スナメリパターン? 陸っぱり『五目ライトゲーム』釣行【四日市港】

2020年02月22日 16:30

[TSURINEWS]

抜粋

比較的暖かい1月下旬、久しぶりに釣友と三重県四日市市の四日市港へ足を向けた。今回は久しぶりの陸っぱりライトゲームの状況調査だ。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・松田久史)

四日市港で五目ライトゲーム

釣行当日に現地到着したのは午後6時だ。レベリングヘッド小針0.5gにスパテラ1.5inchをセット。

当日のタックル(作図:週刊つりニュース中部版 APC・松田久史)

足元から探っていくが反応がない。なぜだ?と思い顔を上げた瞬間、水面から顔を出すスナメリ、飛び立つ鳥、最高のショーがただ今開演。どうやらアリーナS席をゲットしてしまったようだ。

しかし、ここで諦める私ではない。神がこの状況でどれだけ魚が引っ張り出せるかをという試練を与えたのだ。そう言い聞かせる。海獣たちに恐れを抱いた魚たちは、ストラクチャーにタイトに張り着いているに違いない。

狙い通りカサゴヒット

いかに口を使わせるかが腕の見せどころだと気合を入れていると、先行している釣友が「釣れたー」とカサゴをキャッチ。なんやねん、普通に釣れるやないの。

いつもはズボラな私だが、状況が状況だけにストラクチャーに対し少しだけタイトにジグヘッドをフォーリング。すると答えはすぐに出た。フォールでバイトしてきたのは、アベレージサイズのカサゴだ。

カサゴが狙い通りにヒット(提供:週刊つりニュース中部版 APC・松田久史)

幸先よく釣れたものの、その後のバイトの数はいつもの5分の1、いや10分の1程度だ。

ボトムをタイトに探りメバル

同じパターンで、アベレージサイズのメバルもキャッチできたが、お腹がへこんでいる。アフターの食い渋りか。

アフターの個体のようだ(提供:週刊つりニュース中部版 APC・松田久史)

釣友もメバルをキャッチ。お腹を見ながら「やせてるねー」とひと言。

歩を進めながら、しばらくいろいろな攻め方を試みたものの、やはり警戒心はマックス。表層でのバイトは皆無。ボトム近くをタイトに探らないと数が伸びない。本来なら捕食タイムだが、ストラクチャーから離れて自由に捕食できる状態ではないことが容易に想像できる。

根掛かり覚悟でボトム近くを、タイトかつスローに護岸際をなめるようにリトリーブするとヒット。今度はムラソイだ。

護岸際でヒットしたムラソイ(提供:週刊つりニュース中部版 APC・松田久史)

セイゴは速巻きに好反応

しかし、こんな状況でもセイゴは別の様子。沖で控えめながらも時折ボイルしている。シンペンをキャストするとチェイス。

しかしなかなかバイトせず。手変え品変え繰り返しキャストして、ようやくヒットさせることができた。ヒットパターンは速巻き。

セイゴはご機嫌ナナメだった(提供:週刊つりニュース中部版 APC・松田久史)

釣友は「アタリまくるけど掛からないー」と言いながら、1匹キャッチするとパターンをつかんで連発。「コツコツアタるよー」と楽しみながら釣っている。やはり速巻きがいいようだ。

23cm超えのメバルをキャッチ

ここからは型狙いでルアーを大きくしてアピールを高め、ちょっといいサイズを狙ってみる。ジグヘッドをレベリングヘッド0.75gに変更。ワームもこれまでの1.5inchから2inchのスパテラにチェンジ。

ボトムでアクションさせながら、スローリトリーブさせてくるとヒット。この日一番の引きだ。キャッチしたのは優に手のひらを超える23cmのメバルだ。

この日のメバルはMAXサイズは23cm(提供:週刊つりニュース中部版 APC・松田久史)

これに満足してポイント移動。港内を移動していくと、セイゴのものすごいボイルを発見。さまざまなルアーをキャストするもすがすがしいくらい無反応だ。ここは諦めも肝心ということで、午後10時ロッドオフとした。

しかし、あのセイゴはどうすれば釣れるのだろうか。小物釣り師の悩みは尽きない夜であった。

<週刊つりニュース中部版 APC・松田久史/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
四日市港
この記事は『週刊つりニュース中部版』2020年2月14日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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