乗っ込み期のコマセマダイ釣行で本命12枚 浅場ならではの強引を堪能
2022年06月24日 16:00
抜粋
新潟県上越の地は有数の漁場が存在し、最盛期は日本全国からマダイファンが訪れる。1年の中で最も熱い短い季節がやってくる。今回は春の風物詩・乗っ込みマダイについて実際の釣果を交えながら記述していきたいと思う。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター藤岡和貴)


安盛丸にてコマセマダイ釣り
釣行日は5月18日(水)遊漁船の安盛丸にてコマセマダイをチャレンジしていく。普段から私がお世話になっている遊漁船であり、年間を通じてコマセマダイを楽しんでいる私にとっても、心躍る「乗っ込みマダイ」の季節の訪れである。
安盛丸
名立漁港にて遊漁船をおこなっており、四季折々の魚を追い求めている。通年はコマセマダイを中心としているが、時期に応じて日本海特有のイシナギ釣りや電気ブリなどのパワフルな大型ターゲットから深海のマダラなど、近海の五目にいたるまで幅広く対応している。また30年以上の漁師経験を兼ね備えた長年の経験と知識は他の遊漁船にはない強みでもある。
船からの景色(提供:TSURINEWSライター藤岡和貴)上越の「乗っ込み」マダイ
上越周辺の「乗っ込み」期は5月のゴールデンウィーク明け10日前後から例年始まる。しかしながら例年は温暖化の影響で年々、「乗っ込み」期は早まっている。本年度は天候にも恵まれゴールデンゴールデンウィーク真っ只中の1日から直江津沖周辺で始まる。
乗っ込みポイント
乗っ込みマダイは浅瀬にて始まる。直江津沖周辺はマダイの産卵に適した砂地が続いており好ポイントとされる。また工業地帯も近く海水温が外海に比べて高い。さらに河川も多く、周辺の山々からの雪解け水は良質な栄養分を含みプランクトンの活性を高める。このような理由から直江津沖周辺はマダイの産卵に適した環境が整っていることから魚影が濃いのだ。
当日の状況と作戦
今回、乗船する安盛丸は名立漁港の遊漁船である。好ポイントとされる直江津沖から離れており30分の時間的なタイムロスはある。しかしながら本日、水曜日は直江津周辺の遊漁船が全船お休みのため直江津沖好ポイントに容易に入りやすいのだ。場合によってはマダイ釣りの独壇場になる可能性も秘めている。
当日の潮は中潮。晴天に恵まれ、まるでプールのように穏やかな海だった。友人での貸し切りのため直江津沖までの時間は釣り談義に花が咲いた。
直江津沖のポイント(提供:TSURINEWSライター藤岡和貴)今回の作戦
連日、直江津沖乗っ込みマダイは好調でマダイの浮きが高く、高活性である事が考えられる。本来であれば仕掛けを軽く自然に流した方が正解だと思うが、私は誘いと落とし込みでマダイを釣りたい性分がある。そのための私の作戦はこれだ!リールのドラグを緩めながら自然な落とし込み繰り返していく。
これが私の通年のマダイの釣り方だ。ドラグからイトを引っ張り少しずつ落とし込む方法より海況を活かした方法はごく自然なアプローチができるからだ。また、マダイに対し目立つように、エサはオキアミの2匹掛けで行った。使用したケン付きマダイはエサズレ防止が付いているため、誘いや落とし込みの釣法に最適だ。
愛用のハリ(提供:TSURINEWSライター藤岡和貴)ひと流し目から良型マダイ
効果的な誘いが功を奏し、ひと流し目から良型のマダイが掛かる。やはり乗っ込みマダイは面白い。理由は高活性で浮いているマダイの層は高く、指示ダナが浅いためマダイの力強さをダイレクトに感じることができるからだ。
マダイと人とのハリス1本のやり取りはまさに心理戦だ。押しての引いての繰り返しが続く。誰かが言ったか「釣りと恋の駆け引きは面白い」と。まさに言葉通りの瞬間だ。
良型マダイ登場(提供:TSURINEWSライター藤岡和貴)最終釣果
今回は終始、マダイと心理戦を繰り返し十分な釣果を得ることができた。結果は12匹。本日のサオ頭となることができた。どれも美しいマダイばかりだった。乗っ込みマダイは産卵にむけ浅場にやってくるため産卵のため体力を消耗し、そして日焼けで黒くなるイメージが強い。
しかしながら、今回のマダイを見るからに産卵にむけて最も活力がある新群れであることがわかる。食べてうまい!釣って面白いそんなマダイばかりだった。友人にも嬉しい笑みがこぼれる。
マダイ12匹をキャッチ(提供:TSURINEWSライター藤岡和貴)今後の展望
釣り人を魅了するこの季節は決して長くはないが、6月いっぱいは連日「乗っ込みマダイ」を狙える可能性は高い。比較的に手軽にマダイを狙えるチャンスはそうそうない。是非ともチャレンジしていただきたい。
しかしながら、通年こうも釣れるとは限らない。今回大漁だったからといって過信せず、日々その状況下で試行錯誤する必要がある。今回の作戦もその中のひとつの引き出しでしかない。ハリスの太さ。長さ。ハリの大きさなど季節に応じた対応が必要だと私は考える。簡単ではあるが釣果報告といて今回は締めとしたい。
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<藤岡和貴/TSURINEWSライター>
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