オフショアジギング入門にかかるお金は? 高コスパのタックルも紹介
2022年06月24日 11:30
抜粋
船からメタルジグを使って様々な魚を狙えるオフショアジギング。ブリやヒラマサ等、大型の魚とパワフルなファイトが楽しめるため、一度経験すると病み付きになるのが魅力です。今回は、青物をメインとしたオフショアジギングについて、初心者の方にわかりやすく解説していきます。また、気になる入門タックルの選び方や価格についても紹介するので、参考にしてみてください。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター檜垣修平)


オフショアジギングとは
オフショアジギングは、メタルジグを船やボートから落とし込み、上下させて魚を誘う釣り方です。堤防や港といった陸での釣りは、ルアーを遠投して巻いてきますが、オフショアジギングでは船下を探る縦の釣りが中心となります。
沖釣りなら大物ゲットのチャンスも高まる(提供:総合学園ヒューマンアカデミー福岡校 フィッシングカレッジソルトウォーター専攻 1年永井道弥)ショアジギングでは魚が回遊してこない限り釣れませんが、船では魚の反応があるポイントで必ず釣りをするので、より釣果を上げやすく、水深のある場所を狙えるため大物にも出会いやすいのがメリットです。
ジグの重さで呼び名が変わる
ジギングに使うメタルジグは、ラインナップされている重量の幅広さが特徴です。そして、通常のジギングより軽いジグを使う時は、ライトジギングやスーパーライトジギング等、呼び名が変わります。
また、対象魚も違いライトジギングでは中型青物やシーバス、スーパーライトジギングでは根魚や小型青物がメインターゲットです。
今さら聞けない『SLJ(スーパーライトジギング)』のキホンを解説 - TSURINEWS |
オフショアジギングで釣れる魚
オフショアジギングでは、様々な魚種が釣れます。中でもメインターゲットとして挙げられるのは青物。青物にはヒラマサやブリ、カンパチなどがおり、強烈な引きが楽しめる人気の対象魚です。
ブリ族は定番ターゲット(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤新治)他にも真鯛、マグロ、太刀魚、根魚といった美味しい魚を狙えます。
オフショアジギングのタックル
オフショアジギングをする際に必要なタックルと、選び方を紹介していきます。
ジギングタックル例(作図:TSURINEWS編集部)オフショアジギングのロッド
オフショアジギングで使うロッドは、一般的に5.5ftから6.5ftまでの長さを使用します。対象魚や釣り方により変わりますが、最初は幅広いシチュエーションで活躍する6ftがおすすめです。また、ロッドの硬さや弾性にも気を使う必要があります。
オフショアジギングでは重たいジグを使うので、硬さはMHかHが最適です。弾性は、初心者のうちはそれほど気にしなくてもいいですが、ローレスポンスタイプが扱いやすくおすすめになります。
オフショアジギングのリール
オフショアジギングで使うリールには、スピニングリールとベイトリールがあり、それぞれ違う特徴を持っています。
スピニングリールは、フォールスピードが速く着底までの時間が短縮できる利点があります。ドラグ性能もベイトリールより高く、突然大物がかかってもラインを放出して衝撃を逃すことが可能です。時期によってはナブラにキャストする場面もあり、そのような状況ではスピニングが非常に有利です。また、幅広い釣りに対応できるため、他の釣りも視野に入れている人におすすめのリールになります。
「スピニングリール」のキホン ノーマルギアとハイギアの長所短所 - TSURINEWS |
ベイトリールは、ベールを返さなくていい分レスポンスが良く、フォール中のアタリにもすぐ反応できるメリットがあります。バックラッシュをするリスクはありますが、オフショアジギングで有利な機能が多く、初心者の方はベイトリールがおすすめです。
「船釣り」超入門 基本でもありマナーでもある【サミングを徹底解説】 - TSURINEWS |
オフショアジギングのライン
オフショアジギングでは、メインラインとしてPEラインを使用します。PEラインはほとんど伸びないため、感度が非常に高く水深のある場所でも魚のアタリを正確に捉えることが可能です。さらに、強度が高く大型の魚とファイトをしても問題ありません。しかし、海底には岩礁が並んでおり、摩擦に弱いPEラインでは根擦れで切れる可能性があります。
そこで必要になるのが、PEラインの弱点を補うためのショックリーダー。オフショアジギングではPEラインとショックリーダーの組み合わせが基本になります。PEラインの号数は船宿からの指定がある場合も多いですが、中~大型青物がターゲットなら2~4号程度が目安です。ショックリーダーはPEラインの号数×4倍ほどを使用します。
ジギングに必需品の『PEライン』の種類と選び方 4本組の長所とは? - TSURINEWS |
『PEライン』がジギングに必需品のワケ 伸び率・強度・比重を考察 - TSURINEWS |
オフショアジギングで使うジグ
オフショアジギングで使うジグは、ロングタイプのジグがメインになります。細長い形状のため潮の抵抗を受けにくく、幅広いアクションやフォールパターンに対応可能です。
しかし、地域や時期によってフラット系のジグや巻きを得意としたジグが効くパターンもあります。船長に聞いてみたりネットで調べたりする等、事前に確認しておきましょう。
陸っぱりの道具は使えない?
