【2022年】投げカレイ釣り入門 ステップアップのポイント6選
2022年04月26日 11:30
抜粋
いつも魚を釣っている人は必ず何かしらコツをつかんで釣りをしています。今回はカレイ釣りのをコツを6つほど、ご紹介させていただきたいと思います。漠然と投げて待っているよりも期待度は高まり、カレイの投げ釣りの面白さ、そしてカレイという魚に愛着すら感じられるようになるかもしれません。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター杉浦剛)


1.タックルの数を増やす
カレイは遠投のイメージもあると思いますが、意外と岸寄りを泳いでいる場合も多くあります。仕掛けを100m先まで投げ込んでいても、岸から10mほどの手前を泳いでいかれてしまっていては釣り逃してしまうことになります。
そんな時のために、遠近投げ分けておけるようにタックルを二つ用意しておけると心強いです。本数が多ければいいというわけではなく、3本もあれば十分過ぎるくらいです。筆者は基本的にタックル二つ、堤防先端の角に入れた際はタックル三つで臨んでおります。できるだけ同スペックのタックルを用意することをオススメします。
左右に投げ分けるのも有効ですが、両隣に誰もいないことが条件となってしまいますので、タックルは二つ、両隣に釣り人がいる状況を想定して解説していきます。
タックルは2つ用意(提供:TSURINEWSライター杉浦剛)まず片方のロッドでやや近めにキャストし、着底、イトふけを取ります。そして後からもう片方のロッドで遠くにキャストし、同じく着底、イトふけを取ります。どちらにアタリがあるか次第で、次からはアタリのあった付近へ両タックルでキャストします。オマツリを防ぐため、数mずらしてキャストしましょう。
カレイは大型になるにつれ単独行動する個体が多くなるのですが、数匹で群れて行動している場合も多いので、こうした釣り方をすることで少しでも釣れる確率の高い釣りを展開することができます。
2.カケアガリを攻める
海底が掘れていて段差のようになっている場所を一般的にカケアガリと呼びます。釣り場によってはカケサガリというポイントも存在します。カレイは基本的にこのカケアガリに沿って移動しておりますので、この通り道となるカケアガリに仕掛けを沈めておくことでヒット率を高めることができます。
狙いはカケアガリ(作図:TSURINEWSライター杉浦剛)カケアガリの判断方法
海底に障害物のない完全に砂泥地であれば、通常通りに仕掛けを投入、着底が確認できれば基本的にはOKです。しかし、着底後に海底をイメージしながら仕掛けがカケアガリ付近にある状態にしておくことで、カレイのヒット率は高まります。根掛りのリスクも伴うため、注意が必要です。
まず、着底しているオモリで海底を引きずるイメージでロッドをゆっくりと動かし、グッと重くなるような感覚がある場所はカケアガリである可能性があります。そのまま引きずってみても根掛りせずにフッと段差を乗り越えたような感覚があれば、そこは高確率でカケアガリとなっております。
障害物が沈んでいて根掛りするような場所、または初めての釣り場で海底の状況がわからない場合は、ラインの先端に仕掛けに使うものと同じ号数のオモリのみを結び付け、同じく海底をゆっくり引きずってきます。岩やブロックであれば手元に少しカツっといった鋭角的な感覚があり、海藻類であればカケアガリのようにグッと重くなりますが、そのままロッドを張った状態にしていると引っ張られるような感覚があります。
穴あきブロックや船体の骨組み等、複雑な障害物であればオモリのみでも根掛りしてしまいますので、そのような場所はカレイではなく根魚を狙うの際のポイントとして、大体の距離や位置を記憶しておきましょう。もしそういった場所であれば少し移動して、同様に海底を探り、カレイ釣りに適したポイントを探すことを強くオススメします。
海底の状況はいろいろ(作図:TSURINEWSライター杉浦剛)3.エサのボリュームアップ
数匹のエサをハリに掛けることを房掛けとも呼びます。メリットは、アオイソメのウネウネとした動きと体液の匂いが倍増し、視覚的にも嗅覚的にもカレイに大きくアピールさせることができます。そしてカニやヤドカリなどにエサを食べ尽くされてエサの無い状態でのアタリ待ちを減らすこともできます。
デメリットとしては、コストの問題とアワセのタイミングとなります。2匹掛けなら二倍、3匹掛けなら三倍と、金銭的な負担が大きくなります。そしてカレイのサイズによりますがハリ先まで達するのに少々時間がかかる場合があります。
何が何でも釣りたい方、今が勝負時だと読んだ時、エサの鮮度が落ちて動きが鈍い場合にオススメな方法です。新鮮で元気なアオイソメであれば、基本通り、一匹掛けで問題ないと筆者は感じております。
エサを房掛けに(提供:TSURINEWSライター杉浦剛)4.満潮時刻と干潮時刻を把握する
満潮と干潮の時刻は毎日異なります。カレイは大潮や小潮といった潮回り、朝マヅメや夕マヅメといった時間帯よりも、その日の潮の満潮と干潮を意識して釣りをした方がよく釣れる傾向であると思っております。釣り場により条件が違い、満潮前後が釣りやすい場所があったり干潮前後が釣りやすい場所があったり、絶対というものはありません。
しかし共通しているのは、満潮時、干潮時の潮が止まった状況では例え目の前にエサがあってもなかなか捕食行動をしません。そういった時間帯では河口部や、河口部周辺の堤防など、常に水の流れがある場所での実績が高く、潮止まりでも釣れ続く場合があります。
