サクラマスジギング開幕戦で船中129匹 大型狙いのコツとは?
2022年03月16日 16:30
抜粋
今季の下北は時化が多く、出漁できない日が一週間続くようなありさまでしたが、2月の後半からようやく天候も安定してきました。当日は暫くぶりの凪となり、絶好の釣り日和。時折、眩しい光がそそぐ中、下北の雄大な景色を楽しみながらのサクラマスジギングを満喫してきました。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター堀籠賢志)


36朝日丸でサクラマスジギング
2月26日の海況は安定しており、一週間振りの遊魚出船。船宿は東通村の野牛漁港、36朝日丸さんです。ここ下北のサクラマスジギングを開拓してきた遊漁船であり、現在は親子船で15朝日丸、36朝日丸の2隻体制で遊魚を営んでいます。自船が満船の場合は同漁港の他船を紹介してくれますので、船の空きがない場合でも問い合わせしてみるといいでしょう。
お世話になった36朝日丸(提供:TSURINEWSライター堀籠賢志)当日の状況
2月の下北といえば、まだまだ寒さが厳しい時期ですが、この日は冷え込みも緩み、絶好の釣り日和となりました。定刻の5時半前に港を離岸、西風を避けるように尻屋崎を回り、太平洋岸に出た船はそのまま岸寄りを南下し当日のポイントに到着。
西風に正対して船を立てると前方には尻労港が望め、その背後の小高い山に遮られて海上は微風となり凪いでいます。時折、強い風で船が揺さぶられますが、日差しは春の近さを感じさせるに充分の温かさでした。
当日のポイント(提供:TSURINEWSライター堀籠賢志)早々にサクラマスヒット
実釣開始は6時30分。船長からの指示ダナは70~40m。水深は90m程あります。程なくして、隣のアングラーにマスらしきヒットがあり、ロッドティップがガタガタと断続的に締め込まれています。「マスだな!」と確信して私もレンジが同調するように速めにジグのレンジ上げていきます。
すると私のジグにもヒット!ガツガツとロッドティップをたたくマス独特のアタリです。程良く抵抗して上がってきたのは、やはりサクラマスでした。シーズン初期、2月のマスとしては丸々としており、コンディションのいい魚です。
早々に本命キャッチ(提供:TSURINEWSライター堀籠賢志)周囲のヒットはチャンス
青物と同じようにマスも群れで回遊しながら他のマスの動向には敏感です。伝わる波動やヒットした時に胃の内容物を吐き出したりすることでその群れは一気に捕食モードに突入することもよくあること。そんな場面はもちろん、アングラーにとってはヒットチャンス。海中では、他のアングラーにヒットしたマスに刺激されて、周りをウロウロするマスが居ますので、コレを狙わない手はありません。
この時もそんな場面でした。周りのアングラーのヒットレンジよりも自分のジグが上にあること、ジグの動きは速めに誘うことでこうした周りのマスを追い食いさせることも可能ですので、周りのアングラーの動向にも注意を払っておくことはマスを掛けるためにも大切なことです。
ジグのアクション
捕食モードに入っていないマスにジグを追わせるには、さまざまな要素があるのだと思います。ジグアクション、スピード、水押しの強さ、カラーなど、これらが単独、或いは複数の要因が重なってサクラマスに捕食スイッチを誘発させることになります。
中でも大切な要素が、ジグのアクションです。とにかく、ジグが動いてなくてはサクラマスのスイッチは入りません。単に動くだけでなく、メリハリのある動きが大切です。特にジグのフォールからジャークに移行する場面でジグの初速が速いこと。ジャークの開始から最大スピードでジャーク終盤になるにつれてスピードダウンすることです。スローピッチジャークの基本中の基本ですが、初速が遅くてジャーク終盤にかけてジグスピードが速くなるようなアングラーも多く見かけます。
サクラマスにスイッチを入れることができるアングラーが複数乗船すると、船中釣果は当然よくなりますし、自分がバイトを引き起こすトリガーとなればヒット率もあがります。
ジグアクションで本命攻略(提供:TSURINEWSライター堀籠賢志)大型を狙うコツ
下北半島周辺でのサクラマスジギングはここ数年、好況で釣果も安定しています。時には船中100匹を超える日もありますが、小型魚のヒットも多いです。その中から大型のサクラマスを効率よく狙うためには、とにかく強い釣りを心掛けることが大切です。
強い釣りとは、前述したジャークスピードの速さ、ジグによる水押しの強さなど、魚に強くアピールすることができる釣り全般と考えます。スロー系ジギングは状況に合わせて釣りを構築しやすい反面、アピールに欠ける凡庸な釣りになり易い落とし穴もあります。アングラーサイドから仕掛けてサクラマスの捕食スイッチをON、能動的な釣りを心掛けることで大型サクラマスを呼び起こすことが可能だと思います。
最終釣果
釣行当日の船中釣果は10人で129匹。私の釣果は21匹でした。小型サクラマスでハリ傷の少ない個体を3匹リリースしました。最大で3kg弱と2月としてはサイズもよく丸々と肥えた魚が複数入りました。例年なら、3月がハイシーズンな下北サクラマスジギングですので、これからはサイズも数も大いに期待できると思います。
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<堀籠賢志/TSURINEWSライター>
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