夫婦オニカサゴ釣行で42cm大オニ手中 船長の「鬼」アドバイスが奏功?
2022年06月11日 06:00
抜粋
オニカサゴを釣りに妻と沼津港にある船宿「城」へ釣行してきた。筆者は3匹、彼女は初挑戦ながらも船長の指導により大オニをゲット。とても楽しい一日となった。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター藤倉聡)


船宿「城」でオニカサゴ釣り
久し振りにオニカサゴを釣りに行きたいと思い昨年末に沼津港の船宿「城」に予約の電話を入れると「サバフグが凄いので出船を見合わせています」とのことだった。先月、同宿に電話して予約したが今度は前日に「人数が揃わなかったので出船不可(最低人数3名)」との連絡を受け断念。
オニカサゴ釣りの予定が二回連続で中止になってしまったが、今回同じく「城」に予約して釣行が確定した。
当日はベタナキ(作図:TSURINEWSライター藤倉聡)5月21日(土)。中潮。霧雨程度の雨が数分降ったが天気は概ね曇りで海はベタナギ。
タックル&仕掛け
鬼カサゴ釣りのタックルと仕掛けは図を参照にされたい。
タックル&仕掛け(作図:TSURINEWSライター藤倉聡)筆者は久し振りのオニカサゴ釣りということもあり気合を入れて仕掛けは自作することにした。オモリは船宿に予約の際100、120、150号を用意するようにと伝えられていたが、当日は船長の指示により終日120号のみの使用となった。
当日のエサ
船宿からはサバの切身とバルト海イワシが支給された。
バルト海イワシ(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)その他持ち込みのエサとしてはスーパーで購入したサバの身を削いで短冊状にカットした物やサケの皮、ホタルイカ、昨年釣って冷凍にしておいたマハゼも用意した。
冷凍マハゼ(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)いざ出船
妻の実家を車で出発して10分足らずで沼津港に到着。他の乗客と談笑しながら船を待つ。4時半ごろ船がやってきたので受付けを済ませ船に乗り込んだ。
左舷大ドモ(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)船べりに人数分のロッドキーパーが設置されており、筆者は左舷大ドモで妻はその横の胴の間に席を取った。席の間隔がかなりあり、教えながら釣るのは難しい状況だ。
釣り客は左舷3名、右舷2名の計5名で4時50分(定刻は5時)に出船。ポイントまではおよそ15分で到着。当日のポイントの水深は120~180m前後となった。
オニカサゴの釣り方
釣り開始が合図されたので妻にレクチャーを開始する。
まず針にサバの切身をチョン掛けにして仕掛けを投入。オモリが着底したら速やかに糸ふけを取る。底から50cmから1mオモリを切ってタナを取るが、その時の潮流を考え速ければ低め緩ければ高めにする。
たまに竿を持ち上げて誘ったり10m程巻き上げてオモリを底まで落とす所謂巻き落としも効果的。一番大切なことはマメなタナの取り直しだと説明し一連の流れをやってみせる。
船長の丁寧な指導に大助かり
筆者も席に戻り釣りを開始する。妻はオニカサゴ釣り初挑戦だが、それ以前に電動リールを使用した釣りも初めて。初心者丸出しの彼女に船長と若船長が丁寧に指導してくれて筆者は大助かり。
胴の間は船長からの指導が受けられやすくて彼女にとってはベストポジション。操舵室から仕掛けの投入やタナ取り、回収と一連の動きを指導されるが、彼女があまりにも不慣れなため仕舞には操舵室から出てきて教えてくれていた。
私はというと、潮が速くて手前マツリが続出したので二人とも仕掛けを3本針から2本針に変えることにした。
ファーストヒットはベタ底で
仕掛けが船下に流れて釣りづらい状態が続く。そこでこの状況を打破するべくオモリが着底したらタナを底から切らずに仕掛けが自然に浮いてくるのを待つことにした。するとしてやったり!コツコツとしたアタリが到来。大きく聞き上げると確かな手応えを感じる。
エサは船宿支給のサバの切身(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)電動リールを中速で巻き上げてくると綺麗な朱色の魚体が現れた。タモですくってもらい29cmの本命をゲット。久し振りの対面に感無量。
妻が42.5cm大オニをゲット
この状況だと初挑戦の妻には難しいかなと思って見てみると、彼女が電動リールを巻いている。どうやら船の反対側の方とお祭りをしているようだ。相手方に糸を緩めてもらいリールを巻き続けると、なんと海面に大きな魚体の本命が現れた。
タモで取り込んで貰って無事にゲット。船長は「大オニだ!」と言って大興奮。魚は彼女の仕掛けに掛かっており計測すると42.5cm。
大オニ浮上(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)これぞ!ビギナーズラック。筆者は驚きながらも今からおよそ10年前、自分も同宿からオニカサゴ釣りをデビューした時に40cmの本命を釣り上げたのを思い出す。
船上は大盛り上がりで妻は魚を持って操舵室の前に案内されて記念写真を写してもらい、すごく嬉しそうだ。
筆者は自作の仕掛けで大オニが釣れ上がったことと、オニカサゴの刺身で冷酒が飲めると思うと最高の気分になった。
本命追加でサイズアップも
ポイント移動を告げられると今度のポイントは先程と違い潮は緩やかなのでタナを1mとした。すると釣れたのは23cmの本命。こちらは上針に付けたサケの皮に食いついてきた。
本命確保(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)妻の様子を見に行った後に席に戻ろうとすると、タナ1mにして置き竿にしておいた竿にアタリがあるのを発見。今回も聞き合せを大きく入れて電動リールを中速で巻くと先程の2匹よりも大きい32cmの本命をゲット。エサは前述した持ち込みのサバの切身。
10時に沖上がり
10時に沖上がり。帰りも港まで15分であっという間に帰港。この時間に港に戻れると一日が長く使えて得した気分になって嬉しい。
当日の釣果は筆者がオニカサゴ3匹(23~32cm)に、妻がオニカサゴ1匹(42.5cm)だった
マメなタナ取りが奏功
筆者はマメなタナ取りと潮流によって臨機応変にタナの位置を変えたことが功を成したと思う。
エサに関しては今回釣れた3匹すべてが別の種類のエサにヒットしたが、たまたま魚がいるポイントに入っただけの可能性もあり因果関係は不明。しかし複数のエサを用意するに越したことは無さそうだ。
船長の的確なアドバイス
船長のアドバイスを忠実に守ったのが妻の釣果へ繋がった。
船長は終日ユーモアを交えながらも「そんな遠くじゃなく手前で(糸)フケをとる(底立ちの取り方)」「来年になっても釣れないよ(タナがあっていない)」「全然ダメ」など彼女へダメ出しも連発していたが、それが彼女にとって大オニを釣り上げた以上にとても楽しい思い出になったようだ。
実家に戻り「激楽しかった。オニカサゴ最高。『城』最高!」と雄叫びを上げていた。筆者も同感。
アットホームな船宿と沼津の海に感謝。次回の釣行では筆者も40cm以上のオニカサゴを最低1匹は釣り上げたい。
アフターフィッシングで刺身を堪能
釣った魚は、今回もマックスバリュ沼津南店内にある「山正鮮魚部」へ持ち込んで、刺身などにして貰った。釣りで疲れた後にこのようなお店があるのは本当に助かる。
当日は身と肝を刺身にして、胃は湯がいてポン酢で味わった。
刺身を堪能(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)後日、塩焼き、あら汁、あら煮などにもしたが全てが極上の美味さで酒がすすんだ。
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<藤倉聡/TSURINEWSライター>
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