地磯でのナイトメバリングで31cm頭に良型メバル連発に驚き
2022年02月17日 06:00
抜粋
外房・勝浦市の、興津漁港のすぐ脇にある平磯へ、この時期ならではの産卵直前の腹がパンパンの〝尺メバル〟をターゲットに釣行。尺級メバルが1キャスト1ヒット状態で、わずか20分ほどの間に合計5尾をキャッチした釣行をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 渡邉長士)


冬場のライトソルトゲーム
一年で最も寒くなる今の時期は釣り物が少なくなるが、ライトソルトゲームでは、狙えるターゲットが多い。とくにメバルは身近な堤防でも楽しめて、冬がハイシーズンになる。
楽しみ方は豊富で港内などでは小~中型の数釣りから、磯やゴロタ場などでは尺級の大型が狙える。同魚種ながら繊細で、ゲーム性の高い釣りから、豪快でパワフルな釣りまで楽しめることから、ビギナーからエキスパートまでファンは多い。
外房の地磯で尺メバル狙い
1月上旬、外房・勝浦市の釣り場へ。例年、この時期は産卵直前で、腹がパンパンの個体が狙える。30cmを超える〝尺メバル〟がターゲット。
この魚は成長が遅く、30cmほどに成長するまで10年程度かかると言われている。ゆえに、貴重で価値ある魚。とくに釣り人が多いメジャースポットでは、成長するまでに釣られてしまうため、数は非常に少なくなる。
しかし、逆を考えれば、釣り人がいなければ尺級が残っている可能性があり、今回狙うポイントもそんな場所の一つ。
しかし、険しい磯を抜けていくわけではなく、漁港のすぐ脇にある平磯。
満潮時には海面に沈むが、冬の大潮になると夜に潮が大きく引いて磯が姿を現す。その限られたタイミングしか竿を出せないため、大型が残っているというわけだ。
興津ひじき島(提供:週刊つりニュース関東版 渡邉長士)メバル釣りのタックル
使用するタックルは、下図参照。これで飛距離が足りない場合は、ルアーの30cmほど上に3Bのガン玉を追加していく。
ルアーメバルタックル(作図:週刊つりニュース関東版 渡邉長士)ルアーのカラーは、暗い場所でも視認性の高い白の夜光を使用。当然、魚にも強くアピールでき、プレッシャーの低いポイントでは、スレていない個体に有効。
ジグヘッドは細軸だとフックを伸ばされてしまう危険性があるため、ある程度強めのフックを選ぶ。
使用したジグヘッドとワーム(提供:週刊つりニュース関東版 渡邉長士)地磯での攻め方
ポイントは、干潮時で水深5mほどの船道。その両側は磯が干上がり、堤防からでは攻められない場所を狙うことができる。大型はゴロタ場など浅い場所では表層でヒットすることも多いが、水深のある場所では、中層からボトムにかけてヒットレンジとなる。
そのため、キャストしたら、カウントダウンでルアーを狙うレンジまで沈める。アクションの基本はただ巻き。スレていない魚がいれば小細工しなくてもヒットする場合が多い。
船道を横切るようにキャスト、まず5秒沈めて中層を攻めてみる。すると3投目にさっそくアタリ。
重量感はなく、狙いのサイズではなさそう。上がってきたのは20cm級。堤防釣りでは良型だが、今回の相手はあくまで「尺」。手早くリリースし、次投以降もカウント5秒のレンジを扇状に攻めるが反応はない。
尺級を狙って釣る(提供:週刊つりニュース関東版 渡邉長士)今さら聞けないメバリングのキホン:最適なリール「番手」と「ギア比」 - TSURINEWS |
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尺メバル31cmをキャッチ
そこで、着水後10秒カウントしてからリトリーブを始める。2投目にコツンとアタリ。アワせると先ほどとは異なる重量感と、ゴンゴンと叩くような強い引き。足元には海藻やブレイクがあるため、ロッドを立てて魚を浮かし、やや強引に寄せてくる。
ヒジキの生い茂る磯へずり上げると、腹パンパンの見事なプロポーション。計測すると31cm。あっけなく目的の魚をキャッチできた。
腹パンをキャッチ(提供:週刊つりニュース関東版 渡邉長士)やはり釣り人が少ないところには大型が残っていて、比較的簡単に釣れてくれるのがこの釣りの特徴。まだ釣れそうなので、最後にまとめて写真を撮るため魚を潮だまりに入れて再開。
目的の良型メバルをゲット(提供:週刊つりニュース関東版 渡邉長士)最終釣果
予感が的中し、次もカウント10秒のレンジを通すとすぐにアタリ。
これも重量感のある強い引きで同級を追加。その後もヒットは止まらず、尺にあと一歩の29cmを立て続けに3尾キャッチ。
これまでわずか20分ほど。このサイズが、1キャスト1ヒット状態で合計5尾。
ここまで釣れると、嬉しさを通り越して罪悪感すら覚えるほど。まだまだ釣れそうだったが、ここで納竿。最初の1尾以外はすべて産卵直前だったので、撮影後にリリース。
抱卵した魚はすべてリリースした(提供:週刊つりニュース関東版 渡邉長士)外房の大型メバルは、2月前半ごろ産卵で一時食いが落ちるものの、後半には回復した良型が再び狙えるようになり、4月ごろまで続く。港内などの小~中型は4~5月まで楽しめるので、好みのスタイルでチャレンジしてみるといいだろう。
夜光カラーにヒット(提供:週刊つりニュース関東版 渡邉長士)今さら聞けないメバリングのキホン 時期&魚の活性ごとの最適な狙い方 - TSURINEWS |
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<週刊つりニュース関東版 渡邉長士/TSURINEWS編>
勝浦市・興津ひじき島









