常磐沖「小突きカレイ釣り」でナメタガレイ交じり五目釣り達成
2022年05月25日 11:00
抜粋
4月末、今期2度目の常磐小突きカレイ釣りに出かけてきました。当日はお魚のご機嫌がイマイチだったものの、ナメタガレイを含む五目釣りを達成した釣行をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)


常磐沖の小突きカレイ釣り
東京湾での2~3本の竿を準備した「置き竿中心」の釣り方とは対照的に、1本竿にて底を終始小突き続ける、いわゆる「攻め」の釣りが常磐スタイル。オモリは砂煙を巻き上げやすいよう、形状は釣鐘タイプが一般的(ナス型でも可)。
また、カレイは派手なものに興味を示すため、仕掛けはもちろん、オモリや天秤も専用の派手目なものが主流となっています。
仕掛けは独特(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)東京湾、常磐沖ともに肉厚のマコガレイが本命なのですが、近年、常磐沖ではムシガレイが多く釣れるようになり、マコガレイはもはや希少な存在。特に今期(2022年)は4月になっても乗合船がほぼ皆無といった状況。3月にかろうじて出してくれていた船も、4月にはヤリイカに切り替わってしまいました。
毎年この時期に常磐小突きカレイ釣りを楽しんでいる私としてもこんな状況は記憶にありません。今回はかろうじて私含む7名の釣り仲間と、別の5名のグループにて、半ば仕立て船に近い形にて出船する運びとなり、当日を迎えました。
タックルや仕掛け
竿は160~180cmの、オモリ負荷30~40で8:2調子のもの。基本一日手持ちで誘うので、リール含めて軽いものが理想。各メーカーから専用の竿が出ていますが、代用できるものとしてはフグやカワハギ竿。ただし、ウネリがある日は底を取ること自体が難しくなるため、予報によっては7:3のやや軟らかめを予備として持ち込むとより万全。
終始持ち竿が基本なので軽いものがベター(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)常磐カレイ釣りは基本「小突き命」なのですが、それ以前に底を取ることができなければ話になりません。
リールは小型両軸リールにPEライン2号を100m程度巻いたもの。カレイのポイントには良型のマダコもいるのであまり細いPE はおすすめできません(当日は2.5kg筆頭に3杯のマダコが浮上!)。
仕掛け
仕掛けは吹き流しの2~3本針でハリス3~4号、針14~15号と東京湾仕様より大きめが基本。以前はイシガレイ狙いでは派手目、マコガレイ狙いではシンプルなものとされていましたが、近年は派手目一択。わからなければ船宿での購入がおすすめです。
5t船に12名ということで、控えめな2本針を選択(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)エサはイソメ
エサは基本、船宿からアオイソメが支給され、これを5~6cmにカットし2~3本をチョン掛けにします。また、特エサとして岩イソメやアオヤギも有効。ちなみにこの日、私は途中24時間営業の釣具店に立ち寄って岩イソメを調達。結論から言うと、カレイよりもカナガシラに有効のようでした。
アオイソメ(左)と岩イソメ(右)(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)その他、活性が高いと針を飲み込まれてしまうケースが多発。針外しや予備のハリスを多めに持ち込むと重宝する他、タコも釣れることがあるので、タコ用ネットも念のため持ち込んでおくと安心です。
大洗のきよ丸に乗船
この日お世話になった船宿は大洗のきよ丸。船長、小突きカレイ釣りには思い入れが強いようで、朝から相当な気合が入っている様子。「最近はマコガレイ船中数匹なんだよ」「ムシガレイも30cm超えるとうめえんだけんどな~」って、準備しながら私たちに説明してくれました。
我々の幹事さんが「1枚釣れれば御の字ですよ」と話すも、「釣らせる側からしちゃ~そんなワケにはいかないっぺよ~」と頼もしい返答。これは一瞬たりとも小突きをサボれない状況です(笑)。
早々にナメタガレイ浮上
この日はだんだんと風が強くなる予報。しかしながら、何とか午前中はもってくれそう。とはいえ、準備を終えて大洗港を出港し真沖に向かうと……既にややウネリがある状況。一抹の不安がよぎります。
やがてポイントに到着。早速小突きを開始!すると、カレイっぽくなないもののアタリはあり、良型のトラギス(クラカケトラギス)が釣れだしました。カレイが好調ならリリースする魚なのですが、この日は渋そうな気配なのでとりあえずキープ。
その後はメゴチ、トラギスと天ぷらネタが続き、船中ムシガレイすらなかなか釣れない状況が続きます。このような状況の中、いきなり私の竿に何か大物らしきアタリ発生!途中、グングンと首を振っているような感触があったので、カレイであることを確信。ムシか、イシか、マコか!
