釣り人的「季節の天ぷら」レシピ:キスとガッチョと山菜で春を先取り
2022年03月30日 16:30
抜粋
日に日に春らしい気候となり、キスも少しずつ活性を取り戻してきた。今年もいよいよシーズン到来ということで、今回はキスの三色天ぷらを紹介したい。山菜と一緒に盛れば春を先取りの一品になること間違いなし!
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター牧野博)


2022年春の中紀のキス
今年の2~3月も、越冬中のキスは順調に釣れた。日並みによっては本格的な開幕が早くなるのではないかと期待が高まる。
2月の印南釣行で、キスの釣果を報告したが、キスの天ぷらを作ってみようと思い、その材料を釣るために3月6日に再度釣行、午後の2~3時間程度であったが、キス5匹、ガッチョ1匹を釣り、ネタを揃えることができた。
サイズも15cm前後で揃っていて、天ぷらにはちょうどいいサイズだ。この釣果と季節の山菜のおつとめ品を使って、手軽な天ぷら作りに挑戦してみた。本音をいうと、ガッチョの方がキスよりもさばきやすく、揚げ物にした時の肉質も勝っているので、沢山釣れればよかったが、1匹でも釣果を得たので、そのさばき方も紹介したい。
用意したキスとガッチョ(提供:TSURINEWSライター牧野博)釣ったキスの保存と運搬
多くのキャスター、船釣りのアングラーがそうしていると思うが、釣れたキスはクーラーにすぐ投入する。その時魚が氷や保冷材に直接接触しないようにビニール袋などに入れる。遠くに釣行して一泊するような場合は、途中で氷を買い足してクーラーに入れるといい。
冬場の短時間釣行なら、氷のかわりにB5サイズくらいのよく凍結させた保冷材をクーラーに入れておくと、洗って繰り返し使用できるうえ、荷物を軽量化できるのでランガンスタイルの釣行にも便利である。
キスのさばき方
持ち帰ったキスはウロコを取り、内臓をきれいに取る。この後、包丁を入れて片身を背骨から外し、さらにもう片身も同じように開く。
今回は尾ビレの付け根で背骨を切り、松葉の形に開いた。次いで、包丁を寝かせて腹骨も取る。
ガッチョのさばき方
ガッチョは、慣れてしまうとキスより簡単にさばける。うろこを取る必要はないが、強いぬめりで扱いにくいと思う。しかし次の方法だと、ぬめりと皮も一度に取れる。
1、尾ビレの方から背ビレと平行に包丁を入れ、背ビレをすきとっていく。
尾のほうから背ビレをすきとる(提供:TSURINEWSライター牧野博)2、背びれの端まで包丁を入れたら、そこから腹の方に包丁を入れ、腹皮の厚みを残して包丁を止める。
3、魚をひっくり返し(魚は腹を上にした状態)、頭を腹側に折る。切り口に見える身側の背骨を包丁で押さえる。
4、包丁で魚の背骨をしっかり押さえながら、頭を持った手で尾びれの先に向けて引くと、頭、皮とワタの部分が、一緒に取れ、このときぬめりも同時に取れる。
一気に不要な部分が取り除ける(提供:TSURINEWSライター牧野博)5、背骨に沿って包丁を入れ、背骨を尾びれの付け根で切れば、松葉おろしができる。
ヌメリ対策
なお、キスの数が多い場合(普通はそうであるが)、キスを先にさばいて、その後ガッチョにとりかかるとヌメリ対策になる。
ガッチョの数が多い場合は、はがき大くらいに切った古新聞を沢山用意し、まな板に置き、その上にガッチョを置いてさばく。ガッチョ1匹ごとに古新聞を取り換えながらさばいてゆくと、まな板を洗うのも楽になる。
さばいた身をキスと比べてみると、はるかに弾力のある白身で、関東で揚げ物料理に重宝されているのがよくわかると思う。
キスとガッチョを揚げる
今回は、市販のてんぷら粉を使用。てんぷら粉に水を混ぜてこね、かなりサラサラの状態の衣を用意する。粉1に対し、水1.5くらい。
こめ油を必要量鍋に入れ、加熱しておく。水解きした衣を少量たらして、それが油に沈んで、しばらくして浮かんできて天かすのようになればOK。油は高温になっているので、やけどしないように充分注意する。
キスとガッチョは尾びれを手で持って、衣を軽くつける。次いでシソの葉のふりかけ、または青菜のふりかけを手でぱらぱらとまぶし、揚げてゆく。油に入れたネタが一瞬沈み、浮き上がってきてしばらくすればOKである。
衣だけをつけたものも揚げると、3色揚げになる。
つけあわせの山菜を揚げる
残った衣を利用して、付け合わせの山菜も揚げる、今回は、ふきのとうがお値打ちでスーパーに出ていたので、洗って一度軽く湯通しし、水気をふき取り、衣をつけて揚げた。
盛り付け
皿にキス、ガッチョとふきのとうの天ぷらを盛り付ける。ふりかけを付けてあげているので少し塩味がついているが、好みで食卓塩や抹茶塩を添えてもいい。
完成(提供:TSURINEWSライター牧野博)青菜のふりかけのかわりに、青のリを使うと香りがいい。また、上がった天ぷらを温かいご飯の上にのせて上から濃い目のつゆをかければ、即席のキス天丼にもなるなど、いろいろアレンジが可能である。
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<牧野博/TSURINEWSライター>
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