初めての「海釣り施設(有料)」 【釣行前日~当日の流れを徹底解説】

2022年05月02日 11:30

[TSURINEWS]

抜粋

初めて海釣り施設に行く人に向けて、前日から当日の流れ、さらには帰ってからやることまでを解説。具体的なタイムスケジュールに沿って紹介していこう。

神奈川県のリアルタイム天気&風波情報

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部 小谷)

初めての「海釣り施設(有料)」 【釣行前日~当日の流れを徹底解説】

モデルケース

今回は、東京都新宿駅周辺発で神奈川県横浜市にある本牧海づり施設へ行くと仮定する。現在の開園時間は午前6時。電車でも間に合う開園1時間後の午前7時に着く想定で、流れを確認してみよう。

初めての「海釣り施設(有料)」 【釣行前日~当日の流れを徹底解説】海釣り施設へ行ってみよう(提供:TSURINEWS編集部 小谷)

本牧海づり施設は数年前の台風で被災した大きな被害を乗り越え、2022年春に沖桟橋が復旧したばかり。入場可能な人数も多いが満員になることも多い、人気の海釣り施設だ。

釣れる魚はアジ、サバ、カタクチイワシ、コノシロ、カサゴ、メバル、シロギス、スズキ、クロダイ、マダコなど時期にもよるがさまざまな種類の魚と出会える場所。ここで、釣具をすべて借りる想定でスケジューリングしてみた。

釣行前日の準備

釣行前日にやることを紹介しよう。

天気の確認

釣行前日は前項で紹介したように、ネット等で天候と海況を必ずチェックしておこう。この段階で予報がよくないなら、スパッと諦めることも必要。たとえ、晴れていたとしても強風・高波・雷注意報が出ると危険防止のために施設が閉鎖になることもあるので注意しよう。

荷造り

天候が問題なければ、必要なものを確認しながら荷造りしよう。釣具とエサ、仕掛けは現地でレンタルするにしても、クーラーボックス、帽子、タオルなど必要なグッズはたくさんある。事前に簡易的なチェックリストを作っておいて、忘れものがないように準備を進めよう。

現地で運びやすいように、できるだけコンパクトに運べるように荷造りしよう。また、夜のうちにペットボトルに水を入れて氷を作っておこう(入れる水量は破裂しない程度の8分目に)。

移動ルートの確認

途中で氷やご飯、おやつなどを購入するなら、ルート上にコンビニ等があるか確認してから出掛けよう。

電車の場合は新宿駅から品川駅経由で京浜東北・根岸線へ乗り換え、桜木町駅へ。駅前から「海づり桟橋」行のバスを利用する。バスの時刻表もあらかじめチェックすること。バス停の目の前が施設なので、コンビニ等に寄りたい場合は駅前で済ませよう。

車の場合は首都高湾岸線を使って首都高速湾岸線・本牧ふ頭ICからD突堤方面へ。

当日家を出る前

当日家を出る前のチェック事項は以下。

起床時間

出発から逆算して1時間前には起床しよう。寝坊しないように前夜の深酒はNG。

自宅での最終準備

家を出る前に、持ち物の最終チェックを行おう。また、前日に作っておいたペットボトル氷をクーラーボックスに入れておくのを忘れずに。また、朝の天気予報や海況も出かける前に再度確認しておこう。この段階でにわか雨が降りそうなら簡易的なレインウェアを追加で持っていくことを勧める。

午前6時:出発

早朝の道路は空いているのでついつい飛ばしてしまいがち。速度違反で捕まってしまったら、せっかくの休日が台無しになってしまう。車の場合は安全運転をこころがけよう。

電車の場合は、時刻表を確認しておき、寝過ごさないように気を付ければOK。お菓子や食べ物を購入する場合は、事前に調べた場所に立ち寄り買い出しをしていこう。

午前7時:現地に到着

現地に着いたら、荷物を持って受付に行こう。受付で入場券を購入して施設内に入る。その際、デビュー戦であることや釣具をレンタルしたいことも併せて施設スタッフに伝えよう。

午前7時30分:釣具レンタル

道具を借りるときはまず返却時間と返し方を確認しておこう。2022年4月現在、レンタル釣具の返却時間は午後5時とのこと。後述するが、片付けは思っているよりも時間がかかるので、時間までに返せるようにしよう。

釣り方や対象魚はスタッフのアドバイスに従おう。何が釣れているか、何を釣りたいかによって、付ける仕掛けも異なる。分からなくなったときにアドバイスが欲しくても、管理棟近くの場所が空いているとは限らない。釣り場に出てから戻ってくるのは大変なので、使い方が分からない場合や、ここが気になる!という疑問点がある場合は、この段階できっちり聞いておくといい。

午前8時:いざ釣り場へ

混雑した釣り場では、まず空いているスペースを見つけることから始める。人気の場所だと1.5~2m間隔くらいで釣り人が入っていると思うので、それ以上の間隔が空けられない場所は遠慮したほうが無難。

空いているスペースを見つけ、隣の人と距離が近い場合は必ず「ここ入らせてもらっていいですか?」と左右の人に声掛けを。極端に狭いスペースに入らない限りは快諾してくれるはずだ。

初めての「海釣り施設(有料)」 【釣行前日~当日の流れを徹底解説】声を掛けて釣り座を確保しよう(提供:TSURINEWS編集部 小谷)

無事、荷物を置いたら、まずは周囲の景色を楽しもう。目の前に広がる水平線を見れば、釣りに来た実感が湧いてくるはず。歩いている人ほぼ全員が釣り竿を持っている、というのも海釣り施設ならでは。