まさかのナメタでした!(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)実は筆者、1か月前にも那珂湊から小突きカレイ釣りに出かけ、この時も40cmのナメタガレイをゲット。この海域ではめったに顔を見せない、しかもカレイの活性自体渋い中でのナメタガレイ確保は、もはや釣りの運を使い果たしてしまったといっても過言ではありません。
とはいえ、人間とは欲深い生き物。密かに「次はマツカワガレイ!」なんていう妄想を抱いて仕掛けを再投入していました(笑)
中盤以降はウネリ高く苦戦
ナメタガレイを釣って気分良くするも、後が続きません。しかも風は徐々に強くなっていき、ウネリも高くなってきました。そしてみなさん、小突きどころではなくなってきている様子。
それでも周りではポツポツとムシガレイやショウサイフグが釣れていて、よく見てみると、ほぼ3本針の最後尾に掛かっていることに気づきます。ちょっと判断が遅くなりましたが、私も「全長長く、うねりを吸収しやすい3本針」に交換。
カナガシラは嬉しいゲスト(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)残念ながらカレイを掛けることはできませんでしたが、この後、ハナダイとカナガシラ2匹を確保。最後にお隣さんとオマツリしてしまいましたが、何とかお土産にはなりました。
風が強まり早上がり
風が強まるにつれ、無線では知床の遊覧船事故の話が飛び交うようになってきました。雨はまだ降っていないし、今までなら確実に続行するレベルなのですが、船長、9時45分早上がりを決断。残念、ではなく、むしろナイス判断だと思います。マツカワガレイ、ではなくて、マコガレイは次回のお楽しみということで!
船宿によっては「フグは捨てちゃって」って言われるところもありますが、きよ丸ではきれいに捌いてくれるので、リリースせず、桶に入れておくようにします。
ショウサイフグはリリースしないで(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)ちなみに今期のショウサイフグは絶好調とのこと。白子の成長も今期は早いらしいので、フグフリークの方は常に釣果情報には注意しておくように!
最終釣果
ナメタガレイ(36cm)1匹、メゴチ(ネズミゴチ)1匹、クラカケトラギス2匹、ハナダイ(チダイ)1匹、カナガシラ2匹。その他、ムシガレイ船中0~5匹、マコガレイ船中1匹、イシガレイ船中1匹、マダコ船中3匹、等。凪ならもっと数を稼げたと思いますが、この状況で早上がりとあってはこれが精一杯でした。
5目釣り達成!(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)帰港後、船宿から早上がりのお詫びとして釜揚げシラスを頂いてしまいました。そしてこれが家族に大好評!激レアのナメタガレイには「ふ~ん」といった感じで目もくれず。沖釣り「あるある」の一コマですね(笑)。
お土産に釜揚げシラス(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)常磐沖の海の幸を堪能!
ナメタガレイは全く悩まず煮つけを選択。もう、この魚はこれ一択です。
トロトロです(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)意外と美味しかったのはメゴチ。メゴチにしては良型ということもあり、松葉おろしにして揚げてみました。食味は、身はしっかりしつつ、かつフワフワ。私の中で、小型のムシガレイよりランクは上!
小物は天ぷらに(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)シラス丼は絶対美味しい1品。我が家族にとっては、むしろ「早上がりで良かった」という結論でした。(笑)
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<尾崎大祐/TSURINEWSライター>
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