
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タックルと立ち回り
さて、では汽水域をどのようなタックルで釣るか?です。
これは、シンプルに自分が釣りたい魚種から考えるといいでしょう。シーバスやチヌをプラグやバイブレーションジグヘッドなどを使って、オープンに打ち、またピンポイントに打つならば、7ft台のチニングロッドが良さそうです。
春のバチ抜けでは絶好のポイント(提供:TSURINEWSライター井上海生)対して、アジやサバなどの小型回遊魚を狙うならば、アジングロッドでしょう。まれにアジングロッドで寄せきれないほどの大型ゲストが掛かったりしますが、時間をかければエステル0.3号あればほとんど獲れてしまうので、そんなに心配しなくても大丈夫です。
メバルロッドもアジに、ライトチヌ・シーバスに良いロッドです。ただ肝心のメバルが汽水域にはつきにくいので、メバルアングラーはその点は理解しておかなければなりません。
新ポイントとパターン探索にも
通いなれた海で新しいポイントを探そうと思うと苦労しますよね。「もう大体の場所は見たし」と思うならば、今度は汽水域に目を向けてください。筆者の印象では、うまくやればメタルジグをぶっ飛ばしてタチウオくらいまでは狙えるんじゃないかと思っています。
何かしらの「穴場」であることは間違いないので、チェックしてみることをおすすめします。
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<井上海生/TSURINEWSライター>
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