アオリイカのウキ釣り解説 生きエサと死にエサどっちが釣れる?
2022年04月29日 17:00
抜粋
近年釣りのターゲットとして人気が高まるアオリイカ。そんなアオリイカをウキ釣りで釣りたい釣り人へ、この記事ではウキ釣りのタックル・仕掛けの種類などを解説します。また、記事後半では死にエサの有効性についても紹介していきます。
(アイキャッチ画像提供:間宮隆/TSURINEWS編)


アオリイカのウキ釣りとは
アオリイカのウキ釣りは活きた小魚を餌にして釣る方法です。ウキを使用するため視覚的にもアオリイカの食いつきが分かりやすいことから、初心者に向いた釣り方と言えるでしょう。
また、エサを使うためエギングと言った他の釣り方よりも、テクニックがいりません。竿を置いたままでも出来るウキ釣りは、初心者でも釣果を上げやすい傾向にあります。
エギングよりも釣れる?
エギングとは餌木と言われるイカ釣り用の疑似餌を使用した釣り方で、いわゆるルアーフィッシングです。エギをあおることで、アオリイカと駆け引きのあるゲーム性が高い釣り方ができるため、人気があります。
しかしエサを使用しないため、ウキ釣りのようにそのまま竿を垂らしていてもアオリイカは釣れません。餌木に食らいついてもらうため、竿をしゃくるスキルが求められるでしょう。そのためを使用するウキ釣りの方が、エギングよりもアオリイカを釣りやすいと言えます。
アオリイカのウキ釣りタックル
アオリイカをウキ釣りで釣る際のタックル・仕掛けは以下画像のようなイメージです。
タックル図(作図:間宮隆/TSURINEWS編)ロッドは磯竿がオススメ
アオリイカをウキ釣りで釣る際に、特別なロッドは必要ありません。強いて言えば、イカがエサを抱いたときに違和感を与えない柔らかい竿が理想です。また、ウキの仕掛けが扱いやすい竿が理想のため、磯竿の2~3号がオススメと言えるでしょう。
ちなみにですが、シーバスロッドやエギングロッドの流用も可能です。
リールは中型スピニングリール
アオリイカのウキ釣りは生きエサを使うため、小型のリールでは糸巻き量が不足する可能性があります。そのため2500~3000番の中型リールをオススメします。
ウキ釣りはずっと竿を持っている必要がありませんから、リールが重くなっても問題ありません。
ミチイトはナイロンライン3号
ウキ釣りでは比較的軽い、ナイロンラインのミチイトを使用しましょう。フロロカーボンラインなど重いラインだと、根掛かりなどのリスクがあります。アオリイカのウキ釣りでは3号の太さがオススメです。
ウキ釣り用の仕掛け
ウキ釣りの仕掛けにはウキ(浮き)やウキ止めなど、専用の道具が必要になってきます。またアオリイカを釣る場合には、アオリイカ用の掛け針も用意すべきでしょう。
仕掛けは自作もできますが、セットで販売されているので初心者の方はそちらを購入しても良いでしょう。
ウキは立ちウキ10号
小さな当たりでも分かりやすい立ちウキを使用します。立ちウキは目印としても分かりやすいのでオススメです。生きエサのアジでウキが沈まないように、浮力の高い10号を選ぶと良いでしょう。
掛け針
生きエサのアジが外れないように、カエシのある針を選びましょう。しかし針が大きすぎるとアジが弱りやすく動きも悪くなるため、小さめから中サイズを使います。アオリイカに警戒心を与えないためにも、大きすぎない針が理想です。
テンビン
魚が餌に食らいついたときに、竿を動かして魚に針を掛けることをアワセと言います。テクニックが必要に感じますが、テンビンにはアワセをサポートしてくれる役割があります。また、糸の絡まりを防止してくれるメリットもあり、初心者にはオススメです。
ただ、テンビンがあることによってアオリイカが違和感を持ちアタリが遠のく場合もあります。
活性の低いシビアな状況や、アオリイカの視界が効く日中の釣りでは外す選択肢を持ちましょう。
たらし釣りの仕掛け
釣り場が混雑してウキを流せない場合は、たらし釣りでアオリイカを狙いましょう。
