解禁直後の匹見川でアユ友釣り 渇水と低水温に苦戦も移動重ね拾い釣り
2022年06月27日 11:30
抜粋
5月28日、高津川水系が例年より少し早いアユ解禁となり、さっそく匹見川へ釣行してきた。釣行当日は、減水に低水温に苦戦しながらも、移動重ねて拾い釣りとなった。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・藤本繁樹)
匹見川でアユ友釣り
5月28日、私のホームグラウンドの一つの高津川水系が例年より少し早いアユ解禁となり匹見川へ釣行した。
ポイントはいつも解禁を迎える匹見川の通称『街中』の紙祖川との出合い付近。
当日の仕掛け
昨年と違い、まとまった雨がなく30cm近くの減水。しかも低水温の中、解禁時刻の午前5時のサイレンと同時にスタート。
良型も顔見せ
久しぶりに仕掛けにオトリアユをセットして送り出し。すぐに目印がぶっ飛び16cmの真っ黄ンキンにニンマリ。しかし、それからはピクリともせず時が流れる。低水温なので日が差す時間帯まで我慢の釣りに徹した。
1時間近く沈黙が続き、やっとの2尾目……と思いきや口掛がりで空中分解。それが2連続し、ハリスの長さを長めにしてやっと17cmとまずまずの型が甘い香りとともにタモへ。
そうこうしているうちに陽光が差してきて徐々に水温も上がってきて、アユたちの活性も上昇。天然そ上と思われる小型を含めてぽつぽつと循環の釣りが回り始めた。
移動重ねて拾い釣り
しかしながら渇水状態、野アユが着くポイントが少ないので長続きはせず足で稼ぐ作戦に。
5.5mの短竿に切り替えて支流の紙祖川の瀬の中を拾い釣りし、5尾追加。そして入川ポイントの上流にあるチャラ瀬で泳がせ釣りするもチビばかり。
続いて紙祖川が合流するトロ場で良型を数尾追加して午後3時、早めの納竿とした。
情報では高津川本流の柿木方面が午前中に40尾以上の釣り人も多かったみたいだが、やはり渇水で苦労した様子だった。
まだ解禁したばかりだが、恵みの雨が降れば大いに楽しませてくれることだろう。
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<週刊つりニュース西部版APC・藤本繁樹/TSURINEWS編>
高津川漁協
遊漁料:日釣り券3100円、年券1万2400円