のべ竿で堤防メバル釣りを堪能 27cm頭に良型本命を好捕
2022年04月13日 06:00
抜粋
3月半ばから4月の頭にかけて、夜明けの時合いを狙ってのべ竿を使ったメバル釣りに愛知の豊浜新堤を3回訪れた。それぞれ良型を含め本命をキャッチしたので、その模様をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・日間賀島波止釣友会・中村輝夫)


のべ竿でメバル釣り
3月14日、愛知県・南知多町の豊浜新堤でメバルとクロダイ釣りの計画を立て、午前4時前に出発した。
到着後、新堤へ向かうが、今日も釣り人は私1人。何かがおかしい。潮は中潮で満潮が午前4時42分。申し分ない潮だが、波音が大きい。ウネリなのか、ざわざわして波音が響いていた。
タックル図(作図:週刊つりニュース中部版APC・日間賀島波止釣友会・中村輝夫)今日はメバルが釣れるだろうと思っていたが前回と同じ状況。まさかボウズか?半信半疑のままタックルを準備してサオを出すが、やはり反応はない。時合いと思われる。午前5時すぎまで休むことにした。
根掛かり覚悟でチビカサゴ
午前5時に再開。オモリが底に着いた状態をキープして待つが反応はない。ゆっくり上下の誘いを入れてエサをアピールするも反応なし。まだ時合いではないようだ。時計を見ると5時25分。ボウズの色が濃くなってきた。
ここで根掛かり覚悟の作戦に出た。それはハワセだ。サオ先を下げて仕掛けをたるませる方法で根掛かり必至の釣り方だが、カサゴでもと考えて決行すると、その成果が出てサオ先がお辞儀をした。ゆっくりサオを立てると、運良く根掛かりなく上がってきたが、やはりチビカサゴ。上バリをしっかりくわえていた。
エビを付け替えて投入。すでに東の空に赤みが加わり全体が見えてきた。いつもなら時合い終了のころだ。このチビカサゴで終わりだなと思っていると、ツンとアタリが出た。このアタリは確実にメバルだ。
今年一番の27cmでボウズ回避
しっかり食わせてからと思ったが、サオ先が一気に海中に突っ込む大きなアタリだ。慌ててサオを立てると、ヒュンヒュンとイト鳴りしている。数年ぶりの引き込み。本当にメバルなのか?
ハリスの極限まで引き込みを味わい、ゆっくりサオを立てる。浮かせたのは良型メバル。この重量感だと今までのメバルより大きい。そのまま浮かせるとハリス切れに繋がる。顔を出したままの状態で手元まで寄せ、ラインを手にして手繰り寄せる。暴れたら0.6号ラインなんか一発で切れてしまう。タモはないので、運に任せて手繰り寄せるしかない。
良型メバルキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・日間賀島波止釣友会・中村輝夫)ミキイトをつかんで引き上げるところは緊張したが、無事堤防に上がってくれた。立派なメバル。驚きながら測ると、今年一番の27cm。この1匹で大満足したので、フカセ釣りのクロダイは取りやめて納竿とした。
良型メバル求め再戦
今年の豊浜新堤は例年にないほど良型メバルが釣れているようだが、私の場合は釣れても1匹か2匹。時合いが短いこともあるが、老眼でエビをハリに刺すのに四苦八苦していては、最高の時合いもスルーしていく。
そんな良型メバルを追い求めて3月18日も豊浜新堤にお邪魔した。メンバーからクロダイからメバルに変わったのかと言われるが、毎回メバルの後に豊浜港か常滑港でクロダイを狙ってはいる。だが、アタリもなく毎回ボウズで帰っているのだ。この日も二刀流を予定しておりクロダイタックルも車に入っているので、メバル終了後に狙うつもりだ。
ポイント図(作図:週刊つりニュース中部版APC・日間賀島波止釣友会・中村輝夫)話はメバルに戻って午前5時前、自作の胴つき3本バリ仕掛けにモエビをセットして沖に投入、オモリ着底後、ゆっくり上下に誘いを入れる。だがアタリは出ない。