たらし釣りのタックル(作図:間宮隆/TSURINEWS編)たらし釣りとはその名の通り、仕掛けをそのまま足元に垂らして行う釣り方です。ウキ釣りよりも道具が少ないため、初心者の方にもオススメできます。また、たらし釣りではウキの代わりに、ウキ止めを目印に使用します。
アオリイカの釣り方
ウキ釣りの場合、エサで誘うので基本は置き竿です。たまに竿を仰いでアオリイカを誘う程度で、エギングのように難しい動作をする必要はありません。
注意点としては仕掛けを投入したらまず、ウキが海面に浮いているか注意しましょう。ミチイトの手前などで止まっていると、ウキとして機能しません。ウキが手前で止まっているようでしたら、投入後もイトを送り出しましょう。
基本は置き竿で(提供:間宮隆/TSURINEWS編)また、投入した仕掛けがどの程度の深さまで落ちているのか、把握できると望ましいです。アオリイカを釣る場合底を狙いますが、根掛かりしないためにも底から1、2mほどのタナ(深さ)を狙ってみてください。
アワセのコツ
海面のウキが沈むと、反射的にすぐ釣り上げたくなるかもしれません。しかし、焦らないことがアオリイカのウキ釣りでは大切です。まずはアオリイカをエサに抱かせます。そのためウキが完全に沈んで1分は待ちましょう。そしてゆっくりリールを巻いてみましょう。もし重みを感じたら、アオリイカが掛け針にかかっています。
ウキが沈んでも慌てず、まずエサに食いつかせることを意識してください。
アオリイカが釣れやすい時間帯は?
エサで誘うウキ釣りの場合、アオリイカは昼間でも夜でも釣れます。しかし夜の方がエサの小魚を求めてアオリイカが浅い場所で泳いでいる可能性が高いので、釣りやすいかもしれません。また、アオリイカのエサであるアジなどが港の外灯や月明かりに集まるので、ポイントを狙いやすくなるでしょう。
もしも夜釣りに行く場合は防寒対策やキャップライトなどの安全対策、また近隣へのマナーなどに気を付けて行いましょう。
泳がせる生きエサの種類
定番の泳がせエサはアジやイワシです。イワシは弱りやすくすぐに死んでしまうので、アジが理想の泳がせエサになります。アジなら現地でもサビキ釣りで入手可能なので、調達も難しくはありません。
現地調達して活かしておく(提供:井戸敏充/TSURINEWS編)また、アオリイカは普段アジやイワシなどの回遊魚以外にも様々な魚を捕食しています。小メジナ、ネンブツダイなど他の小魚を使用するのもいいでしょう。
アオリイカは死にエサでも釣れる?
活きたアジやイワシを用意するのが難しい方は、スーパーなどで売っているアジでも大丈夫です。アオリイカのウキ釣りは死にエサでも釣れます。
基本的には活きエサに食いで劣ることが多いですが、エサをあまり追い回さない産卵前後の大型春イカなど、死にエサのほうが好反応を見せることもあり、非常に有効な場面も存在します。
死にエサの種類
死にエサでもイワシやキビナゴがありますが、こちらでもアジがおすすめです。特に冷凍アジがアオリイカを釣る死にエサの定番です。
スーパーの鮮魚コーナーでパック売りされているアジ(捌かれていないもの)を購入し、冷凍して死にエサにします。
死にエサの付け方
まず大きさですが12cmから15cm程度のアジを選びます。それ以上大きいと仕掛けにつけにくく、小さくても流されてしまう可能性があります。1匹まるまるつけるのでアジは切らなくても大丈夫です。頭を使うとか、内臓を使うというわけでもないのでそのまま使用します。
エサの付け方はアジの背中側に針を通す背掛けの方が、身が切れにくいので良いでしょう。
要点
・アオリイカのウキ釣りはエギングより釣りやすい
・アオリイカは底から1、2mのタナを狙う
・生きエサはアジがオススメ
・アオリイカは死にエサでも釣れる
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<TSURINEWS編集部>
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