落ち着いたら今度は釣りの準備を進めよう。仕掛けやエサの付け方が分からなくなってしまったら、スタッフに助けてもらおう。

午前8時15分:待望の釣りスタート

まずは水汲みバケツで海水を汲んでおこう。軽く手洗いしたり、魚が釣れた時に一時的にキープしておくときに使う。いざ釣りを始めたら、先ほど教わった釣り方を参考に釣りを楽しもう。釣りはエサを付けてぼーっと待つイメージがあると思うが、案外忙しいことが分かってくる。付けたエサが知らないうちに取られていた、なんてこともしばしば。

無事に魚が釣れたら、最初に海水を汲んだバケツの中に魚を入れよう。夏場はバケツの中の水温が上がりやすく、かえって魚が傷みやすいのでそのままクーラーに入れてもおくのもいい。

初めての「海釣り施設(有料)」 【釣行前日~当日の流れを徹底解説】カサゴをキャッチ(提供:TSURINEWS編集部 小谷)

海釣りをしていると、アイゴ、ゴンズイ、ハオコゼ、フグなど、毒を持っている魚に出会うこともある。筆者はその昔、ハオコゼをカサゴと勘違いして軽く触って痛い目をみたことがある。分からない場合は、魚を手で触る前に、周りの人やスタッフに聞いてみよう。

午前11時30分:休憩

「潮止まり」と言われる時間帯など、どんなに好調に釣れていても魚の食いが小休止するタイミングが必ず訪れる。魚が釣れない時間帯は無理せずに積極的に休憩をとろう。ご飯を食べてもいいし、トイレがてら施設内を探検するのもいい。

釣りに熱中していると、ついつい水分補給も忘れがち。夏場は特に無理しないことが重要。熱中症にならないようにこまめに水分補給をしよう。売店で息抜きのためにお菓子や飲み物を買ってきてもいいし、他の人がどんな魚が釣れているかチェックするのもいい。

ちなみに、冬場に冷えてきたな、というタイミングで食べるカップラーメンは最高なので、ぜひ試してみてもらいたい。

午後12時30分:釣り再開

同行者も含めて、誰かしら釣れている人がいたら、その人をまねてみよう。ベテラン釣り師は頻繁に仕掛けやエサを変えていることに気づくはず。

初めての「海釣り施設(有料)」 【釣行前日~当日の流れを徹底解説】シロギスをゲット(提供:TSURINEWS編集部 小谷)

レンタル釣具だと工夫できることに限界はあるが、自分が釣れていないのに同じ仕掛けで魚が釣れている人がいたら、その人の動かし方をまねしてみるのも大切。そのちょっとした工夫が、釣果につながってくる。

午後4時30分:片付け開始

片付ける時間は、帰宅したい時間から逆算しよう。電車を使う場合は行き、帰りでほとんど時間は変わらないが、車を使う場合、帰るときは倍近い時間がかかることもある。「竿をしまえばおしまい」という感じではないので、余裕をもって純粋に片付けだけで30分かかるつもりで釣りをやめる時間を決めておこう。

逆に、閉園時間ギリギリまで釣りをしたい場合でも、同施設のようにレンタル釣具に時間制限がある場合は、施設のルールに従って返却が必要なので、その時間が釣りをやめる時間になる。持ってきた道具が濡れていたら、ビニール袋などに入れてからバッグへしまおう。

釣り道具をしまい終えたら、足元に落ちたゴミを拾い、エサや魚の体液で汚れた場所は水汲みバケツを使って洗い流そう。コマセと呼ばれるまきエサを使った場合は特に入念に流しておくこと。

釣り場で自身の出したゴミを回収することや、足元を洗い流すのは釣りをするときのマナーなので、これは必ず守ってほしい。

海水を使ったあとそのままにしておくと指先が荒れることもあるので、施設を出る前に手洗い場があれば石鹸で手洗いをしておこう。閉園時間は施設の外に出ておくべき時間なので、閉園時間30分前までには片付けを終えるようにしよう。

午後5時:釣り施設出発

慣れない早起きや、一日中外で竿を出していると、想像以上に疲れているはず。車の場合はいつも以上に休憩を取りながら帰ろう。

午後7時:帰宅

渋滞で予想以上に帰宅までに時間がかかって、もしクーラーの中の氷がすべて解けてしまっていたら、追加で氷を足しておこう。

問題なければ、とりあえずお風呂に直行してさっぱりしよう。海辺で釣りをしていると、肌がベタベタしたり、帽子をかぶっていても潮風で面白いくらい髪の毛がバリバリになっているはず。一日の疲れを癒そう。

午後8時:魚の下処理&調理開始

魚の下処理や捌き方は、分からなければYouTubeを見ながら処理するとビジュアル的に一番わかりやすいので、日中の釣れていない時間帯に予習しておくのもいい。

初めての「海釣り施設(有料)」 【釣行前日~当日の流れを徹底解説】カサゴの丸揚げ(提供:TSURINEWS編集部 小谷)

当日に食べたい場合は、丸揚げなど、できるだけ手間がかからない調理法を選ぼう。当日調理をする元気が残っていなければ、エラと内臓だけ抜いておいて、翌日以降にゆっくりさばいて料理するのもいい。

午後9時:釣魚グルメを堪能

1日の思い出に浸りながらアフターフィッシングを楽しもう。初めての場所で自分で釣った魚を食べる感動が得られるのはこの瞬間だけ。じっくりと味わって、食べるべし。

初めての「海釣り施設(有料)」 【釣行前日~当日の流れを徹底解説】シロギスの天ぷら(提供:TSURINEWS編集部 小谷)

午後10時:就寝

お腹もいっぱいになると急激に眠気が出てくるはず。疲れているのでぐっすり眠れること間違いなしだ!

<小谷/TSURINEWS編集部>

▼この釣り場について
本牧海づり施設
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