3日間の投げキス釣行で20cm頭に本命27匹 シーズン本番に期待大
2022年06月27日 16:45
抜粋
家の近くの堤防でキスが釣れているとの情報が入ったため、砂虫を使いキス釣りに。合計3日間行ったその様子をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター三谷文雄)
当日使用した仕掛け
仕掛けは「ライトショット投げキス瞬速7号」をセレクト。
天秤は「ビームキャスト10号」。
キス釣りの針
余談だがキス釣りには大きく3種類の針の形状がある。キス釣りで定番でバランスの取れた形状である「流線形」。名前の通り数釣りが重視される競技で使用される「競技」。こちらは手返し重視の針だ。そして、吸い込みやすさを重視した形状の「早掛け」。今回は早掛けを使用した。エサは砂虫で釣行スタート。
初日から17cm本命ゲット
5月20日昼頃から2時間ほど時間が空いたため、キス釣りへ。入った場所は砂地が続いているポイント。釣り人は数人おり。ポツポツと釣れている様子。仕掛を準備して開始。エサは匂いを出すために砂虫を半分に切って使用。グーグルマップで確認してカケアガリを狙ってキャスト。糸ふけを取りゆっくり竿でさびいてアタリを取っていく。いきなりゴンとアタリが。最初の魚はキス。
毎投必ず何かしらのアタリがある。コツコツコツと竿先にアタリがあるが乗らない。アタリが出た場所でステイさせるとニロギ。
体がヌメヌメしている。高知県ではぬめりがあるまま味噌汁に入れたりして食べられている魚である。
他で釣れてくるのはゲストのメゴチ、チャリコ。
広範囲に探っていると一気に竿先をひったくるようなアタリで17cmほどのキスを追加。初日の最終釣果は17cm頭にキス8匹だった。
2日目は渋い結果に
5月27日、連勤が続いておりストレス発散のために仕事前の2時間だけ釣行。仕掛は前回同様のものを使用。天候は晴れ。10g前後のジグを早巻でワカナやネイリを釣っている人がおり魚っ気はある。
前回とほぼ同じポイントに投げて探ってみるものの本命のキスのアタリは少ない。ただゲストのメゴチは絶好調に釣れる。メゴチが釣れた時に早巻で回収しているとワカナが果敢にアタックしてくる。ジグを持ってくればよかったと後悔。結局この日はピンギス2匹という残念な結果に終わってしまった。
3日目はまず小型青物を確保
5月30日、天候は雨。前日の夜から朝までエギングをして撃沈。手ぶらで帰ると妻に怒られるため、ジグでワカナとネイリを釣って一度帰宅。妻に釣ってきた魚で朝ごはんとして塩焼きを作ってあげたら上機嫌。
これはもう一度釣りに行けると確信した。しかし睡魔に襲われて1時間ほど仮眠。その後少しだけキス釣りに出かけた。いつもの場所に入るとキス釣りをしている人は雨でも私を含めて3人。ポツポツと釣れている様子。朝釣ったネイリやワカナは見えないぐらい濁ってしまっていた。仕掛けを準備して開始。
本命キス連発
いつも通り70mほど投げてゆっくりさびいてくると大きなアタリが。上がって来たのは19cmのキス。幸先が良い。
その後連発。雨がさらに強くなった。周りを見ると私一人に。しかし釣れるので止められない。最後に大きめの餌を付けてキャスト。竿先に大きなアタリが。20cmのキスを釣り上げて納竿。
最終的に20cm頭にキス17匹の釣果となった。キスは天ぷらにしていただいた。釣れたてのものは身がほくほくでおいしかった。
今年は当たり年か
アジの泳がせで大きいマゴチやブリを釣っている人もいた。キスだけでなくいろいろな魚が回ってきているので、色々な釣りに対応できるように仕掛や竿は多めに持ってきておくといい。
今年はネイリ、ワカナが大量に港に回ってきてる話を聞く。軽めのジグなどを持っていけばキスだけでないお土産が手に入るのでぜひ釣り場に持って行ってもらいたい。
キスは日によってムラはあるものの、サイズや数は良くなってきている。シーズン序盤でありながらも20cmのキスが釣れている。終盤になったら尺キスが狙えるようになると思う。キス釣りの魅力はいきなり来る引きである。初心者の方でもファミリーでも楽しめるのでぜひ一度釣りに行ってみてはどうだろう。
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<三谷文雄/TSURINEWSライター>
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