サーフでの投げキス釣りシーズン開幕 17cm頭に本命10匹キャッチ
2022年04月14日 17:00
抜粋
今年の冬も寒さが厳しかったが、3月中旬をすぎてようやく暖かい日も多くなってきた。 キスも港内などの深場だけでなく、サーフ周辺の浅場でも動き始めている可能性がある。あまり多くを期待せずに、午後の上げ潮を狙って、田辺・芳養の大屋へキスの動きを調べに出かけた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター牧野博)


和歌山県で投げキス釣り
3月20日、田辺・芳養の大屋の周辺をマークすることにした。昼食をとってからゆっくりと出かける。この日は連休の中日なので高速の渋滞が激しく、現地についたのは午後1時半を回っていた。
釣り場風景(提供:TSURINEWSライター牧野博)当日のタックル
当日のタックルは、サオがスカイキャスターの30号、リールはZ45にミチイトPEライン0.6号+チカライトもPE、オモリはL型固定木オモリの29号、2本よりのかわりに2.5号単糸を50cmとり、その先にサヨリバリ5号の4本バリの仕掛けをつけた。エサはイシゴカイである。
まずは大屋のバス停下の浜に入り、4色前後の根の手前の砂地を探るが、キスは不在だった。波口の少し向こうでゴツゴツした魚信を伝えてきたのは13cmほどのキュウセン。欲を言えばせめて17~18cmあればより嬉しいのだが、旨みのあるきれいな白身なのでクーラーに入れる。一度刺身にしてキスと食べ比べてみようと思う。そのためには何とかキスの釣果が欲しい。そこで大屋トンネルの東側のテトラ際に移動することにした。
トンネル東のテトラへ転戦
サオをたたみ、徒歩で移動する。ここは風裏になるので少し暖かい。バス停下の浜と比べ、潮も若干濁り気味で、水温が高めであると思われた。夕方までここで粘ることにする。
沖に向けて投げてみるが、やはり魚信はない。そこで、潮が引いて芳養川河口のテトラ堤の中ほどに見える大きなシモリの方向、ちょうど東側に見える浜の沖方向をマークしてみた。
3~4色ゾーンでキス登場
これが正解だった。決して忙しいほど魚信があるわけではないが、上げ潮に乗ってシモリの周辺に回ってきたキスを捉えることができた。サイズは14~15cmであるが、3~4色ゾーンで退屈しない程度に魚信を送ってくる。ただし食い込みはやはり浅く、ほとんどが口の周りに掛かっている。
18cm前後のものも釣れたが、足元で抜き揚げる時におしくもハリ外れ。また、20cmオーバーの大きな魚信も一度捉えたが、食い込ませることはできなかった。それでもめげずに集中して探り、5時半過ぎまでに何とか2ケタに乗せた。この日の釣果はキス17cmまでを10匹、キュウセンが1匹だった。
当日の釣果(提供:TSURINEWSライター牧野博)釣果の要因
今回は、潮の暖かくなる午後からの上げ潮に、風裏のシモリ周りをうまくマークできたのがよかったのだと思う。前日までの暖かい日並みもプラス要因になっていたはずだ。
キスは魚体の大きさの割には引きが鋭角的で、ブルブルとサオ先を引き込むというような 表現をされるが、それは水温の高い時期にニアポイントで釣れる場合の魚信の出方である。低水温期では前触れのブルッとした振動が感じられるだけのときも多い。良型でもブルンと1回竿先を震わせる程度のことが多い。しかもハリ掛かりが浅いので結構難しい。それだけにキスを手にした時の嬉しさは盛期を上回るものがある。
今後の展望
これから徐々に水温が上がり始め、キスも広い砂浜周辺で動きはじめる。ありきたりな表現であるが、早期に砂浜から狙う場合は、シモリの周辺や風裏の場所など、アクセントとなるポイントを重点的に探る。または遠投して沖のカケアガリを探してそこを重点的に狙うといった方法で可能性を高めることができる。きれいな遠浅の浜や河口周辺は、水温の変動が大きいのでもう少し水温が上がってからが狙い目になるだろう。
今回の釣果で、キュウセンとの食べ比べが可能になった。その感触を次のレポートで紹介してみたい。キス釣りの外道でよく釣れるキュウセンやガッチョは、すばらしい白身であり、私はある意味キス以上にその味を好ましく感じる。
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<牧野博/TSURINEWSライター>
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