満潮からの下げ始めや干潮からの上げ始め、満潮直前や干潮直前にアタリが多く出ることが多いと感じております。潮が下げている途中や上げている途中であっても、カレイが仕掛けの近くを通過すれば同じくアタリが多くあります。潮が止まる時刻は極端に食い渋る傾向があるので、筆者の場合は休憩タイムとしてトイレを済ましたり、全く反応が得られ無かった場合は仕掛けを変えてみたり移動する時間として、潮がまた動き始める頃からまた再開するようにしております。
満潮と干潮の時間を把握(作図:TSURINEWSライター杉浦剛)5.カレイの興味を引く
市販のカレイ仕掛けには様々な装飾が施されているものが数多く販売されております。発光ビーズやエッグボールなど、とにかくたくさん種類があります。たくさん種類があるということは、地域性もありますが、常に絶対的に有効なものはないということでもあります。これはその日によってカレイが興味を持つものが違うということと捉えております。
ルアーローテーションにも通ずる部分がありますが、単純に興味のある装飾を見付けたら寄ってきて、興味がなければ寄ってきません。よって、その日のカレイの気分に合った仕掛けを投入できるよう、色々な種類の仕掛けを試してみることをオススメします。
市販されているものは高価なものが多くありますが、試してみる価値は大いにあります。または仕掛けを創意工夫しながら丸々自作してみたりして、絶対は無いのだと思いながら色々なものを試してみると、カレイ釣りがより一層面白くなります。
いろいろな装飾を試してみよう(提供:TSURINEWSライター杉浦剛)誘いを掛ける
船釣りでは定番である誘いながらの釣りですが、岸からの釣りでも有効となる場合があります。根掛かりの多い場所には向きませんので、障害物の無い場所と仮定してお話させていただきます。カレイはとても好奇心の強い魚であり、先述した仕掛けの装飾にも好反応を示す場合が多くあります。そして、アピールを高める手段の一つとして、誘いをかけてみることも検討します。
ロッドを持ち、オモリで海底をコツコツと小突くイメージで、軽くふわふわと動かします。そうすることで砂煙や泥煙が舞い、カレイを振り向かせることができる可能性があります。
しかし、あまりにも大きな誘いであったり、頻繁に誘いを掛け過ぎるとせっかく仕掛けの近くまで寄っていたカレイを驚かし、散らしてしまう可能性もありますので、半日待ってもアタリがないなど、退屈を感じたらやってみる程度で十分であると感じております。イソメが元気であれば少なからず海底の砂や泥を散らしてくれておりますので、多用することはあまりしておりません。
オモリで底を小突いて誘う(提供:TSURINEWSライター杉浦剛)6.カレイを求めて通い詰める
コツというよりマニアックな方向けとなってしまうのですが、一年を通して同じ魚種を追い求めることで、シーズン毎に釣れる数や大きさ、種類。満潮前後がいい場所や干潮前後がいい場所など、たくさんの情報を得られます。しかし、休日の都合や季節によって他にも旬となるターゲットが数多くおりますので、カレイを一年中狙い続けましょうとは大きく言えませんが、カレイという魚は青森県では一年を通して狙い続けられる希少なターゲットですので、一年を通して狙い続けてみることもオススメです。
釣りに行く先々の釣り場の地形や底質、潮が止まっていく様子や動き始める様子など、海という大きな存在を感じながらたくさんのことを知ることができます。得た知識は他のどのような釣りにも応用でき、エサは一年中アオイソメでOK。それらはこの陸っぱりで狙う青森エリアでのカレイ釣りの魅力であると思っております。
一年を通してカレイを狙ってみて、季節によってどのような変化があったかを記録、記憶しておくことで、大物がよく釣れた時期にはカレイに重きを置き、小型化したりめっきり釣れづらくなった時期は別のターゲットに切りかえたりと、何を狙おうかと迷いのない釣りをしていくことができると思います。また、その年その年で水温など、海の状況が毎年かわるのもまた面白みの一つであり、海釣り全般においての醍醐味だと感じております。
投げカレイ釣りは気軽な釣り
終わりに、ステップアップのコツをご紹介させて頂きました。最後はコツと呼べるのか微妙なものとなってしまいましたが、何か一つでもご参考となり、1匹に繋がれば幸いです。
この陸っぱりからの投げカレイという釣りは、数ある海釣りの中でも気軽に挑戦しやすい釣りであり、超軽量ルアーを使用してのアジやメバル釣りのように繊細過ぎず、一日中ルアーをシャクり続けるジギングでの青物釣りのように体力勝負ともならず、気軽に大物を狙える他、季節によってカレイ以外の魚種も色々と釣れて我々釣り人を驚かせてくれます。ゆったりと、老若男女問わず、そして、末永く。
陸っぱりからの投げ釣りは筆者が海釣りを始めたきっかけでもあります。当時はインターネットも普及しておらずポイントも仕掛けも知らぬまま、たまたまカレイが釣れた時の驚きと喜びは今でも忘れられません。一人でも多く、この釣りにも興味を持っていただけたり、実際にやってみていただけたり、そして面白いなと思っていただけましたら、喜ばしい限りです。
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<杉浦剛/TSURINEWSライター>
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