離島サバイバル釣行注意点3選 電気・水道・ガス無しで2泊3日を生き抜く
2022年05月07日 11:00
抜粋
前回の男女群島離島サバイバル釣行魅力3選に引き続きの記事。離島サバイバル釣行とは48時間以上に渡る完全インフラなしの釣行となるため決して気軽な釣行ではない。何せサバイバルというくらいだから大げさに言うと必ず全員が生きて帰って来なければならない。今回はそのために必要な装備や注意点があるのでそれらを紹介していく。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター石田一聖)


サバイバル釣行必携アイテム
3日も離島に滞在すればずっと天気が良いことは非常に稀。長期戦に必要な装備、食料や水はもちろん急な雨風に耐えれるだけの準備をしよう。まずは必須アイテムから紹介しよう。
テント
48時間以上岩の上にいるわけだが不眠不休で釣りをするわけではない。必ず休まなければならない時間がある。特に寒い冬はキャンプさながら寝袋に入って寝たい。
しかし離島では夜中に突然雨が降ることもしばしば。いくら雨予報でなかったとしても予報は予報。いつか雨に降られることはあるのでテントは必須。また海には刺されたら猛烈に痒みを伴うイソヌカカ(蚊)やネズミなどから身を守れるアイテムとして重宝する。
ロープ
足場が悪い磯などでは荷物が滑り落ちたりすることがよくある。荷物を磯に上げた直後なら船が発見し回収も可能だが、船が去った後に落としたとなるともう絶望でしかない。何せここは男女群島。携帯電話は一切使えないのだから。
筆者が見たケースでは釣りの準備前に斜面に置いたロッドケースを丸ごと落としたお客さんがいたこと。こんな離島まで来て釣り道具を海に落としては48時間以上ただ呆然と岩に座っているだけになる。
そういう足場の悪い磯に上がった場合は必ずハーケンの付いたロープを用意し、岩の隙間にハンマーで打ち込みロープで荷物どうしを括りつけて滑り落ちないようしておく。
ロープは様々な種類があるが、普通のクレモナロープやキャンプなどで使えるパラコードなどが良い。長さは10mほどあれば十分。どちらもホームセンターに1m/100円くらいで売っているので低コストでメリットが大きい。ハーケンは釣具店に置いている1000円くらいの物で十分だ。
必ずロープで結んでおこう(提供:TSURINEWSライター石田一聖)ついでにもう一点注意するべきは絶対に磯際で竿とリールをセットしないこと。手が滑ってリールだけを足元に落とし海の藻屑に。予備があるとはいえ非常に痛い出費になる。
筆者は釣り最中に岩に立てかけて置いた某メーカー最高峰のエクス○ンスという名前のシーバスロッドと組んだス○ラというリールを滑らせて海に落としたことがある。出費1○0,000円(泣)
水
やはり離島サバイバル釣行では水は必要以上に準備すること。水分補給は夏も冬も必須。釣りに集中し過ぎて水分補給を忘れてしまいがちになるので注意したい。
水は多めに持っていこう(提供:TSURINEWSライター石田一聖)また飲料以外の生活水としても必要な分も考慮したい。いくらサバイバルとはいえ手洗いや洗顔、歯磨きももちろん行うのでその分も必要だ。2泊3日の釣行では最低でも飲料水8L(ペットボトル4本)生活水4L(ペットボトルか水タンク)くらいが適量だ。余れば流して容器だけ持って帰れば良い。
荷物はコンパクトに
釣り場は急な悪天候で撤収の可能性もあるので、一仕事一片付けの要領で常に整理整頓を心がけること。
これまで筆者は何度も経験しているが釣り場でずっと天気が良いなどと好条件が続くのは非常に稀。急な時化などで緊急回収ということもあるので、10分以内に撤収出来るよう荷物をコンパクトにまとめておき、回収時は素早く行動出来る体制を常に心がけて他のお客さんに迷惑をかけないようしよう。
そのためには釣行の際、出来る限り荷物をコンパクトにし無駄な物は徹底的に排除しシンプルに。また一個あたりの荷物の重さにも配慮したい。たまに見かけるが一個が30kg超える様な荷物はご法度。
磯に渡る時や回収時に荷物の手渡しを仲間やポーターさんが手伝ってくれるが、いきなりそのような重さのバックを手渡すとケガをする恐れもあるので注意したい。
持参食料は適量に
食料は栄養が偏らないように準備。またフードロスにならないよう量もよく考えて準備すること。実は男女群島での釣行は2日目の夜と最終日の朝に船から弁当の配布サービスがある。
弁当とは言っても温かいご飯と漬物や佃煮のみだがこれが非常にありがたい。これを基準に準備を考えれば食料を適量にできる。おかずに缶詰などを用意しておくと良い。
また栄養バランスにも注意したい食物繊維などが手軽に取れるバナナや豆類、ドライフルーツなども用意しておきたい。菓子なども適量に。
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お酒は控えよう
また離島釣行でテンションが上がりすぎ、お酒を飲み過ぎて泥酔などは厳禁。釣りに来たのかお酒を飲みに来たのか分からない釣り人もしばしば見かけるが、撤収時に回収に向かうと竿を出したまま寝てて全く帰りの準備をしてないことも。
さらには頭から血を流してケガをしている人を見かけたことがあるが、その人は回収前の前夜、釣り場で飲み過ぎによる転倒で岩で頭を打ってそのまま気絶していたらしい。この男女群島で頭打って血を流しても病院はない。
こういったことは他のお客さんにも非常に迷惑なので絶対にやめてほしい。お酒は適量を。お酒は記録級の魚を釣った時の祝杯用くらいで。
離島サバイバル釣行ではまだまだ注意点がたくさんあるが以上が離島サバイバル釣行での特筆すべき3点。磯に渡ってしまえば単独行動だが、瀬渡し船は観光バスと同じ。多い時では40人くらいの釣り客との団体行動なので1人の迷惑行為が他全員の迷惑になりかねない。忘れ物、道具を落とす、ケガをする。一人ひとりが安全とマナーを守り楽しい釣行を心がけよう。
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<石田一聖/TSURINEWSライター>
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