乗り乗りで8連釣!真鶴沖のマルイカ活況

2022年06月27日 11:00

[FISHING JAPAN]

抜粋

乗り乗りで8連釣!真鶴沖のマルイカ活況

関東甲信越地方が平年より遅く梅雨入りした6月中旬、相模湾小田原早川港のおおもり丸へマルイカ狙いで釣行。
 
雨予報のためか集まった釣り人は5名。

右ミヨシで投入器にスッテをセットし、準備が整ったところで6時前に出船となる。

ゆっくり南下して真鶴沖へ向かうと灰色の厚い雲から落ちてくる雨粒は大きく、肌寒い。
 
20分ほど走ったところで船はスローダウン。

しばらく探索してから、「はいどうぞ、水深27mです」との合図でスタート。
 
直結仕掛けを投入、着底後、糸フケを取って竿先を注視するも期待に反してアタリなし。
 
数回の流し変えで待ちに待ったかすかなモタレに即合わせ。

胴長17㎝のマルイカを取り込んだ。

掛かっていたのは上から3番目のレインボーカラーのスッテ。
 
流し変えのたびにポツポツと釣れ上がり、足元のオケに10杯のイカが泳ぐころから空の流しが増えてきた。

当たりカラーは抹茶

57mダチへ移動してすぐに巻き上げた隣の方にムギイカ。

抹茶のスッテに乗っており、その後も同じスッテで立て続けに掛けている。
 
すぐにタックルバッグから抹茶のスッテを取り出してセットすると、こちらはマルイカをキャッチ。

これが本日の当たりスッテで、最後まで活躍することとなる。

「上げてください」のアナウンスで15分ほど移動し、水深26m前後で再開。
 
左舷ではムギイカの3点掛けやマルイカの2点掛けで賑わっているが、右舷は沈黙の流しが数回続く。
 
諦めずにタタキから2~3秒待ち、シャクリ。

それを数回繰り返して巻き落とし。

これをセットにして、タタキのリズムやシャクリのタイミングを変えてみたりと、あれこれ試しているとやっと手元に重さが伝わり竿先が曲がった。
 
ここで気分を変えようとスッテをチェンジ、一番上にネオンを配置すると胴長15㎝ほどのムギイカをキャッチ。
 
なんとか1流し1杯のペースで釣れ始めたがそれも長くは続かず、乗りが遠のいてクルージングが始まった。

本降りだった雨もやみ、雲のすき間から青空がのぞくと気温は急上昇。

遠くに泳ぐイルカの群れを目で追いながら、「このまま終了かなぁ・・・」などと考えていると船はスローダウン。

25mダチで投入の合図があり、本日初の着乗りでマルイカをキャッチ。

すぐに再投入してもう1杯。

活性が上がってきたのだろうか。
 
次の流しでは、「先ほどまでの群れとは違うかもしれません」と船長。
 
期待して投入すると迷いなくスッテに抱きつくヤル気のある乗りっぷり。

スローな聞き上げでややモタレる小さなアタリを取ってバッチリ掛かると本当に楽しい。

連釣で釣果アップ

多点掛けはないもののノリノリの8連チャンで今日のハイライト。

気がつけば20分ほど流しっぱなしだった。
 
流し変えての投入ではタタキ→止め→合わせで小型のマルイカが上がる。

「これで揚がります」のアナウンスと同時にズシッと乗りがあり、最後に良型を追釣して14時に沖揚がり。
 
釣果は15~28㎝を8~47杯、ムギイカ1~2割交じり。

私は2番手の30杯。
 
今回楽しみにしていたのはムギ&マルイカのイカ飯。

さっそく作ってみるとあっという間に完食! 

またすぐに釣行しなくては。

釣り人の写真

当日のマルイカ仕掛け

仕掛けの図

ダイワ(DAIWA) 船竿 メタリア マルイカ MH-150・V 釣り竿

シマノ(SHIMANO) 船・手巻リール 両軸 18 ベイゲーム 150DH(右) カワハギ マルイカ タコエギ ヒラメ タチウオ タイラバ ジギング

シマノ(SHIMANO) PEライン ピットブル 4本編み 150m 0.6号 ライムグリーン 12.5lb PL-M54R 釣り糸

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隔週刊つり情報(2021年7月15日号)※無断複製・転載禁止

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