25cm本命ヒット
時合いまで残り5分、元気のいいモエビにスイッチして投入、2度ほど上下の誘いを入れたとき、プチっとサオ先をたたいた。こんな前アタリは良型メバルだろう。だが早アワセは禁物。引き込みに応じてサオ先を徐々に下げていき本アタリでアワせると、11mのサオがきれいな弧を描き、サオ先のギョギョライトが大きく揺れる。
気分がいいはずなのに、ハリス切れやハリ外れなどの悪夢が脳裏をかすめる。ここは慎重にゆっくり浮かせ、ラインを取って手繰り寄せる。その結果、なんとか25cmの良型メバルを手にした。
良型キャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・日間賀島波止釣友会・中村輝夫)まずは一安心。だが見とれている場合ではない。素早くモエビをハリに刺して投入。時合いに入っているので、すぐにアタリが出た。今度は一気にサオをひったくるほど強く、この引き込みのパワーでハリに乗ったようだ。先ほどと同じような強い引き込みにワクワクする。これぞメバル釣りの神髄。やがて同じサイズが堤防に上がった。
カサゴとのトリプルヒットも
時合いが続いていればまだいけると思い、すぐに投入。やはり、再度コツンと鮮明なアタリがサオ先に出た。今度も強い引き込みで良型連続ヒットかと思われたが、チビカサゴと小メバルのトリプルヒットだった。
3連はすごいことだ。食い気があるので再度投入。願いを込めて上下に誘いを入れてしばらくすると、プルプルとサオ先が揺れた。アタリか?少しサオ先を下げてラインを送り込むと、そのまま沈み込む。強いパワーは感じなかったが、20cmの小メバルのダブルヒットだった。
カサゴとの3連もあった(提供:週刊つりニュース中部版APC・日間賀島波止釣友会・中村輝夫)欲を出して投入するが時合いは終了。アタリもなく納竿した。少し時合いが長かった気がする。
4日後に再々戦
4日後の22日、再度豊浜新堤に釣行した。午前5時前に到着。5人の先釣者がサオを出していたが、前回のポイントが空いていたので、今回もここでサオを出すことにしてタックルを準備した。
エサを付けて沖に振り込む。これまた案の定、アタリが出ない時間帯なのか全くピクリとも動かない。先釣者のサオも曲がっていないようだ。
そして午前5時20分になった。おかしい。すでに時合いに入っているはずなのにアタリがない。東の空はうっすら赤みがかっている。時合いもなく玉砕?こんなことがあってはいけないと思い、投入ポイントを変更し、誘わず底を取ったままで待ちの釣りに切り替えた。時間がないので、ここで勝負だ。
なんとかボウズ回避
すると、プルプルとサオ先に変化があった。アタリだ。このまま耐えていると、クククーッとサオ先が入ったが、ここでアワせてもハリ掛かりしないと直感。数秒後、ググーッと強い引き込みに変わったところでサオを立てると、かなりのパワーで弧を描いた。やがて堤防に上がったのは、良型メバル1匹と小メバルのダブルヒット。ボウズはなんとか免れた。
最後のあがきで投入。先ほどと同じく誘いを入れずジーッとタナをキープする。するとツンツンとかすかなアタリでサオ先が入った。ゆっくりサオを立てると、小気味いい引き込みでお辞儀したがパワーはない。それもそのはず、小メバルと小カサゴだった。
小型とのダブルでボウズ回避(提供:週刊つりニュース中部版APC・日間賀島波止釣友会・中村輝夫)これでアタリがなくなりジ・エンド。今回は不発の豊浜新堤だった。クロダイが釣れない以上、またメバルと遊ばせてもらうつもりで納竿した。
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豊浜新堤