陸から行うショアジギング用などのルアーロッドは、遠くに飛ばして釣りをするキャスティングを想定しています。そのため、ロッドの長さは9ft台前後と長めです。オフショアジギングは、ロッドが長いと取り回しが悪く、特に乗合船では周りの迷惑にもなるためおすすめできません。また、使用するルアーの重さも違うので、できるだけオフショアジギング専用のロッドを使うのがおすすめです。
一方でリールは、共通している部分も多く比較的流用しやすいと言えます。番手はどちらも同じくらいのモデルを使うため、糸巻き量は問題ありません。ギア比に関しては少し違いが出ます。ショアジギングは素早く巻き取るためハイギアを使用。対して、オフショアジギングは巻き上げパワーが必要なのでノーマルギアが適しています。
また、オフショアジギング用のリールには、初心者でも使いやすいよう便利な機能が付いているモデルも多いです。そのため、流用はできますが、専用のリールの方がストレスなく釣りができるのでおすすめになります。
安いタックルはいくら?
タックルを揃える際に気になるのが予算面。オフショアジギングでは、ロッド、リール、ライン、ジグが最低限必要になります。トラブルが起こりにくいことを前提に揃えると、合わせて35,000円から40,000円程度。
ここでは、できるだけ安く始められるために、コスパが良く大型の青物を相手にしても耐えられるタックルを紹介します。
オススメのロッド
安いロッドで最初に挙がるのは、コストパフォーマンスの高さで人気のメジャークラフト・ソルパラジギングMH。1万円を切る価格帯ながら、大型青物にも負けないロッドパワーを誇ります。さらに、ジグの操作性も高いため、初心者の方でも安心して使えるのが魅力です。もう少し予算を抑えたいなら、プロマリンのクロノスター602Hもおすすめです。適合ルアーウェイトが300gまで対応で、幅広いターゲットに対応。PEラインも4号まで巻けるので、オフショアジギングに最適です。
オススメのリール
リールは負荷がかかりやすいため、剛性やドラグ性能の高いモデルがおすすめ。
スピニングリールならダイワBG4500が、値段も安く高い剛性を有しています。ドラグの放出を滑らかにするATD機能も付いており、コストパフォーマンスの高い1台です。ベイトリールでは、1万円台で購入でき性能も申し分ない、シマノ・グラップラーBBが入門機として適しています。軽量で高い耐久力を持ち、巻き上げの力も強く中型の青物までならファイトが楽しめます。
オススメのライン
ラインは魚を釣る時の生命線になるため、余裕があるならVARIVAS マックスパワーPE X8がおすすめ。強度と耐久性の高さがあり、長期間安定した性能を発揮してくれます。
コストパフォーマンスの高さなら、クレハ シーガーPE X8がおすすめです。青物相手でも対応できる強度だけでなく、色でどれだけラインを放出したかわかるピッチマーキングを採用。初心者でも水深が把握しやすくなっています。
ハイエンドモデルとの違い
ハイエンドモデルは、安いモデルのタックルと違い軽くできており、長時間釣りをしても疲れにくいのが特徴です。また、ロッドでは感度の高さ、リールでは耐久性やドラグの性能といった部分で差が出ます。
レンタルがある船宿も
船宿によっては、タックルを有料でレンタルしているところもあります。値段も手頃でメンテナンスもしてくれているので、最初はレンタルをして感じをつかむのもおすすめです。
基本の釣り方
オフショアジギングの基本は、バーチカルジギングと呼ばれる縦方向の釣りです。まず、船下にメタルジグを投入してボトムまで落とし込みます。着底後、ロッドを上にあげながらリールのハンドルを半回転。次にロッドを下げながらハンドルを半回転させます。
青物とのやり取りは格別(撮影:TSURINEWS関西編集部 中西)この動作を1セットとして、船長の指示したタナ(水深)まで繰り返すのが基本となる釣り方です。
オフショアジギングのコツ
オフショアジギングを始めたばかりの頃は、釣果があがりにくく苦戦すると思います。そんな時、少しでも釣果アップを目指すためのコツを紹介するので参考にしてください。
食わせの間を意識
ジギングというと、どうしてもジグを動かし続けるイメージがあります。しかし、バイトはジャークの間にあるフォール時に起こることが多いです。特に青物狙いで有効で、何度かジャークを繰り返した後フォールを長めにとったりフォール時間に緩急をつけたりと、アクションに変化をつけてみましょう。
ベイトによるジグの使い分け
釣りの基本とされるマッチザベイトは、オフショアジギングでも重要な要素です。ターゲットがどんなベイトを狙っているのかを調べ、サイズを合わせることで釣果は飛躍的に伸びます。例えば青物がイワシやタチウオを捕食している場合、イワシならシルエットの小さいタイプを、タチウオならスリムタイプのメタルジグを使用すると釣果アップが期待できます。
ベイトによってジグを使い分ける(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)ベイトの情報は季節や狙うポイントで変わってくるので船長に聞くのが早いですが、周りで釣れている人のジグに合わせるのもいいでしょう。
今さら聞けない青物ジギングのキホン ジグの形状別の特徴と使い分け術 - TSURINEWS |
100均『メタルジグ』をカスタムする方法 【4つの必要アイテムと手順】 - TSURINEWS |
100均と釣具メーカーの「ルアーケース」徹底比較 開閉部は要チェック? - TSURINEWS |
<TSURINEWS編集部>
The post オフショアジギング入門にかかるお金は? 高コスパのタックルも紹介 first appeared on TSURINEWS.














