エギングで春アオリ手中 群れる小イカはバックドリフト釣法で回避?
2022年03月19日 06:00
抜粋
水温上昇タイミングで、春イカ狙いの陸っぱりエギングに出かけた筆者。ところが、ポイントには秋イカサイズの小イカの姿が……。子イカを避けて、狙い通り春サイズのアオリイカをキャッチした釣行をお届け。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター野口昭伸)


春イカ探しのエギング釣行
数日前からどうしてもアナゴ天が食べたい衝動に駆られていた私は、夜釣りに行く予定で準備を進めていた。しかし連日の快晴、日中の天気もよく、暖かい日が増えてきたのを感じて心がわりし、急遽デイエギングに変更したのは当日の朝だった。
場所は最寄りの芦北方面で考えていたのだが、気象庁の海水温マップを見ると、八代海は14℃とイカにとってはまだまだ低水温。天草下島付近ならば水温16℃ほどだったのでなんとか戦える?と思い、天草へ向け出発したのだった。
当日の状況
日中は西~北風2m以内で、日差しもあり心地いい。というか運転中は車の窓越しの日差しが肌を刺し、ジリジリと焼ける感覚すらある。今日の満潮は11時40分。到着時間的に下げ潮狙いになる。釣りづらい潮位になるまではイカの名所、通詞島からランガンすることにした。
使用タックル
タックルは、Mebius 86M、17セフィアCI4+ C3000SDHHG、PEライン0.8号、リーダー2号のセッティングで挑んだ。
シャローで小イカが反応
通詞島には11時50分頃到着。海はエメラルドグリーンで海底が見えるほどクリア。3~5cmほどのトウゴロウイワシが浅場に群れている。一部、フクロノリとアオサなどの海藻も群生していて、いかにも春っぽい。
春らしい海の様子(提供:TSURINEWSライター野口昭伸)最初はダートマスターケイムラオレンジピンク3.0号でシャローエリアを軽く探る。フォールで既に3杯ほどが反応してきた!しかし秋イカサイズだったので抱かせないように一旦回避する。3.0号では小さいか?と思い、エギ王Kスーパーシャロームラムラチェリー3.5号へ変更。シャローエリアには先ほどの小イカが居るためその先にあるブレイクラインから探ることに。
秋サイズのアオリがヒット
エギをかえ最初のフォール中にアタリが出て乗る!がしかし、巻くほど重みが無くなっていく。「小イカかぁ…」。そうして浮いてきたのは避けていたはずの秋イカサイズ。
リリース後一旦堤防に登り海底地形を確認してみる。分かったのは「シャローエリアは大きなストラクチャーもないし、そもそも秋イカサイズしか居ない」こと。こうなれば「少し沖に見える、船道でえぐれているところまで流してみよう」プランに変更だ!
1匹目は避けていた秋サイズ(提供:TSURINEWSライター野口昭伸)バックドリフト釣法
沖の船道までは普通のキャストでは届かない。そこで、下げ潮を使ったバックドリフト釣法でエギを沖へと送り込むことにした。シャくる→ラインを出す→潮に乗ってエギが沖へ流れる→着底したらシャくる、の繰り返しでエギをどんどん奥へと送り出す。
この時、エギのフォールスピードは遅い方が有利になる。早く着底してしまうと潮に乗せて流す時間が短くなってしまうからだ。その為継続してスーパーシャロー系エギを選択。さらにフォールスピードが遅いので根掛かりを意識することも少なくて済むというメリットもある。
サイズアップ成功
そうして80m近く潮に流したころ、シャクった瞬間重みが!「乗った!これは少しは大きいかもしれん……」。一生懸命巻き上げるが、潮に乗っているので余計に重い!巻いて巻いてようやく見えたアオリイカは、無事サイズアップ成功の一杯だった。
バックドリフト中だったのでエギはほぼ低層をリードしていたのに、エギは下から抱き上げたような形で掛かっていた。イカが居たレンジは思っていたより深かったのだ。4ヶ月振りに秋イカサイズ以外が釣れ……。その満足感からか私はもう竿を畳み始めていた。この後牛深まで情報収集ついでにランガンしたものの、下げ止まりを迎えて釣果には至らず。このまま16時30分に納竿した。
サイズアップした2匹目(提供:TSURINEWSライター野口昭伸)水温上昇が決め手か
12月以降、例年に比べ寒い日が多かった。アオリイカは水温20℃を下回ると補食量が減ると言われており、水温16℃がエギングの成立する下限目安とされている。それを考慮してしばらくエギングは中断していた。しかしここ数日で気温上昇、水温も上昇。イカも活動的になっているかも?と予測して動き、結果に繋がったのは良かった。
また、捌いたイカにはベイトと思っていたトウゴロウイワシは居なかった。以前、地元漁業者に「トウゴロウイワシはベイトになりにくいよ」と言われたことを思い出した。ベイトが入っているからアツいかも?と、読み違いもあった。次こそは1kgオーバー、春イカと呼べるサイズを狙いたい。
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<野口昭伸/TSURINEWSライター>
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